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zoom RSS ヴィオラの魅力

<<   作成日時 : 2017/12/04 13:25   >>

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今年はホントに?珍しく?
いつ以来でしょ?
暦通りに季節が移ろいゆくような、
そんな季節感にひたりつつ、
今年も最後の12月に突入しちゃった、
という今日この頃、
皆様いかがお過ごしですか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういえば。
ここ数年、12月冒頭まで「紅葉のお知らせ」
なんてニュースをやってた気がするけれど。
今年は12月に入ったら、それ、なくなったなぁ。

電車の駅なんかにはまだ
見頃ポスターが張り出されてるけれど。
けど今年はもうそろそろ「散り始め」ばっかりに
なってるかな。

やっぱり暦通りに季節が移ろう、ってのが
安心できていいな・・・と思いつつ。
そこは「根っこ」が疑り深い俺、
きっと年明け頃にはめちゃ寒くなっているに
違いない・・・と思ってたら、
今週、猛烈に寒くなるんだって?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、そんな寒さを迎える予想が乱立するこの週末。
冬になっちゃったけれど、毎度のように?
カミさんのお供で「芸術の秋」を堪能して参りました。
いや、もう冬だから、芸術の秋は間違い、かな?

でもそんな秋の終わりにぴったりの、
とても上質・上品でぬくもりのある演奏会でした。

行ってきたのは、これ!

店村眞積 ヴィオラ・リサイタル

いやもう、見たまんま、ヴィオラのソロリサイタルだったんですが。

店村氏。なんでも「芸能活動40周年」なのだ、とか。
そっかー、40年・・・
じつはこのお方、京都出身なんですよねぇ。
なので、「もったいない」とか「えええ?」なお話も聞きました。

子供の頃からヴァイオリンを始めて。
でもって、地元の芸術系高校に入って。
その頃、まだ1970年代だったから、
そんなにコンテストなんてなかったろうに。
けど、そういう場で片っ端から賞を総なめにしてたらしいですが、
卒業後、桐朋学園で齋藤氏に「君、ヴィオラやりなさい」のひと言で
ヴィオラに転向、そしてその後イタリアでムーティーに認められて、
それがデビュー?になるのかな?

なので、子供から高校までヴァイオリンをやってた姿を知ってる人にすれば、
「え〜?なんで〜?」だったのだそうですが。

でもまぁ、アマチュアとは言え、オケをやってる身としては、
「私?5歳の頃からヴィオラをやってました!」って人は
なかなか、寡聞にして聞かないなぁ・・・
(でもあそこにある旧帝大のオケでは、最近そういう学生が
入団することもあるらしい・・・あなおそろしや。。。)

つまりは、「出来るヴァイオリン弾き」がそのまま「ヴィオラ」に転向するか、
ヴァイオリン弾いてたけれど、伴奏の楽しさに目覚めてヴィオラに転向するか、
ってどっちかなんだろな、と。

アマチュアの場合、そんなパターンが殆ど・・・
あ、そうそう、もいっこあった。
学オケにフルートで入りたかったけれど、応募人数が多すぎて
オーディションで落ちちゃって、でもオケやりたい・・・

って場合・・・

「ねぇねぇ、旋律パートから離れて伴奏やってみない?
手のひらで旋律やってる連中転がせておもしろいよー。」

というお誘いで(実は人数が少ないから少しでも多く入団させよう、という魂胆?)
大学オケ・初心者・ヴィオラ・・・

ってパターンもありましたねぇ。いや、実はそれが殆どじゃないかな?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

けど、どういうわけか、そこで皆さんハマるんだよねぇ。
そのせいか?どうか?知らないけれど。

どこのオケに遊びに行っても、トラでお手伝いしても、
ヴィオラパートだけ、は全然空気は変わらず、どこでも一緒、
って印象なんですよねぇ。

なぜか、ヴァイオリンとかはギスギスしてる空気を醸し出す団体も
そこそこあるのに(うちなんか、猛烈に発散させてるもんね)。。。

いやいや。
そんなヴィオラ。
そのヴィオラ。ニッポンを代表するヴィオリスト。
店村氏。

デュトワに請われて?N響の首席に引っこ抜かれて?(という噂)、
その後、老後の楽しみ?で、京都市響と東京都響と、に在籍、
という店村氏。

カミさんがヴィオラをやってることもあって。
ぜひ聞きに行きたい、ということもあって。
俺も、全然畑違いかもしらんけど、ヴィオラのソロリサイタル、
ってのに興味があって。
(遙か昔、やっぱりカミさんに連れられて一度行ったことがあるきりですが。)

