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zoom RSS 一緒に「音楽」やろうぜっ!

<<   作成日時 : 2017/10/30 13:11   >>

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先週日曜日、俺のいる あまおけ 本番を直撃した
超大型台風21号、ってホントすごかったのな、
しかも同日の総選挙で、結局敵失から
与党が雪崩を打ったかのごとき大勝をした、
という実感が実はぜーんぜんないまま、
この1週間、ただただ空虚に過ごしてしまった今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先週もちと備忘しましたが。
今回の あまおけ の定期公演の舞台裏、
1年以上にわたって、すったもんだの連発、
おかげで、本番が終わった後は
ただただ、ひたすら チカレタビー(死語) 状態で
ホール近くの打ち上げ会場で
なぜか1人ぽつねんと呑み食いしてましたが・・・

実は同時刻、そのお店のすぐ隣の植物園では
台風のせいで100本ほど、樹木が折れたり
根こそぎやられたり、だったのだ、とか?
うへー?

しかも気分が優れないままに
帰宅はしてみたものの。
「そういうこともあろうかと思って」(真田士郎)
翌日、しっかり仕事をさぼり、いやいや、お休み頂いてたので、
ぐーっすり寝てしまっていましたが。

何やら夢枕で「ソレソシレ〜♪」(モーツアルト?)
が連呼しているような・・・

翌朝気がつけば、なんと、近くの一級河川が
氾濫基準値を超えた、避難準備をせよ、という
エリアメールだったようで・・・
(それが午前2:30頃)・・・

うーん。ホント、結局ここはなーんもなかったですが。

21号では、やはり被害に遭われた土地・人も
沢山おられたようですね。
被災された皆様には心からのお悔やみを。
そして早く元の生活が戻りますように。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういう人々に、心のこもった音楽、
てのは本当に力のあるものだ、
上辺だけで自己満足している人の音楽は
なんら心に訴えない、
ということを思いつつ・・・

本番(とそれに至るまで)の余りにあまりな・・・
のために?

ではないのですが。
いや、結果素晴らしい効果が俺にはあったのですが!

うちの あまおけ の本番の「翌日」!
同じ会場での 外タレオケ演奏会 があったので
行ってきました!

今日はその備忘!

行ってきたのはこれ!

佐渡裕/ケルン放送交響楽団 日本ツアー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実は・・・この演奏会。
本番翌日でぶっ倒れてるだろなー、
それに ¥ もそこそこするしー、
でも聞ければ聞きたいけど、
やっぱなー・・・

って悩んでたんですよね。
ところが。
きっと前日の演奏会とその準備の惨さを
神様は見て下さってたんだろな。

なんと!知人経由で「ロハ券」を頂ける事になって!
しかも「S席」!!!!!!!

なんとかに一輪の花!

最初は疲れてるし、カミさんも仕事だろうし・・・
って思ってお断りしてたのですが。

直前になって、カミさんに聞くと
「その日、仕事オフになったし、
疲れてなかったら行かへん?」

ということで。
大慌てで「やっぱ、あのチケット、ちょーだい!」
ってな、都合のいい話だったんですねー。

いや〜、やっぱ、ネットワークって大切だわね。
まあ、ウチのオケにも、ネットワークは持ってる、
って「ご自慢」される方はおられるようですが。
そういう人達に限って、なぜかいつも上から目線
「それくらい知ってるのよ」って態度・・・

でも往々にして話を聞くと、「なーんだ、その程度なの?」
ってヲチがつくことが・・・

ま、そんな人は相手にせずにいるのが「大吉」ってことで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、まず率直に「どうしよー?」って思ったのが。
オケがケルン放送交響楽団、ってのが、ね。
聞いてみたいけれど、疲れを押してまで・・・
という印象が(これ、全然間違いだった、俺のバカ!、って
終演後思いました!)。

今は WDR交響楽団 って言うんですって?
記憶が確かなら・・・

ドイツの放送局、ってなんか整理された?整備された?
で、局名が色々変わって。

ケルンも、それまでケルン放送局だったのが、WDR放送局になって、
だから一時オフィシャルにWDR放送交響楽団(ケルン響)、って
なってた気がするのですが・・・

それだと全然無縁な、無関係なオケ?と思ってて。
実際、それと知らずにいましたし。
たしか以前の来日時はWDR放送交響楽団(ケルン)とかいう表記だった?
だから気がついてなかった?(いや、これは言い訳やね・・・)

ともあれ。

若杉弘の時代から、新興放送オケだから機能性は抜群だけど、
とてもジャーマンなサウンドを持ってるオケ、ってイメージだったんですよね。

そういや、フランクフルト放送交響楽団、ってのもあったなぁ。
ここも、名前変わってなかったっけ?
ここは、あったかみのあるサウンド、という印象で。
実際聞いたこともあったし。

だから、最近のケルン響を聞く、というのは興味があったのですが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もうひとつ、指が動きにくかったのが
「未完成/運命」ってプログラムだったことと、
ものすごくそれを前面に押し立てた宣伝だったから・・・なんですよねー。

