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zoom RSS 「国宝」!

<<   作成日時 : 2017/11/27 13:13   >>

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一体全体どういうわけだか、
今年は「気候」が暦通りに進んで、
俺の街じゃ今が紅葉真っ盛り、
ホントならこれが「正しい」季節のはずなのに、
なぜか違和感満載、ってのは
ここ数年がおかしすぎたから?
と、昔を思いつつ、「なんだかなー?」と
感じざるを得ない今日この頃、
皆様いかがお過ごしですか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そう、今は11月のそろそろオシマイ。
本当なら、11月中に紅葉真っ盛りとなって、
12月になると、街中のディスプレイも
クリスマス一色になって、
なんだか、こう、ワクワクする、
ってのが「子供の頃」の記憶でしたが。

それが今年は戻ってきてる・・・んだろうけれど。
急にこうなってしまうと、やっぱり「昔」をついつい思うわけで。

それにしても、今年は「秋」が異様に短かった、
って気もするのですが、どうなんでしょうね?

秋と言えば、趣味も兼ねて俺にはやっぱり「芸術の秋」
なんではありますが。
どうやら今年は短い秋に焦ったのか
「食欲の秋」になってしまったようで・・・

あ・・・・・ズボンが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで。
昔に思いをはせる芸術の秋、
シリーズ掉尾を飾る展覧会は、その名も・そのまま

「国宝」

これ、平日夜に行ってきましたよー。

え?平日夜?
そーなんですよね。仕事帰り、ってやつです。
「仕事帰り」に「国宝」を見る!
その響きだけでも、すでにゴージャスじゃないっすか!

なんでも、京都国立博物館の創立120周年記念、とかで。
なんでも、「国宝」ってやつは
約800体(って言うの?)ほどあるそうですが、
そのうち200体を集めて展覧会しちゃおう、
というのがこの企画。

しかも、当たり前ながらその全てが「国宝」。

ホレ、よくある「国宝とそれを取り巻く時代」とか
「国宝と国宝に影響を受けた美芸品」とか、
そんな、「メインとなんちゃら」みたいなヤツじゃなく。

「国宝」

シンプル。極めてシンプル。
そう、展示品、「全てが」国宝、ナショナル・トレジャー、
なんですよ、奥さん!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

んでもって。
ここが商売なのかっ?
そりゃ、いかな京都とは言え、
2ヶ月間も貸し出せる国宝なんてざらにあるわけじゃなく・・・

なので、「全部で」200体ほどの国宝ですが、
会期を2週間ごとに区切って、
全4期間・8週間にわたる展示会、とのこと。

なんだ、そしたら200体の国宝全部見ようと思ったら、
隔週で通わなきゃダメじゃん・・・

と、ブチブチ思っているうちに
展覧会の期間は進んでいくし。

しかも、第3期には「金印」が出展されたこともあって、
入館待ちに50分、金印見るのに50分・・・・・

うーん。でも「国宝」。絶対それだけの価値はあるんよなー。

と思ってたら、金印が出ていた第三期も終了、
残りはあと2週間・・・・

うーん、うーん。カミさんと行きたいなぁ、って思ってたけれど、
どうしても時間があわず、しかも待ち時間がこれじゃ・・・

ということで。
カミさんには心の中で「ごめんちゃい」とわびつつも。

唯一?穴場?
金・土だけは20:00まで会館してる、ってことで。
仕事終わってダッシュで会場に行って。
それで、現地着が19:00。

なんとか、意地でも「国宝」見てやるんだやいっ!
という一念で、行って参りました、
京都国立博物館。

うーん。今日も前振りがながいってばさ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実は、会社の人も少し前の土曜日、
ホレ、台風が来て大騒ぎになった週末、
見に行ってきたのだ、とか。

さすがに臨時休館するか、とおもいきや、
しっかり会館してたけど、
台風・大雨、ってことで
実はこの日はガラガラだったのだ、とか。

チクショ、本番さえ無けりゃなぁ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

というヒントをもらったので、
1時間、駆け足で見ればなんとかなるか、と思ったのですが。

うーん。さすが、「国宝」。

イキナリ到来した冬将軍のせいで
人はまばらか、と思ったのですが。

なんだか、ふつーに、混んでましたねぇ。
館内。週末の商店街、ってくらいの混みよう。

でもって。
「国宝」。そう、これ、当たり前ですが。
絵画だけじゃないんですよね。

ありとあらゆるジャンルの国宝。
つまり、ある意味「物品」。

つまり、絵画だったら壁に掛けてあるし、
まだ人の流れもいいんでしょうが。

巻き軸とか、置物、土器、とかもあるので。
当然、その周りには人だかり。

そして、やっぱりここは京都、1200年の京。

・・・じじばばが多いのよね。。。
・・・じじばば、ケースのど真ん前に陣取って
動こうとしないのね。

あのなー、後がつっかえてるってばさ・・・

あぁ、こういう70歳前後らしい人達が
「今のニッポン」にしてしまったのね、と思いつつ。
(そりゃ、思いやりとかいくら上から偉そうに言われても
かの世代の言動見せられた日にゃ・・・)
(でも絶対「全部が全部」じゃないよ。
ステキな60〜70歳さんも一杯知ってるし。)