しかも会場が我が家の隣駅。
そして本当にプレイヤーとお客さんと、が
一体化できる、小さな(200席の)ホール。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちうことで。
いつものごとく、長々と、な前振りではありましたが。

聞き終わって、たたただ、素直に
「うわ〜、幸せ。温かい響き。」
って、ものすご、いや、ンものすご、心地よい90分、でした。

ビロードのような響き、ってのはああいう音色を言うんだろな。
ウチにも、力任せでゴキゴキ楽器を鳴らして
ご満悦、って見た目がバッチいオッサンがいますが。

ヴィオラの音色、ってそんなんじゃないでしょ?
って思ってたので。
どんな楽器でも力尽くでならすもんじゃなかろう、と。

ヴィオラの音色って・・・
「やっぱり、これでしょ!」って、素直に感動しました。

上手くは言えないけれど。
そう、当たり前ですが。
「ヴァイオリンでも無い、チェロでも無い。」
そんな響き。

俺の師匠(元・オケマン)は、
人間の声に一番近いのはチェロなんだよねぇ、
って言ってましたし、俺もそう思ってたけれど。

いやいや、この回のヴィオラの音色、深い音色を聞いて、
いやいやどうして、ヴィオラだって、人間の声に近い?
チェロ以上に近いんじゃ、ね?
って思った次第。

とにかく、つややか、なめらか。
ホント、ビロードを手触りしているような心地よさ。

俺はもっぱら オケ ばっかりなので
気がついてなかったんだけど。

やっぱりこういう音色が「太い幹の中心」にあってこそ、
オーケストラ、って響き合えるんだろな、って
思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この回のプログラムは次の通り。

シューマン おとぎの絵本
シューベルト アルペジオーネソナタ
ショスタコーヴィチ ヴィオラソナタ

シューマンは・・・
これ、てっきりヴァイオリンの曲だ、って思ってたんですが。
実はヴィオラの曲だった、とは。
え?ピアノでもなかったっけ?って・・・それは子供の情景。
そのあたりとごっちゃになってるのかも?

聞いていると、格段難しい、ってもんじゃなさそうだけど。
カミさん曰く、譜面ヅラはそうではないかも、だけど、
実際弾いてみると「現在地」が分からなくなりやすい曲だ、とのこと。

そういえば。これもカミさんが言ってたけれど。
ウチのオケでシューマンの「春」をやったとき、
指揮者のセンセが「しゃにむに縦の線を合わせようとすると
この曲の面白みが消えちゃう」的なことを言ってた気が・・・

俺はその時もうっすらと、なるほどー、って思ったのですが。
(そして例によって旧帝大系の「縦の線」命のオッサン達は・・・はぁぁ。。。)

そうなんですよねえ。どこか、こう、悶々といてる、
そんなイメージがある作曲家なのですが。
でもこの日の演奏は、そんな理屈がどうしたこうした、
ってのがアホらしいくらい、ただただ単純に
「ヴィオラの音色、っていいなぁ・・・」って思ったです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2曲目はアルペジオーネソナタ。
これは知ってる!ちうか。
尊敬する師匠、ジェームズ・ゴールウェイの一時期十八番でしたもんね。
だから、それに憧れて結構さらったのですが。
・・・そういや、結局練習はしたけど、人前では一度やっただけ、だったっけか?
大学生の頃?

これはもうご存じ、今は無き楽器「アルペジオーネ」のために書かれた、
という曲、ですが。
そういや、さっきの「人の声に近い楽器」はヴィオラかチェロか?じゃないけれど。
このアルペジオーネソナタ、楽器がなくなっちゃった以上、
何か代わりの楽器でやるわけで・・・

それが、、ヴィオラの方が「向いている」のか、チェロの方が「向いている」のか。
なんか、そういった論争(?とまでは言わないか)も耳にしましたが。

今までは、やっぱチェロじゃね?って思ってた俺ですが。
この日の演奏を聴いて、断然ヴィオラじゃね?って主旨替えした次第。
(でも一番似合ってるのはフルートだもん。って全然畑違いなことも思ったり。)

でもね。旋律がとっても美しいし哀愁を帯びているから、
これ、色んな楽器でやりたくなっちゃうんだろうな。
さすがに、金管楽器で・・・ってのは聞かないけれど。
どうなんでしょ?以外とハマったりして。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして3曲目。タコ。ショスタコ。
学生の時、フルートから転向したヴィオラパートの先輩が
学オケ定期公演の「パート紹介」で書いていたのですが。

ヴィオラ。ヴィオラジョークでほんわかするネタが多い一方、
実は結構・名前の通ってる作曲家の「白鳥の歌」に使われることが
多いのだ、とか?