思えば。
この組み合わせ、って
初めて手にしたクラシックLPレコード(CDではない)、
ってことで、よく見かけませんでしたか?
A面が運命でB面が未完成、
カラヤン指揮のBPO、なんての。

だから、パッとプログラムを見たとき、
佐渡さん、なんかスポンサーの関係で
お客さんの視野・裾野を広げるために、
(題名のない音楽会の番外編?)
そういう選曲を敢えてしたのかな?
ってヘンに穿って見ていたのですが。
(これも後でゴメンナサイ!ってことになるのですが。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でも・・・
よくよく考えたら、実は「未完成」「運命」って
ライブで取り上げること、しかもプロオケで聞くこと、って
最近めっきり減った気がします。

一昔前は「来日公演」のドサ回り定番だった記憶もありますが、
今やそれは「巨人」ですもんねぇ。

ましてや、日本のプロオケ定期で
そういう曲を取り上げる、しかもカップリングする、ってのは。
まぁ、大フィルの「三大名曲コンサート」くらいでしょう。

一方(当団もそうでしたが)アマチュアでは
定期的に取り上げたりしますが・・・

でも言い方は悪いが、アマとプロ、ってやっぱ違う・・・
そう思うんですよねぇ。

しかも、考えようによったら
佐渡さん、「どストライク」「ど真ん中」で
剛速球で勝負に来たのか?

と思うと、やっぱり「行こうかなぁ・・・」って思って。
そしたら、カミさんの状況もOKだったし、
チケットもOK!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで。
台風21号が過ぎ去った、24時間前には「舞台に立っていた」
ホールへ、と足を運んだのでありました。

あー、前振り・長かった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で。肝心の演奏ですが。

正直、涙チョチョ切れました(半分死語)。

プチ自慢?ですが。
学生のころ、佐渡さんに振ってもらったことがあって。
センパイと一緒に押しかけてサインもらって。
(絶対あの人は大物になるから、
今のうちにサインもらっとけば、高値で売れるでっ!とかなんとか・・・(汗))

その時、1人1人、
しっかり目を見ながら(いまでもそうなんですってね)
「音楽、楽しいか?やってて、楽しかったか?」と。
俺はブンブン首振りながら
「めっさ、楽しかったっす。もっともっと一緒にやりたいっす!」
って答えたんですよね。

そしたら「よっしゃ!その気持ち、忘れるなよ!」といいつつ
「一緒に「音楽」やろうぜっ!」って言葉を添えてサイン下さったんですよね。
(まあ、その場にいた団員(学オケ)全員にそう書き添えてくれてましたが。)

一緒に音楽をやる・・・
すっかり忘れちゃってたなぁ・・・

この日の演奏会では、それが単に学生相手の台詞じゃなく、
この人・佐渡さんの音楽の全てなんだ、って思い、感じました。
それに気がついたら、24時間前のあの体たらく・・・
誰もが上から目線で「音楽」を「語る」ものの、
誰もが結局自分勝手にやっている、
まるで現都知事みたいな態度で・・・・・

先々週に備忘しましたが。
ルツェルンの首席Tbさんの台詞。
「アンサンブルに正解はない。誰かの音楽が正解、なんてあり得ない。
皆の「正解」をもちよって、お互い歩み寄って音楽を作る、それが楽しい。」
っての、舞台の演奏を聴きながら思い起こしていました。

そして、舞台上がプロフェッショナルなオケであることを忘れて、
ただただ、24時間前と比べて、心底悔しいやら羨ましいやら。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だって、ね。
運命。未完成。そして1曲目はジークフリート牧歌っだったのですが・・・
それらはどの曲も「みんなで一緒に音楽をやろう!」という
オーラに満ちあふれていたんですよね。

変な小細工?見せかけなヘンテコな演出とか、は一切なし。
ワーグナーの世界観を見て分かるように工夫した、とか、
ヘンに音楽を脚色したり、とか。
そんな指揮者の一方的な・押しつけの加飾は全くなし。

本当に、ただただ「音楽の力」だけで繰り広げる「世界観」。
それをどう感じるか、は「ライブに来ているお客さん」。
その舞台と客席と、が一体化した幸福感。
これこそが、ライブで聞く醍醐味なのだ・・・

そしてそれはその後の未完成・運命にも続いていました。

終わってみて・改めてそう感じた2時間でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

確かに、個々のレベルでいえばルツェルンの方が上手いのかも。
でも、例えば木管8本の強烈な「ユニット感」。
これは常設でなければ絶対出せないオーラでしょうね。

ルツェルンで「欠けてるかなぁ?」って思ったのは、まさにそこ。
フェスティバルオケでは仕方が無いことでしょうが・・・
(だから、長期間続けているサイトウ・キネンオーケストラですら、
まだ「ユニット感が」という批評も聞いたりしますが・・・)

ちなみに、その両方を極めたのが、いや、極めたこそ頂点にいるのが、
ベルリン、ウィーン、アムステルダム、なんでしょうね。

このユニット感。
管だけじゃなく・・・

Vn全員が一斉に体をゆらしつつ、
個々の感情を込めて弾く姿。
全員の揺れる姿勢は全部違うけれど、出てくるサウンドは
一体化してるから、聞いててとても迫力がある。

中低減だって一緒。
ああ、オケを支えるのは、本当は中低減なのだ、ということ
ものすごく実感。
あれ?ビオラ、ってチェロと溶け合えばこんな音になるのか?
と思ったり。

