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zoom RSS L・フジタ/再び。

<<   作成日時 : 2018/11/26 14:55   >>

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11月も最後の週、
来週、ちうか、週末はもう12月、
そのせいか、例年通りの日常生活での
ドタバタ劇や金欠病とかが
今年も襲いかかってくる、ってのに、
それだけでも充分、ちうに・・・
今年はそれに積み重ねて、
やたらとヘンな人、オカシイ人、
そんな連中が「よろず相談所」よろしく、
ヘンでオカシイ問題の原因になって、
被害者友の会でも立ち上げようモンなら
間違いなく俺が会長になっちゃうから、
なんだかそれだけで気が萎えるなー・・・
という、何が何だか分からない今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結局のところ。
この「ワケのワカラン」具合って、
きっと天気のせいだ、と思うな。

「あぁ、太陽がいっぱいだ。」

としゃれた台詞が吐けりゃいいのですが。

あっちでは「あの子がキライ」だからどーにかして、だの、
こっちでは「あいつのせいで」って理由もなく
女子社員を吊し上げる昭和なオッサンとか。

そんなこんな、で今年はドタバタ度が
もう加速状態。

オマケに?車検というアホな制度のせいで、
チョーお気に入りだったPACEMANとお別れ、
でも代わりに来たのがチョー大人なCLUBMANなので
まあそれはそれで・・・ってまだ気分の整理もついてないのに。

ホント、俺も世界の中心になって、
どっかりと「我が道を行く」て人生送れたらよかったのになー。

でも星占いで誕生日を見たら
ほぼどの占いも

あなたは変人です。
あなたは芸事に秀でています。
あなたは個性的です。
それゆえあなたの所には沢山の相談がおしかけてくるでしょう。

って、もっとマシな回答ないんかいっ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とまあ、そんなこんな、でドタバタ続きで。
ドタバタと言うと。
どう言うワケかしらんですが。

この秋、気がつけばものすご、展覧会、
沢山関西に来てるんですよね。

こないだもピカソが何気にJR京都駅に来てたり。
大阪にはルソーがお邪魔してたり。
この先も、モローが来たり、フェルメールが来たり。

ニッポン・関西の経済力、って
そこまで回復したのかなぁ。
万博もやる、って言うけれど。

特に大阪なんか、お腹膨れない事業はカス、ってことで
どんどん補助金も切って捨てて。
行政が率先して文化を否定しているエリアだからこそ、
余計にお金の力が無いと、関西にはこないに沢山の
名画が来る、とは思えんしなぁ・・・

でも実際、たっくさん来てるわけで。

カミさんとどうしよう?いついこう?と悩みつつ。

今日は・今回、「勇気を持って」土曜日に行って参りました
展覧会の備忘、です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

行ったのはこれ!

「没後50年〜藤田嗣治展」

藤田。レオナール・フジタ。
その「大規模な回顧展」ということで。
しかも開催が地元だったので。

カミさんと「行きたいけど、時間がないよねー。」
「平日お休みなかなか合わせられないねぇ。」
「週末なんて、人を見に行くようなもんだからねぇ。」
「それに11月上旬はオケの本番だしー。」

と、あーだこーだ、言ってるウチに、
会期はどんどん進んで。

で、エイヤっ、って土曜日の午前、ちうか、朝一番に行くことに!

でもそう思ってたら、前の日の夜、TVニュースの
お天気コーナーで、どこの局も
「この三連休が京都では紅葉の一番の見頃になります!」
って連呼・・・

おーい、勘弁してくれー・・・
しかも会場は結構文化ゾーン。紅葉名所とは言わないけれど、
観光客がわんさか押し寄せるゾーン・・・

でも、ふと気がついたのな。

今回、地元じゃん。
土曜日、朝早めに開館するじゃん。
ほたら、朝一で行けばええやん?
時間としちゃ、出勤感覚ヤン!?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで。
土曜日朝一でお出かけしたのですが、これが大正解。
やっぱり観光客の皆さん、ってお昼前頃から、なんですよねー。