このショスタコもいわゆる「遺作」だし、ヒンデミットもたしかそう。
そしてマーラーの交響曲第10番はヴィオラで始まるし、
チャイコフスキーの悲愴だって、最初はヴィオラが重要なポジション・・・

うーん。
ヴァイオリンを沢山書いて、それでそろそろ
「んじゃ、ヴィオラんも1曲」・・・って頃が
天寿を全うする頃合いと重なるんだろ・・・か?

プログラムノートによれば、病床で書かれた、とのこと。
演奏技法だって、一瞬「え?これ、弾けるのか?」
という箇所も沢山あるのだそうですが、
そこは初演者さんが「こうやればちゃんと弾けます」って
メモを添えているから、演奏そのものは出来るのだ、と。

でもそこはショスタコーヴィチ。タコ。
一筋縄じゃいかんです。
これが遺作、ってことは、この作品よりも
交響曲第15番の方が「前」なんでしょ?

このソナタも、最初はふか〜いピチカートから始まり、
でも旋律はシンプル。
耳なじみが良いか?と言われりゃ、そこは「タコ」。
でも不思議と「違和感」とか「異なるもの」という聞こえ方は
しないんですよねー。

ただ、世界観?音・音楽の印象は。やっぱりそこはかとなく「タコ」。

ピアノと織りなす音楽は、決して予定調和の聞き心地のよい
ものばかりじゃないけれど。
不協和音ですら不協でないような響き。

それって、きっとヴィオラだから出来る技なんじゃ、ね?
とふと思うと同時に、これ、伴奏ピアノも結構エグいんじゃ、ね?
って気がつきました。いや、実際はどうなのかわからんですが。

だから、20世紀ではもう普通になってた、のかな?
これも「ヴィオラと伴奏ピアノ」じゃなく、「ヴィオラとピアノの共同作業」で
彩られる、作り上げられる、1つの作品、なんじゃないかなぁ。

でも、だからこそプレイヤーも選ぶ気が。
だって、これだけ深い、ビロードな音色だからこそ、
ある意味「うっとり」(ショスタコでうっとり?!)できたわけで。

天才の「白鳥の歌」にふさわしい、とても「深い」、そして色んな意味で
「考えさせられる」、そんな曲だったなぁ、と。

いっや〜、タコ、やっぱ、すげーわ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でもって、リサイタルはオシマイ。
で、客席はなぜか じじばば が多かったんですよね。
(これ、以前ここで聞いた上野星矢クンの時にも思ったけれど。)

きっと、大々的に宣伝してるリサイタルじゃなかったようだし。
でもって、空席が多そうだと、ご近所さんの じじばば ネットワークに
連絡が入って。
そしてこういうのに興味がある人達が三々五々集まってくる・・・のかなぁ?
ってふと思ったです。

だってねぇ。多分、ヴィオラ、っておじぃちゃん、知らないでしょ?
って感じの会話も聞こえてたもんねぇ。

けど、終わってみれば皆さん、うっとり。
じじばば の中には「恍惚」な人も。

そんな空気の中、アンコールに演奏されたのは
「グノーのアヴェ・マリア」。

これがまた、ホールの空間とビロードのようなヴィオラの音色と、
90分紡がれたリサイタルの空気と、が絶妙に混ざり合って、
とても幸せな気分になれました。

うん、これなら練習したら俺にも弾ける?!
(いや、多分ダメだってば。)

これを聞いたら、この曲ですら
本当はヴィオラのために書かれたんじゃないかしら?
って信じてしまいそう、でしたねぇ。

そうやって、実に至福な、暖かい、気持ちの良い日曜日の昼下がり、
なんではありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いや、トップオブトップのプロの演奏、ってこともあったんでしょうが。
ホントに楽しいし、いや、楽しいよりも先に「気持ちいい」演奏会、でしたね。

そういや。
この日、夜はN響のゲストコンサートマスターに就任した
キュッヒル氏の「お披露目演奏会」?なブラ1を聞きましたが。

ほんのちょっと、の違いなのかもしれませんが。
やっぱり店村氏同様に「なにか、違うわ、この人の演奏。」ってのを
感じた次第。

ここ数週間(そして多分年末まで)、色々と心が濁るようなことばかり、
ですが。

うーん、やっぱり「ホンモノ」のプロによる演奏・音楽、って
いいもんですねぇ。
もう二度と、偽物に騙されまい、と改めて決意した、そんな12月最初の
日曜日でした。

帰り道、電車から見えた「スーパームーン」、綺麗やったなぁ。






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