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zoom RSS アメリカ・美の殿堂/「今年の」ボストン美術館展

<<   作成日時 : 2018/01/29 13:22   >>

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新年も明けてはや20日を過ぎて、
ようやく朝が冬っぽい灰色な空が続くと思ってたら、
なんだか例年以上にめちゃ寒い?冷たい?
という、やっぱり「ふつー」じゃない季節の襲来、
といった感じのある今日この頃、
皆様いかがお過ごしですか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なにはともあれ。
大雪で災害となってしまわれた皆様には
心からのお見舞いを。

夏が異様に暑い時の次の冬は
とても寒くなる、ドカ雪、って「社会伝説」を
聞いたことがあるような気がしますが。

ここ数年、夏は例外なく「酷暑」って騒ぐようになって、
そんな伝説もすっかり忘れてたなぁ。

実際年の初めに「顔本・去年の同じ日」ってのを見たら
ドカ雪だったもんねぇ。
そか、あれ、去年だったか・・・
と思ってビックリした次第。

だって、今年も雪どころじゃドカ雪どころか、
マジで猛烈な災害と化した吹雪、だもんねー。

おそロシアのマイナス60℃、ってのは論外としても。
北海道でマイナス30℃よりまだ下回ったんでしょ?

そんな豪雪・極寒地帯の人々からしたら
「何をそんな程度で」ってお思いでしょうが。
まぁ、慣れてないっちゃ慣れてないんだから、
そこは大目に見てやって下さいな。

けど、相変わらず首都圏「だけ」の災厄でも
全国ニュースのトップになる、ってのは、ねぇ・・・

いや、でも東京で積雪20cmってのは立派なニュースか。
これで、2020年7月、気温40℃越えでマラソン・・・
するのかな?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今日の備忘は「今年の」ボストン美術館。

いやいや、考えてみたら、ほぼ毎年、
ボストンの収蔵する美術品、って
「ジャパンツアー」してる気が。

でも毎回例外なく食指を動かす内容なんですよねぇ。
そして毎回内容が全然違うんですよねぇ。
恐るべし、ボストン。
でもって、毎回カミさんが「行きたいネ。」ってお誘い。


ということで。
改めて。

ボストン/ボストン美術館の至宝展

いやいや、先週は大雪だったり天気が荒れたり、で
無事にお出かけできるかな?と思ったのですが。
上手い具合に「その谷間」な天気。
普通に晴のち曇り、ときどき雪、みたいな。

なので、今回も無事、そこそこ空いている状態で
じっくり見ることが出来ました。

思えば。ボストン美術館って。
浮世絵、日本画、北斎を持ってきたり。
「ジャポニズム」の特集やってみたり。

ほぼ、毎年、来てるんじゃ無いかな?
俺の備忘録、遡って調べる気にもならないけど、
多分、毎年何かしらの備忘で
ボストンが入ってる、って思います。

最初の頃は「ボストン、こんなの持ってる、すげー!」
だったのですが。

それが翌年も、その翌年も、さらにその翌年も・・・

毎年毎年、こうも続けば、
一体全体、この美術館ってどないなってるねん?
コレクション、どれだけぇ〜?(死語)
みたいなもんです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

んで。
今回は今までの集大成?総集編?というべきか。
「これぞボストン!」みたいな内容でした。

そう、あたかも「これがワグナーだ!」って、
一昔前に流行ったCDのような、アレです。
(ワグナーの有名な部分だけを切り取って1枚のCDに仕立てた、
ああいう手合いの「商品」ね。)

なんでも。今更?改めて?ですが。
収蔵50万点以上?
そしてその殆どが「個人コレクションの寄贈」で成り立ってるとか?
運営も公的な物は一切入らず、
全て寄付金、収益だけで運営しているのだ、とか。

そういや、「アメリカ国立美術館」って堂々たる名前の
「館」って聞かないですよね。
「国立なんちゃら」ってのがある・・・とは思うけれど。

そういや、先々週備忘にアップした
パリ・オペラ座。フランス。

こちらは「美術を維持、伝承するのは
行政が担うべき重責」という矜持からか、
オペラ座のみならず、美術館も結構国家行政が
介入していた、と覚えていますが。

アメリカは全く逆?なのね?

ボストンもそうだし、オペラだと、
メトロポリタンも、確か国営とかじゃないでしょ?

ああいう所が「アメリカ・米国」の市民の矜持なのかもね。
そしてそれを欧州人は「成金ごときが!?」って見下す・・・
それがアメリカ建国当時から続いている・・・のかもね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例によって話が逸れましたが。

ボストン美術館。
「これがボストン美術館だ!」とサブタイトルつけたくなるくらい、
色々な所蔵コレクションの骨格をみせる、
そんな校正になっていました。

最初、出展数は80点、と聞いて。
最近の150〜200点、って数に比べたら
「?」
と思わないでは無かったのですが。

ホンモノ中のホンモノ「だけ」を集めて展示したならば、
「たった80点」でもその神髄は思い切り響いてきた、
ってわけでして。

だってねぇ。1つの美術展会場で
「ハトシェプスト女王」から「村上隆」まで
一気に俯瞰できる、なんてこと・・・
ある?

