Everything or Nothing ~ 男の夢を描く浪漫な絵本動画

年が明けて、ドタバタしてるうちに
どーしてなんだか、気がつけば
この俺が老舗団体の責任者、なんて地位に祭り上げられて、
そのせいか、あっという間に2月になってしまった今日この頃、
皆様いかがお過ごしですか。

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そういや。一昨日?1月30日?
フットボール・U-23のアジア大会!
優勝ですよ、優勝!
0-2をひっくり返しての優勝!

で。ワタクシ。ホント、申し訳ない・・・
0-2のスコアを見て、「あぁ、やっぱり、今度も・・・」
って思ってしまって、ふて寝してしまったです。

けど、その後やったのな!
やっぱ、信じてなきゃダメってことか!
信じなきゃダメ、ってことか!

ただただ、応援してた人達には申し訳ない、っていうか。
なんて言うか。

オリンピックはもっと厳しい戦いだろうけれど。
どの国も「主流選手」をOAで投入する、って話だけど。
どうか、ロンドン大会のように
おおいに盛り上がりたいですね!

フォルツァ・ニッポンU-23!

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とまぁ、そんな盛り上がりで終えた1月。

少し前の備忘・007ネタ関連なのですが。
WOWOWの企画もあって、この1ヶ月間、
チンタラちんたら、と、007、味わってました。

ということで。
今日は「大人の男の浪漫絵本」の備忘を、ちょいとばかり・・・

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スペクターもスカイフォールも
なかなかオモロかったのは
過去の備忘の通り。
http://utaflpic.at.webry.info/201512/article_2.html
http://utaflpic.at.webry.info/201212/article_1.html

リブートした初作の「カジノロワイヤル」もなかなかでしたなぁ。

けど、「慰みの報酬」だけが・・・
そうなると、ちょいと残念だったかな。

でも、今日の備忘は「そこに至る歴史」のお話。
そして「初代」のこと。

前作・スカイフォールが公開された後、
007制作のドキュメントが作られていたそうです。

「Everything or Nothing」

俺の中じゃ、007の制作、というと
「ブロッコリ」氏・一族のファミリービジネス、
というイメージだったんですよねぇ。

で。
ホント、そうだったんですね。
このドキュメントを見ると、
いかにアルバート・ブロッコリが
ジェームズ・ボンドに惚れ込んだのか、が
よく分かります。

そしてこのシリーズがなぜ50年も続いていたのか、
というのも「ほほー、なるほどー」と唸ることばかり。

お金がなくっても、
なんとかスポンサーを探して
ようやく制作にこぎ着けたり。

原作のイアンフレミングとも丁々発止があったり。

途中、著作権争いが勃発して
(サンダーボール作戦あたり)、
それが実に数十年も制作陣を苦しめたり。

→ それらから解放されてようやく「スペクター」が作られた、とか!

でも。
そういう想いを貫いて50年以上も生きながらえる、って。

やっぱり何事も
最後は「愛」なのね。「愛」。

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ドキュメントでは
それぞれのボンドの話も出てきますが。
なるほど、そういう変遷があったのか、と。

ロジャー・ムーアの路線が確立するまでに
3本かかってしまった、という話や。

・・・確かに。コネリーのボンドの「後」だと、
同じことやっても、ってなるもんね。
そこは「ヒットした初代」を受け継ぐ難しさだろな。

レーゼンビーがなんで1本で終わったのか、とか。
=今になって自分でも自覚してる、ってのが
なんとも言えない「アジ」出してたり。

・・・確かに敏腕プロデューサーに向かって
「映画出演経験は豊富」(実は皆無)と「騙して」
役を射止めた?!とか。

ダルトンのボンドがダークなイメージなのは
ダルトンならではのリアルさ追求だったか、とか。

・・・これは俺が感じたとおり、だったのね。
今でもチェロのハードケースで雪原を滑るシーンは好き。

ブロズナンがボンドを射止める前に
そんな話があったのか?とか。

・・・発表直前に死んだはずの契約が復活して
ボンド役が一度はボツになった?
でもこの人のボンドが実は一番「小説のイメージ通り」
なのでは?

