吹奏楽コンクール(京都府大会)を聞いて

8月6日、そして9日。
あれから68年。
随分時間がたったし
風化してしまった部分もあるのだろうけれど。
決して忘れちゃいけない、そう思います。
ただ、ただ、合掌。

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とうとう8月になってしまった・・・あつひ・・・

今年は2010年以来の「酷暑」だそうで・・・
なのに、なぜかその8月冒頭、
色々とイベントが押しくらまんじゅう、
でもどれもこれも俺には意味のある、
充実した週末なんではありました。

その中から、順次(忘れそうなものから先に)
備忘する次第です。

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ワタクシ、笛吹き人生の最初がブラバン小僧だった、
って話はそれこそこの備忘録の最初の頃に
書き記した通りですが。

真夏、中高部活ブラバン、と来れば、
「吹奏楽コンクール!」

これも随分歴史のある大会になったんですよね。
wikiを見て/改めて。
1940年創設の大会!それって戦争中では?!
・・・なのですぐに中断、そして再開が1956年?!
それでももう50年以上の歴史がっ!

いやいや。
いつの頃からか
「12分に書ける青春」ってキャッチコピーも耳にしたり。
ワタクシも、中高の6年間、どっぷり浸りましたなぁ・・・
(思い切り遠い目。。。)

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あ、さて。
今年6月冒頭に備忘した、
立ち上げのお手伝いをした
吹奏楽団「雅(みやび)」さん。

団体を組織したのが2012年、
そして1年仕込んで立ち上げて。
そしてそのままコンクール初参戦!

そう聞いたので、昨日、8月4日、
京都コンサートホールに出動して参りました。

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京都府吹奏楽コンクール・一般の部

ホールはいつもうちのオケが使うホール。
でも、ホールの敷地・エントランスが
見えたその瞬間・・・

「げげ?」「まるきし風景が違うとるっ!」
思い切り、そこら中に
「コンクール」のにほひがっ!

楽屋入り口には巨大テント村?
なんか、万博パビリオンの入場待ちの
ためのテントみたいに?!

そしてその日の午前・午後が中学生
だったのかな?
思い切り、「そういう中坊」が
うじゃうじゃ・・・

なぜかしら、その瞬間、
自分も「中高ブラバン小僧時代」に
タイムワープした、
そんな心地よい幻惑に・・・

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ホール・客席に入ると・・・
ちょうど始まる前の休憩時間中だったのですが、
舞台はすでにセットが終わり、舞台上は
すでにプレイヤーも着席している状態。

いやいや、この得も言えぬ緊迫した空気。
客席にも伝わる、この空気。
もうそれだけで、ただひたすら「なつかしー!」

そしてアナウンスと共にパッと照明が入って
全員「ちゃきっ」と起立!

・・・うちのオケ、そういう起立、ってもう
何年やってないんだか?(爆)

皆さん誇らしげな表情。
でも思い切り「緊張してる」って表情。
いやいや、わかるー!

そしてその日一番の「!!!!」
それは、舞台転換。

転換に要する時間は、多分2~3分。
それはもう、見事な流れ作業。

当然、団体毎に打楽器群の配置は違うし、
そもそも打楽器持ち込みだし。
それ以外のセットも団体毎にちがうし・・・

いったいどうするんだろ?と思ってたのですが。
ホント、もう人海戦術の教科書!にしたいくらいの
見事さ!
いや、ホント、これ見ただけでも感動でした!

終わった瞬間、照明がハーフに落ちるのですが。
照明が落ちた瞬間、半数近くが楽器をだれかに渡して
打楽器の所に殺到!
そして「せ~のっ!」と抱えて
一目散に下手側に運び出す・・・

同時に、ホールのマネージャーさんが指揮しつつ
近場の高校生かな?が、一斉に椅子と譜面台とを
並べ直す。

さらに同時に、次の団体の打楽器群が
上手から舞台に殺到する・・・

でも何ら事故は生じず、2~3分で「OK?はい、
ではみなさん座って落ち着いてください!」みたいな・・・

いやいや、ホント感動したですね。
・・・って感動のツボが違う?!
・・・そういや、自分の時(中高)はどうしてたっけな?

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さて、肝心の「コンクール」。
これ、未だに「難しいもんだ」と思います。
ある意味、オリンピックの「採点競技」と同じか、と。
(フィギュアスケートとか、体操とか。)

「技術点」と「芸術点」と、の合計により順位をつける、
という感覚、ね。

ただ、スポーツの場合は「目に見えるもの」
がありますよね。ジャンプとか回転とか。
そしてその「スポーティ」な部分に点をつける・・・

でも、音楽の場合「目に見えない」んですよね。
となると、いきおい「音程」「縦の線」「技巧」に
「目」が行き、採点する・・・の?