普通は、エジプト考古学を中心としてる、とか。
フランス絵画の総本山、とか。
著名な美術館だと
コレクションもそれなりに特徴がある、
って思うのですが。

その意味でボストンには特徴がないとも言えるのでしょうが。
逆に。「なんでもあるよ!」というその風情。
まさしく「百科事典」と呼んでも差し支えないんじゃないかな?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

展覧会は全7部構成。

1.古代エジプト美術
2.中国美術
3.日本美術
4.フランス絵画
5.アメリカ絵画
6.版画・写真
7.現代美術

でもって、全80点・・・
つまり、セクション1つで7〜10点「程度」しか出ていないのに・・・
どれもこれも、その各部を示す「単語」を象徴する作品「のみ」が
展示されているので、
めちゃ重厚、です。

エジプト美術なんて、大英帝国のあそこには沢山ある、ってことですし、
実際「ジャパンツアー」も度々「エジプトネタ」でやってますが。
綺麗な形で出土されたものばかり。
しょっぱなから、「これ、全部寄贈品ですのよ。」と聞いて、
はやくも ウヒャー です。

中国、日本、そのあたりの作品は、
先日見てきた「国宝展」の迫力に勝るとも劣らず。
でも、これ、全部「ボストン」さんの持ち物なのよね・・・

いや、ある意味日本人として感謝しなければ。
だって、江戸の終わり〜明治の初めに
そういった作品群の美術的価値・歴史的価値を見いだして
全部ボストンに持って行って、保管しててくれたんだからさー。

その後の、1930〜40年代の狂った日本を思えば・・・

その先の西洋絵画もビッグネームが連なること。

そしてその中に本展覧会のメイン、
ゴッホの「ルーラン夫妻」がデデン、と鎮座していますが。

正直・・・ここに来るまでものごついホンモノばっかり
見せつけられたので、最初目にしても
「あっそ、ゴッホもあるのね」って、もう普通に見てる感覚。

でもやっぱり立ち止まってしげしげ見入ってしまいましたが・・・

その先には、いわゆる現代アート。
20世紀になって、写真だって立派なアート、って認識されるようになって。
この点でも「写真美術館」ってのは沢山あるはずだけど、
ボストンもしっかりそういう解釈に寄り添ってるのな。
その柔軟性に、またまたびっくり。

そして最後は現代もの。
キネティックアート?ですか?
映像作品とかもあるし。
ウォーホール?当然でしょ?ウチにだってありますよ!的な・・・
さらには、村上隆。
この手の絵は、ニューヨークかロサンゼルスあたりか、と思ったのですが。

やはり「美術的価値のあるもの」「歴史的価値のあるもの」は
積極的にコレクションする、というのが
美術館の方針なんでしょうね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、そんなこんなで、全80点。
あっという間に見終わるか、と思ったのですが。
終わってみれば、やはりいつもと同じ程度の時間。
2時間くらい、かな?

つまり、それだけじっくり見て回った、というか。
意識しないウチにじっくり見入ってた、ってことかな。

つまり、それが「ホンモノ」中の「ホンモノ」の力、
なんでしょうね。

そんな中でも印象に残ったのをいくつか。

まず、エジプトは当然(?)発掘品ばかりですが、
どれも状態がいい、というか、
どれも「綺麗」。
ハトシェプスト女王にツタンカーメン王。
とにかく、美しい。

それから、中国の「龍」。
えっと、九龍図巻、っていうんですか。
全長10mはあろうか、という巻物。
そこに龍が9つ。
それぞれ若いのとか、年取ったのとか。
なんだか、教訓じみてる説明もあって、
辰年生まれとしちゃ、勝手な親近感も。

フランス絵画では、ドガ、モネ、セザンヌ、ミレーなどなど。
やっぱりこのあたりは、いつ見ても、どれを見ても
ただただ、ため息。美しいなぁ。。。

どれか1枚貸して欲しいもんだ。くれ、とは言わないが。

* そういや、トランプ大統領、グッケンハイムに
ピカソ?ゴッホ?を貸してくれ、と頼んだら、
「それは無理。代わりに黄金のトイレならOK」って
返事だった、とか。やるなぁ、グッケンハイム。

写真や版画は正直よく知らないのですが、
やはりエッチングで描かれた版画と、
写真と、一緒に並べられていたら、
エッチングの緻密・精密さ、
写真の「一瞬を切り取った表情」、ってのに、
またまたため息。

そして現代の所では、
ウォーホール!
ジャッキーを題材にしたそんな作品がある、とはね。
そして村上隆!
彼の絵もコレクションされている、という
その幅広さに、ただただびっくり。

たしか入り口では同じ「コレクション」ってことで
エジプトの彫刻・・・あった・・・よね?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とまぁ、そんなこんなで。
今年「も」ボストン美術館、堪能したんではありました。

確かにこうなると、常設の分館が欲しいところだけど。
それ、名古屋でコケたんですよね・・・

改めて京都にできないかなぁ?
無理だとしても、神戸あたりに出来てくれないかなぁ?

大阪?・・・あそこは文化を破壊して喜ぶ
勘違い野郎がシめてる街だし・・・
そんな所に行っちゃうと、本館に無断で勝手にコレクションを換金して
カジノにしちゃうだろうから、ダメだわね。

ホント、「たったの」80点だけ、とは言え、
全部の迫力がすごくて、
ただただため息な展覧会でした。

ちなみに・・・
エルミタージュ美術館は、これよりまだ所蔵が多いんじゃ
なかったっけ?
でもコレクションのバランスを思うと、ボストンなのかな・・・?!

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