そういや、どっかで聞いたなぁ。
土曜日朝の情報番組で「京都の紅葉」ってやってたら、
それみて9時か10時ののぞみに乗って京都に来たら、
丁度お昼時、って。

だからかな?
ホントはもっと人混みしてるだろな、と覚悟してたのですが、
朝のうちだから?人もそう多くなくって
すいすい見る事が出来ました。

なので、全般として、めちゃ満足!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、肝心の。藤田。フジタ。

過去最大級の大回顧展です!
というキャッチフレーズでしたが。

確かに100点以上、全部フジタ、ってのは
すごいのでしょうが・・・

あれ、なんか、これ、見た覚えあるぞ・・・
これも見た覚えあるぞ・・・

藤田じゃない展覧会でも見たことあるような気が・・・

乳白色、戦争画、猫・・・自画像・・・・

あれ?

って思ったら道理で。
カミさんいわく、
2年前、生誕130周年で兵庫に見に言ったやん?!

そういや、そうだ。
ちゃんとその時の備忘もしてあったっけ!

そうそう。で、その展覧会の直後、
浅田彰氏のレクチャーセミナーがあって、
ふんふん、なるほど、って聞いてたんだっけ。

いっや〜、人の記憶のなんと都合のよいことか。

で、見て、かえってきてから、
2016年7月の自分の記事、見ました。

まー、エラそうに!(爆)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういやレクチャーで行ってたっけ。
藤田はずーっと日本を代表する、
フランスでチョー有名な画家、って感じで
捉えられてるかもしれないけれど。

こういう風になったのは2000年を超えてから、
ここ10年くらい、ですよ。

ってお話。

そうそう。そういう話だったっけ。

で、当時もやっぱり乳白色の裸夫人に
強いインパクを受けたものの、
案外、それ以外の、南米旅行とか戦争画とか、
なんか、めちゃくちゃ書き込みすぎててなぁ・・・

って思ってたんだっけ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とすると・・・

俺も結構トシとったんだ(ってたった2年ですが)。
素直にそう思いましたもんね。

そりゃ、裸婦像のインパクトは相変わらずですし、
今回、裸婦像だけでも10点ほど?がずらりと並んで。

その間もBSなんかでやってるドキュメント見て、
はは〜ん、乳白色の裸婦像、って
そうやって描くのか、
白く塗るんじゃなくって、周りを黒く塗りつぶすのか、
なるほど、それ、日本的な考えってわけか・・・

って印象・感動は覚えていたのですが。

たった2年ですが。
2年前見た時の、たっくさん情報がありすぎる?
って印象は、
ただ単に俺がそれを全部受け止められていなかっただけ、
だったんだなぁ・・・

そう思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

特に戦争画。
玉砕がテーマ(?)の2枚。
以前に生で見たその後、TVでよく解説見たりして、
なんとなく、憑かれたように書き込んでいる、
ってのを知ったから、なのかなぁ。

想像だけであそこまで書き込む、ってのが
2年前には全然わかってなかったけれど。
最近の身の回りの不要で無益な争い事を
目にするにつれ・・・

あそこまで書き込むってのは、
よほど「戦争」ってものへの思いと
「日本人」って思いがすごくあるんだろうな・・・

って、ついつい、絵の前でおびえながらも
立ち止まって、見入ってしまいました。

その戦争画の時代なんですよね、
あの「ニャー」がもつれてメビウスリングになってる
「闘争(猫)」って絵は。

どの顔見ても、「おるおる、こういうケンカ顔してる猫」
って最初は思ってたのですが。

こたび改めて戦争画の中で見て、
こう、言葉には出来ない、ユーモラスさの中にも
なにか、こう、ブラッキーな?皮肉?
を感じてしまう・・・

というのは、考えすぎでしたかね?