クレイグが発表された時に
世界的にブーイングが発生したのは知ってたけれど、
具体的に「そこまで」だったとは?とか。

・・・俺もブーイングしてたクチ(爆)。
でも俺も世界中のファンと一緒で、カジノ~を見たら
「むっちゃええやん!」ってイチコロ(死語)。

とまぁ、2代目ボンド以降も様々な要因などがあって
引き継がれてきた「役目」。
その切り替わりが
今にして思えばあまりにも自然だったのが、
長寿の秘訣の1つなんでしょうね。

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そして何よりも・やっぱり、プロデューサーの執念。

「この小説のキャラを通じて世界に娯楽を届けたい」
という文字通りの台詞が
ドキュメントに出てきたわけではないですが。

でもそういう想いを抱いていたのは確かだろな。

だから。
色々トラブルが生じて・昂じて、
ホントなら、コネリーがケンカ別れ=降りた段階で
シリーズは終わっててもおかしくなかったわけで。

・・・そのケンカ別れも、本当の別れの時まで
引きずってしまっていた・・・というのは
お互いにとって辛かったことなんだろな。

実際、日本ロケでものすごく嫌気がさしてしまって
それが契機で一度はボンドを降りた、とのこと。

・・・当時のニュースフィルム見たら、
「そら、いやになるやろな・・・」ってな話満載やったもんね。
トイレに入って上を見たらカメラマンがいた、とか。
ロケ地がバレバレで、
到着したら「大歓迎団」が構えて待っていた、とか。

・・・日本も30~40年前まではそんなだったのよ。
プライバシーがどうたらこうたら、とか、
そんな観念、ぜーんぜん無かったのね・・・
人のことを笑ってばかりはいられへんよねぇ・・・

でも、そこで「じゃ、もうオシマイにしよう」
と言わなかった・思わなかったブロッコリ。

ただ、ただ、ひたすらボンドの世界を愛してたんだろな。
だから執念で2代目を探して。
けどそれが上手く行かなかったとみるや、
ワンポイントリリーフで
「もう一度だけ」コネリーを使ってみたり。

周囲はそれで和睦成立を期待したのかもしれないけれど・・・
それは失敗したのよね。

で、三代目・ムーアになるわけで。
けど、コネリーとムーアが親友づきあい、てのは
全然知らなかったなぁ。
ムーアがコネリーのボンドを
とてもリスペクトしてた、ってのも
正直、プチ、びっくり。

けど、やっぱ、コネリーがボンド作ったんだもんね。
ダンディでユーモア溢れる、
「女はイチコロ(死語)」な男・・・
それを「具現化」したら、コネリーになる・・・
ってのはすごくよく分かるよねぇ。

最初がコネリーじゃなかったら、
50年も続かなかったろうな。

そして。
今でも・いかにも<非アングロサクソン・非英国人>が想像する
「英国男性」の「浪漫」な姿・世界、ってやつを
この007シリーズには感じるし、今やそれを求めたい、って思うもんね。

それって、見ようによっちゃ・言いようによっちゃ、
まさに「男の浪漫」を描いた「絵本」としか。

その「オトナの絵本」を「動画」にしたのが007シリーズ。

そんな世界に共感できる、夢見たい・・・
そう思う世の男性の支持が続いてるんだろうな。

って書いててふと思ったけれど。
007シリーズのファンな「女性」ってどれだけいるんだろ?
それ、ブルックナーやワグナーを好きな女性の率と同じようなものかも?

いや、コネリーファン、って女性はわんさかいたらしいけれど・・・

ちなみに。このブロッコリ氏。
アメリカに野菜のブロッコリーを広めた一族の末裔なのだ、とか?

ちょっと脱線。。。

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で。
WOWOWでは、ショーン・コネリーのボンドをまとめて放映してました。
なので、この機会に、ちびちび、と見てたのですが・・・

やっぱ、かっこいい!
面白い!
単純に、ただただ、かっこよくって面白い!
これぞ映画!って思える作品ですよね。

今回のオンエアは・・・

処女作のドクターノー。これがすでに50年以上前の作品(1962)。
俺、まだ生まれてないって!
続けて、ロシアより愛をこめて(1963)、ゴールドフィンガー(1964)、
007は二度死ぬ(1965)、で、1つ空けてダイヤモンドは永遠に(1971)。

それから、ドキュメントでもフォーカスされてた
ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983)。

確かに出てくる風景、小道具類、映像・・・
そのあたりは「古さ」を感じるけれど。

改めて今見ても、むっちゃオモロイ。

テンポ、歯切れの良さ、とか。
設定そのものも、東西冷戦って背景が古いけれど、
殆どの作品、焼き直せば今でも通用するのでは?と。

スペクターの時も備忘しましたが。
サンダーボールなんか、あのテロ組織と絡めて
リメイク出来そうだし。
ゴールドフィンガーだって、今でも通用する話でしょ?
二度死ぬは・・・さすがに・・・だろうけれど。
これ、原作に忠実に作れば、案外オモロイ作品になる?

それから。
50年経った今でも続く・映画から感じられる空気感。

ブリティッシュ・ユーモア?
ダンディズム?冷徹さ?

ヒトコトで言うと「かっこよさ」!