ともあれ。
入館してから閉館まで「たったの」1時間しかないので、
駆け足で見ざるを得ませんでした。

それはとっても残念でしたが・・・

やっぱり「国宝」。
「お友達のナンチャラ」とかは一切なし。
その全てが「国宝」。

やっぱり迫力、ちうか、オーラ、満載でしたね。
人の流れも、ケースに陣取るジジばばはしゃあないとしても、
やっぱりそれなりに流れてたのが
ありがたかった、というか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて。
俺が行ったのは最後の第W期、でした。
まずは、書物。
いわゆる書跡、書き物。
いつぞやのNHKだったか、でやっていたけれど。
街中の書道具屋さんに代々伝わる「巻物」とか。
いわゆる「日本語」の美しさ・基礎を築いた、と言うのかな?
「三跡」と呼ばれる人達の書いた書が同時に並んでいる、とか。

これ、なにげに「ふむふむ」「きれいじゃのー」って見ましたが。
これらを同時に見られる、しかも国宝ばっか、ってのは
やっぱり・よーく考えたら、奇跡なのだ、としか?

それから「土偶」と「火炎土器」。
よく中高の「日本史」の教科書の最初の方に出てくる、アレ。
土偶と火炎土器。
これ、ホンモノ見るのは初めてかも。
・・・というか、会場にあるヤツ、殆ど初めて、かも。

これまた、はるか「縄文時代」の道具、ってわけでしょ?
しかも火炎土器なんかは、その95%が出土した、
つまり残ってた、っていう、ものすごい代物。

それがまた、なんで(失礼!)東北・青森とかに
あったんだろな?とは思うのですが。

いっや〜、ただただ、「ホンモノ」の放つオーラが
展示室に充満しとる。
(でも、ケースにへばりつくジジばばは・・・)
もうたったこれだけで「お腹いっぱい」だったかも。

でも「美」は別腹。お腹いっぱいに思えても、
次のジャンルに行けば、まだまだ。
でも片っ端から書いていくとそれこそキリがないので・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次は仏画。
あ、これは見たことある!雰囲気も最近ちょくちょく。
と思い出せば、曼荼羅図なんかは、こないだ
ブラタモリでやってたっけ。
そっかー、アレとは違うのかも知らんですが。
でも、やっぱり「年季が入ってる」というか。
ただただ、ありがたや、と思ってしまいます。
その他も、雪舟とかもあったり。
ここはここで、なにやら心静まるような部屋でしたねぇ。

んで、その先は絵画群。
肖像画は・・・あ!これも歴史の教科書で見た?!
源頼朝とか、鎌倉時代の人の絵。3枚も並んでる!
そしてどれも「綺麗」。
さっき見た仏画や、最初の書、とかとは違って、
なんだか、「いたみ」みたいなのも感じない。

そうか、現物で見たらやっぱり
細かなところまでホント綺麗に書いてあるのね。

中世絵画や近世絵画、ってゾーンも
これまたなかなか。

あの琳派展で初音ミクちゃんが立ってた(合成されてた)
あの屏風の「ホンモノ」が目の前に!
写真や模倣品、って体裁ではよく目にしてましたが。
いっや〜、やっぱ「ホンマモン」は違いますわ。
全然違う。迫力が違う。美が違う。
もうただただ圧倒。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・って実は入館してテクテク歩きながら
(ホントならもう少し立ち止まりながら)
見たかったのですが・・・

まだ半分も進んでいない状態で
館内放送が・・・
「あと30分で閉館します。午後8時になったら
すぐに退館してもらいます。」って・・・・

え〜!?
そないに焦らせないでよお・・・・・

ということで、ペースアップ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

絵画の続きで中国絵画、ってのもありましたね。
これ、中国から持ってきた?献品された?
という由来なんだろか。

孔雀王の絵があったり。
そっか、毒蛇を食べるから、非常に良い鳥、なのかぁ・・・

こういった絵画群も、改めて真正面から見ると
ただただオーラに圧倒SREました。
しかも、くどいけど、全部が「国宝」。

さて、改めて時間を焦らせる館内放送に追われるように、
次のゾーンへ・・・

次は「彫刻」ってなってますが・・・

出たっ!巨大な仏像群。
こんなもん、よく運んで来れたなぁ・・・
まずはその迫力に、ただただたじろぐばかり。
しかも、手を伸ばせば届きそうな場所に鎮座しておられる
仏様。

あまりの迫力とありがたさに、
ただただ、心の中で手を合わせて、
「我の願いを聞き届けたまへ」と必死にお祈りする、ワタクシ。

ちなみに。
「彫刻」に関連付けられる国宝は
約130体ほどなのだそうですが、
このジャンルだけはなぜか関西圏に集中していて、
関西圏外の物品で国宝指定されているのは
たった8体しかないのだ、とか。

そういう話を聞くと、やっぱり京都・関西、って
ありがたいなぁ、と。
いにしえから中心地だったのだなぁ、と
改めて痛感した次第。

仏像も、京都・奈良・大阪から集合!したものばかり。
どでかいのもあれば、10cmも無いほどの仏様もおられたり。
このちっちゃい仏様が、また実に細密に彫り込まれてる!