それともひとつ。

2枚の玉砕の絵。
どっちも、なぜか、今回、ただただ純粋に
「グロテスク、でも美しい」と思ってしまいました。

絵が綺麗だから美しい、ってんじゃないんですよね。
F・コッポラの「地獄の黙示録」に寄せた
黒沢の言葉だったか、と思うけれど。

地獄図の中に人間の欲望が全て詰まっている。
だから地獄とは美しいものなのだ。

だとか、なんだとか。(全然違ったかも・・・)

でもなんか、そんなフレーズ、思い出しました。
どこをどう切り取っても「悲劇」「哀愁」「悲惨」
という単語しか出てこないはずなのに・・・

ちょっと離れて俯瞰すると、なぜか
乳白色の裸婦像とは違う意味で
「美しい」って思ってしまって、
そしてその刹那、そう思った自分が恐ろしくもあり・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でも。
藤田嗣治としちゃ、
やっぱりなんといっても20年代・パリ・狂乱の時代?
の数々の絵、ですよねぇ。

改めて、この乳白色の裸婦像達、って
これはこれで見入りました。
どれもこれも、綺麗なんだもん。
でも「エロチシズム」ってのは殆ど感じず、
ただただ、「ミューズ」として、「美」として
見つめてしまいます。

このあたりの印象は、2年前と殆ど変わらず?
でも、戦争画とは違い、これは文字通り、
単純に?脳みそにそのまま入ってくる「美しさ」。
「美しいものを見て美しいと思える心」っての、
ホント大切なんでしょうね。
忘れないようにしなきゃ。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして今回、それと同じくらい、
静かな心で見入ってしまったのが
晩年の宗教画でした。

日本のために、と思い、
世界の中の日本人、って思いで
戦争画家としても日本を思ってたのでしょうね。。。
藤田。

でも、その後、終戦後、嵌められるように
一身に責任背負わされて、
とうとう、ニッポンを出て行かざるを得なくなった
フジタ。

行き先はフランス・パリだったけれど、
もう20年代は遙か昔。
そんな中、人生の黄昏を迎えて、
洗礼を受けて、
そして心の安らぎを求めて、
最後は・・・ランス?
それって、ロッシーニのあれ?目的地?

でもって、そこで晩年を過ごして、
簡素な礼拝堂も作って、
その中のフレスコ画をたった2カ月で描き上げて。

フレスコだったら、それこそ「地肌が乳白」
っていうイメージに・・・近いわけでもないのかな。

そのフレスコ画の数々も、
もはや何かの境地に達したように、
心穏やかなんだろうな・・・

そんなオーラをほんのり、
でもしんみり、感じ入りました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一通り見終えて。
生誕130年の時もそうだったかも、ですが。

ニッポンの「センセイ」システムってのは
やっぱり芸術では「害」の方が大きいのかな。

「センセイ」の教えるとおり、でないと「×・不合格」
ってなっちゃう仕組み。
「センセイ」の教えも大切だろうけれど、
それを打ち破る才能が出てきたときに
社会がどう対応するか、ってのが
成熟したかしてないか・・・なのかな。

「下のものが上のものを敬う」、という文化は
それはそれで素晴らしいと思うけれど、
その度が過ぎて、
「上のものが下のものを見下す」とか
「下のものが上のものに物言えなくなる」とか・・・
それはちょっと違うだろ、ってね。

ふとそんな「へんなしがらみ?風習?」に思いを馳せたのは、
やっぱり「今の我が身」によるところ、大、だったのかな。

朝一で来た時には曇天だったのに、
昼頃に見終わって会場を出たら、
底抜けに青い空、良い天気。

そしてどんどん会場に流れ込む人・・・
あぁ、よかったー。

そか、土曜日の午前中は掃除洗濯、もいいけれど。
こうやって、地元開催の展覧会で
美に接する、ってのも
なかなか「心の洗濯」になっていいもんだ・・・

そう感じた、11月の下旬、なんではありました。

さーてと。来週は12月かぁ・・・

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