それが全部、ショーン・コネリーのボンドでできあがってるのね。
いやいや、コネリーのボンド、やっぱ単純に

 かっちょええ
 
ですわ。ただただ、そのヒトコトだけ!

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だからかな。
それぞれの映画の残像・記憶は
どれもこれも「かっこいいコネリーのシーン」が大半なのですが。

改めてそれらの映画を見たら、
良い意味での記憶違いにビックリ!

例えば。
ロシア~。これ、オリエント急行の話、って記憶だけど、
電車に乗るの、って映画の後半だけなのね。
でも電車の中・密室系?でのアクション、って
その全ての源流がここにあるんだろうし。

これも、コネリーのかっこよさがあって成立しているシーンかな、と。

そういや。ロシアの「おばさん」将校。
思い切り「ロシア風英語」ってのが、また時代やなぁ・・・と。

サンダーボール。
これ、海中の戦闘シーンが有名だと思いますが。
そもそも原爆が盗まれるの、って
話が始まって30~40分も過ぎてから、なのね。

これを知っておけば・見ておけば、
最新作のスペクターも色々楽しみが深まるかも。

会議室に「00要員」全員集合、ってシーンも、
実は全作の中でここだけ、と違うかな?

サンダーボール作戦でのボンドガールとの絡みも、
善悪両方からのアプローチがあって。
けど、それもやっぱり「コネリーのボンド」だから
むちゃ自然に見えた・・・かな!

ともあれ。
どっちも、コネリーの活躍シーンが脳裏に刻まれてるので、
それが映画の大半、って覚えてしまってたのね・・・

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他にも。
改めて見て、へぇ・・・なことも沢山。

ドクター・ノーの時にはまだテーマ音楽が確立してなかった、とか。
→今聞いているテーマがちゃんと認識されるのはロシア、とか。
でも、この話も焼き直せば充分今でも使えるのでは?

ゴールドフィンガーなぞは・・・
英国人が見た「成金米国人」を具体化したら
こうなるのか・・・と思ったり。
だからアメリカではこのシリーズの人気は出なかったのか?とか。

2度死ぬでは・・・さすがに1960年代の日本で
身長190cmもある「日本人」は無理があるやろ、とか。
・・・頼むから、007を「村おこし」に、っての止めてくんないかなぁ。

ダイヤモンド~に至ると、やっぱりコネリーは「お付き合い」なのか、
と思ったり。
・・・ここでの中途半端な「ユーモア」が、
次のムーアを苦しめたのかなぁ?

ネバーセイに至っては、老いはどうしても隠せないのな・・・
とちょぴり悲しくなったり。
でも実はムーアの方が一歳年上なのよね。
それにしても・・・カードゲームでエエやン?
下手に「電子ゲーム」なぞにしなくても。
(リメイクも「そんな風」にされちゃ、ちょっとヤだな。)

で。。。

2時間の枠の映画で。
アクション、スパイもの、の映画で。

固い言い方ですが・・・
起承転結はかくあるべし、
というのが、すでに最初の頃の作品で
確立してたのね・・・って思った。

そしたら・・・
それが50年も続くの、ってすごいなぁ・・・と。
そして、基礎がしっかりしてるから、
どんなバリエーションでも耐えられるのか、と思ったり。

まるで、シンフォニー(交響曲)が世に出始めて
さほど時間が立たないうちに
それを確立したベートーヴェン・・・
素晴らしいジャンルは、そのジャンルが生まれた初期に
「そのジャンルにおける(後生に及ぶ)巨人が確立した」
って図式・・・

なんだか、そんな図式、想像したりして、ね。

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とまぁ。
典型的なモンゴリアンな体格・体躯の俺としちゃ、
文字通りただただそれを夢見る・夢見たい
「オトナの浪漫の絵本動画」な007。

やっぱ、理想のボンドはブロズナンかもしれないけれど、
憧れるボンドの理想像はコネリーかな。

自分じゃできっこない夢の世界を描く、
というのが「映画」ならば、
この007シリーズはまさに「映画」そのもの!

そう改めて思ったコネリーのボンド、でした。

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* オマケ。

いやいや、今までも備忘でも何回か007取り上げてるけれど、
やっぱ、毎回同じ感想なのね。。。
備忘の意味がなかったり?(汗)

ドキュメントのタイトル
「Everything or Nothing」。
これ、ブロッコリの家訓?信念?だったそうですが。
この頭文字「EON」を取って制作プロサクション「イオン」としたのだ、とか!

それから。
M曰く
「ボンドの欠点は、任務の途中でもすぐ女に手を出してコレクションすることだ。
けれども、そのコレクションはさすがとしか言いようがない。」だったかな。
いやいや、俺はカミさんだけだってば。(汗)

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