でも人を感動させる音楽、ってそういうもんじゃないでしょ?
プロオケだって、ライブで聞いて猛烈に感動して、
でも後日オンエアを見たら「傷だらけ」!ってことも
実は結構ある話。

だから、どうやって「金」「銀」をつけるのだろう?
というのは未だに「?」です。
きっといつまでも「?」なんだろな。

でも「コンクール」である以上、競争、という要素はあるわけで。
だから、ある意味「仕方なし」に「音程」云々で○×をつけざるを
得ない・・・それはそれで分かりますが・・・うむむ。

だから。
ただひたすら、「勝った負けた」だけで「音楽」を感じないで欲しいな、
中高の諸君には、ぜひ、そうであってほしいな、
指導者の先生方は、ぜひ、導き先を誤らないで欲しいな、
ただ、そう思います。

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そして一般の部!
ここに立つ彼らは「そういったこと」を全部飲み込んでいる、
と思います。

中高生のヤツらにゃ「時間」がある。
毎日、朝から晩までずっと吹きづめ、1週間、ってのもOK。

でも社会人にはそんな時間はない!
でも「コンクールの舞台」に立ち、思いを込めて「競技」する!
それだけでも敬意を表すべき、と思った次第。

そして吹奏楽団「雅」さんには、
「コンクールだから競争の所はあるけれど、けど
それ以上に「音楽」してまっせー」っていう
オーラを(俺が勝手に)感じる次第で。

きっとそういう思いで
コンクールの舞台に立っている・・・
個人的な思い入れが加味されているのでしょうが、
いや、ホントにさっぱり・スッキリした団体さん、
そう思えるワケです。はい。

関西エリアには
「競技としてのコンクール」にどっぷり浸って
上等な結果を連発する、またそれを自慢している
一般(社会人)の団体さん
がある、とは思っていますが・・・

そこのライブからは「音楽」って感じなかったし。。。
団員さんから「金メダルとった腕前持ってるんだぜ。」
的なオーラを感じたりもしたのですが・・・

それって、「音楽」する上で大切な・必要なことですか?
って思ったり。

ともあれ、「吹奏楽コンクール・一般の部」には
そんな「?」を持ってはいたのですが。

一般の部、聞いたのは前半6団体だけでしたが、
皆さん「競技」に「血眼になる」なんて感じは全然なくって。
それがまたある意味「新しい発見」なんではありました。

ただ、確かに連続して聞いて
「なるほど、そういう部分で差を判断するのかな?」
という部分はおぼろげながら感じたりも・・・

ともあれ。
コンクールに参加する、ってのは、
ある種の・今の立ち位置を知る、
という程度の意味合いでも
充分良いことなんではなかろうか?
特に「雅」さんにはその意味合いってのが
とても大切なんでは?と勝手に思ったり。

そんな残像を覚えつつ、ホールを後にしました。
こういう感じで音楽できるなら、
それもまた楽しみ方の1つやなぁ・・・
いいな、もう一度戻ってもいいかな・・・

そんなことも考えたり。

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でも、やっぱり現実はもっと
「競技」になってるのかなぁ。
一般の部は全13団体。
でも金は4団体(うち府代表は3つ)、
残り9団体は全部「銀」という結果でした。
「雅」さんも銀だった、とのこと。

銅は出さない、って方針なのかな。

やっぱり「競技」である以上、
「基本的な技巧部分」
だけはきっちりとチェックする、
ってことだったのかな。

俺が聞いた前半6団体からは金は1つだけ。
(代表にはならなかった金、でした。)
そう言われれば、確かに頷かないわけでもない、
そんな印象はありますが・・・

やっぱりベーシックな部分をキッチリとクリア
しているかどうか、なんだろうな・・・

でも(ひいき目ではなく)「雅」さん、
実はもう一息で「金」に行けたのでは?
と思ったり。
(金の団体と比べてみて、ね。)

色々な思いを込めての船出だったでしょうが、
まずは・なにはともあれ、お疲れ様でした!
「雅」の皆様!!!

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ちなみに。
これ、一番「しんどー」なのは、
間違いなく審査員の先生方。
京都府の場合、コンクールは全部で8日。
前後半4日で丸々入れ替えですが・・・

4日間、連続して朝から夕方まで。
しかも今年は4日目が
「9時~21時」までの「演奏時間」。

そりゃ、確かに最後は
「うつろ」な状態になるでしょうよ。
その中で「審査」するんだから、
いきおい「ベーシックな部分」だけを瞬時に判断する・・・
そうなるんだろうなぁ・・・

先生方も、ほんとうにご苦労様でした。

俺が「4日間全部聞け」と言われたら・・・
間違いなく「しんでしまう~」ってなもんだろな。

でも・・・
やっぱりブラバン、ってのもいいかも、ね。

それにしても。。。
暑い、湿気る・・・うぬぬ・・・





この記事へのコメント

ふうま
2016年08月18日 12:47
はじめまして。
1965年1月9日に京都会館第2回ホールで開かれた、第2回京都市中学校吹奏楽発表演奏会について調べています。
当時の吹奏楽のことをご存知でしょうか??
2016年08月18日 13:09
>ふうま さま
初めまして。ようこそお越し下さいました。
お尋ねのこと、大変申し訳ないのですが、
私、生まれは京都ではないので、
お尋ねのあたりのことは全然存じ上げないんです・・・
お役に立てずに申し訳ございません。
また気が向かれましたらお越し下さいませ。

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