特に。
未完成と運命と、は先述の通り
ウチのオケでもやったことあるし、
個人的にもやったことアリ、でしたが。

ここまで木管のユニット感、Vnのユニット感、中低減のユニット感。
さらに弦・管打、そしてオケ全体のかもしだす「一体感=ユニット感」。
それを突き詰めて、佐渡さんがシェフとなって味付けをする、
その素材が、チョー有名曲の未完成と運命(とジークフリート)。

確かに技術的には「あれ?」って箇所も無いわけでは無かったですが。
でも、コンクールじゃあるまいに。
オケのダメだしするために聞きに来てるわけじゃないんだから。
佐渡・ケルンの奏でる未完成・運命を「体感」したくて来たはずだもんね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だからか!
だから、あえて?初心者向け、なんてことじゃなく、
自分達の覚悟を見せる?本当の「音楽の力」を広める?ために
「未完成/運命」という曲で勝負に来た?!

終演後、真っ先にそういうことが頭をよぎりました。

そしてカーテンコールも終わって退場、という時、
舞台上のそこかしこで(文字通り、多分、全員が?)
プルトの人同士でハグ、セクションの中で全員で握手、肩をたたき合う?
まるで、ラグビーが終わった後の「オフサイド」の風景?
お互いの検討をたたえ合って、
皆、幸せそうに演奏の出来を喜び合って。

まだツアーも3日目、残り5カ所もある、というのに!
(これがツアーファイナルならまだわかったろうけれど・・・)

これこそが佐渡さんが一番伝えたい
「いっしょに「音楽」やろうぜっ!」ってことなんだろな。

一緒に、ってのは。
舞台上で演奏する人だけじゃなく、聞きに来た人も一緒になって
「音楽」をやる!そのために「一緒になろう」ということなんだろな。

そして。
これこそが、混ざり毛のない、本当の「音楽の力」
なんでしょうね。

そしてこういうのは、口先だけで自己満足するような
まがい物には、絶対出せない「力」なんでしょうね。
これこそが「ホンモノの持つ凄み」なんでしょうね。

小手先で「世界観」云々じゃなく、
本当に力があれば、ただそれだけ、で十分伝わるはず。

そして「アマチュア」ってのは、
そういう「プロフェッショナル」な姿、奏でるもの、空気感、
そういったものに憧れて、
同じレベルはムリだとわかっていても、
少しだけでもそういう空気を味わいたい、
みんなで「一緒に音楽」やりたい!
そう思って、集うはず。集っているはず・・・

あんなことができればいいな、
ちょびっとだけでも味わいたいな・・・
そう思って、アマチュアオーケストラ、って
集まってる・・・はずでしょ?

それを24時間前とついつい比べて
しまうと・・・なんだかなー。。。
お互い上から目線で文句を言い合うだけじゃ、ね・・・・・

俺自身は学オケで「そういうの」がどれだけ意味が無いか、
はとっくに終わった話なので
(まぁ、今にして思えばめっちゃ青臭い議論でしたね。)
今更付き合わされるのはまっぴらごめん・・・
(まさか、この年になって、社会人になって、
学生が徹夜で下宿で語り合うような話を
罵り合いながらさせられる、とは、ね。
つきあいきれん。)

という認識すら改めて自覚できた。
そんな、ネガティブな印象すら持ってしまった演奏会インプレッション、でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに。
ケルン響。このプログラム「だけ」で全国8カ所をまわるのだ、とか。
こういう「音楽」に対してこそ
「すばらしいです!」ってひと言書いて、
FBにいいね!を付けたいもんです。

いいなー。
一緒に「音楽」やる、って気構え。

紛争のニュースや、
ユーゴスラビアが崩壊する過程、
それを語る人々の言葉、人生・・・
そんなドキュメント・ニュースを見聞きするにつれ、
やっぱり「音楽」にはそれらを超えた力があるんだ、
改めてそう思いましたね。

被災された人に勇気を与える・・・
それはこういう音楽そのもの、
そしてそういう姿勢を心底持っている人々、
それらこそが実現出来るものだ、
まがい物には騙されまい、
なぜならまがい物は結局自己チューだけなのだから・・・

改めてそう思った、演奏会でした。

最初は「未完成/運命」?
本番翌日でしんどー・・・
って思った自分がめっちゃ恥ずかしかったです。

そして。
俺の力ごときではもはやどうにもならないんだろうけれど。
けど、佐渡さん見て、ケルンの演奏聞いて・・・
もう少しあがいてみようかな・・・
ふと、そんなことも考えてしまった・・・

淀川長治氏、ではないですが。
「いや〜、ホンモノの音楽、ってやっぱりいいですねぇ。」
あんな音楽、「もう一度だけ」でいいから、
なんとか体験してみたい・・・
なんか、いい手、ないかなー。。。。。。

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