いいなー、こんなの、職場のデスクに置いて
厄除けしたいなー・・・・(できない、ってばさ。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして・・・このあたりになるともう駆け足。
「あと15分です!」とか、急かすのやめてよねぇ・・・

その次は「器」。いわゆる磁器、ってやつ。
ここで、とうとう見ました。現物見ました。
あの、油滴天目!
ただただ、うっとりと、ケースをグルグル回りながら
見とれてしまってました。

ホントに不思議。
確かに、びじゅちゅーんの言うとおり、「ディスコ」かも。
偶然出来たものであって、今世界に3つしか存在しない、
って聞いたけれど。

そりゃ確かに国宝だわ。
これも持って帰りたい!(って、だからダメだってば。)
こんな器がこの世に存在するのか!というほどの
妖艶な美しさ。

そしてふと振り返ってみたら、
今度はただただ静寂に包まれた青磁期。
ツボ。花瓶。・・・だっけ?
これも歴史の教科書のみならず、
美術の教科書にすら出てなかったっけ?
あの、ハクション大魔王が出てくる形の(なんつー例えだ?)、
あの、青白い、凜とした美しさを称えたツボ。

これもまた現物が見られて、めちゃ幸せ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

え?「あと10分?」・・・
「ミュージアムショップも午後8時をもちまして閉店いたします」って?!
うーん、なんか、ちょっと哀しいね。
折角の「美のオーラ」に包まれていたいのに・・・

ちうことで。
まだまだ部屋はあるけれど、ホントに最後は
早歩き、でした。ただただ残念!

でも残りは絵巻物、装飾品、など。

千姫の嫁入り道具とか。
日本刀とか。
源氏物語の絵巻物とか。
平家物語もあったよなぁ。
漆の工芸品だって、どれもこれも
めちゃつややか。
そりゃ、江戸時代?外国人が見て
うっとりするのも分かる気が。

そういった国宝群は、残念ながら
歩きながら、ショウウィンドウを眺めるがごとく
さー、っと歩き・通り過ぎてしまったのですが。

それでも、やっぱりガラスケース越しに届くオーラは
どれもこれもただただ、美しさを称えて、
歴史を称えて、
そして「ニッポンの美」というのを否応なく発散してて。

そうか、こうやって「ニッポンの美」が
形作られていったのな・・・

そんなこんな、の国宝展、なんではありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いっや〜、最初はテクテク歩けば1時間ちょうどで
全部を「それなりに」感じることができるだろうな、
と思ってたのですが。

まだまだ、ワタクシ、碧かったですわ。
イヤ、ホント。
「国宝」1点1点が、
どれももの凄いオーラを発散してて。
なので、1時間ではとてもとても・・・

でもこういう「ホンモノ」限定の展覧会って、
最初の期待以上に、とっても心を洗ってくれました。

縄文時代から形作られていったニッポンの美。
書体とか、文字とか、にしても
ああいう風に「完成」した人がいてこそ、
今の「書」ってのがあるんだろうし。

中国から渡ってきた仏教だって、
ニッポンの美と融合することで、
迫力ある、でも心穏やかになる仏様を
色々と生み出したんだろうし。

肖像画だって、西洋のそれとは全然違った形で
発達したんだろうけれど。
けど、その違いになんともいえない「美しさ」を感じたり。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちうことで。
ただただ、ひと言。

ホンマモンは違う。
まがい物には絶対届かない、その世界・美・オーラ。

まがい物であっても、ホンモノを目指すってのは良いと思う。
けれども、所詮まがい物なのに、あたかも自分がホンモノ、
と吹聴してしまう存在がなんとちっぽけでチンケなものよ、
まがい物なのに、ホンモノだと周りを騙して・巻き込んで、
好き放題する、ということの、なんとはた迷惑な事よ・・・

まがい物であっても、ホンモノを目指して美しくあろうとする姿、
その努力、それは貴いものであり、それはそれでまた美しい、
と強く思いますが。

自分がまがい物のくせに、ホンモノぶって・・・てのは
ただただ醜悪なだけなのだ、とも再認識して・痛感しましたね。

俺は・・・ともかく、がんばろっと。

と、この数ヶ月間の出来事を色々と思い起こして、
ひたすら心洗われた、
そんな「国宝」展、でした。

そっかー、こういう感じを「心洗われるって言うのか!
そして、やっぱり定期的に「ホンマモン」に接しておかないと、
自分が堕落しちゃうんだな・・・
(ルツェルンしかり、ケルン放送交響楽団しかり。)
そんなことを思った、2017年の秋、なんではありました。

さて、来月は「そりの鈴」が聞こえてくる月。
お金はないけど、なんとか・・・・・・・・ならんかなぁ・・・(T^T)




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