愛・覚えていますか

ようやくこの地でも春めいてきたせいか、
先週水曜日ごろまで「つぼみ膨らむ」だけでじゃく、
マジでこの週末~今日あたりの
たった3~4日で一気に、
そう、文字通り一気に桜が咲いて満開になり、
今日入学式の人達は、きっと昨日の夜中の雨もあって
見事な桜吹雪の中の入学式だったんだろなー、
と勝手に妄想して感動している今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

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で。
今日から各種学校が本格的にスタートするから、かな。
例年同じ、っちゃ同じなんですが。
3月はガラガラ?普通に込んでた通勤電車も
「通学電車」を兼ねるようになって、
今日からはもうダダゴミ、すし詰め・・・

きっとこれが5月頃まで続くんだろうけれど。

どうしても男性ならでは、のお悩み?
当然、本人(俺)としてはまーったくそんなつもりはないのに、
カバンを肩掛けせずに手で持っていると、
その手が女性の体に当たってしまう、というお悩み。

ホラ、それで電車が揺れて手が揺れて、
それが女性の体をなぞるように動いちゃうと
即、次の駅で強制退去→駅長室→警察・・・

という悲劇の連鎖の始まり。

だからこの時期は、ちょっと階段から遠くても
あまり混まない場所に行こう、とはするんだが・・・

やっぱり今週・来週はムリだろな。
オマケに、満員でこっちの手が当たると「やべっ!」
ってなるけれど、逆に、近くの人の手が
体に当たっていると、ついつい「うへ?おいおい?」
ってなっちゃうから、お互いサマ・・・

ってわけには行かないんだろね。

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さて、そんな春の始まり。
NHKの特番、しかもアニメ絡み、2本見損ねて
でも滑り込み、再放送録画をしたので
ほっと一安心、でしたが。

今年はガンダムが大地に立って40年、
超弩級戦艦マクロスが発進して37年、
という御年、ってことだそうで。

で、両方録画したのですが、今日は
とりあえず再生して実を得たマクロスの方のお話を。

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これ「歴史秘話 マクロス ヒストリア」ってことで。
番組のフォーマットは歴史秘話ヒストリア、
でも取り上げるのが「マクロス」の「歴史」なんっすよね。

これ、確かエヴァとかガンダムとか、でもやってなかったかな?
あ、エヴァはやってないか。
ガンダムはなんか見た覚えがあるけれど。

確かにSFではあるけれど、ミライの「歴史」を描いているから、
「歴史」に込められた「秘話」をご披露する、
ってコンセプトは意外と相性がいいのかも?

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さて、実は隠れヲタクのワタクシ。
マクロスも結構嵌まりましたねぇ。

ただ、放映時間が日曜日の昼下がりという、
いかにも「やる気のない」実験的作品だった、
という記憶も鮮烈にあったりします。

でもそれを言われてもしゃあないくらいに
「意外性」が沢山持ち込まれましたモンね。

解説はヒストリアに詳しかったですが。
* でも渡邊さんがいきなり着物姿で
「キューン、キューン、キューン、キューン、
わた~しのかれは、ぱいろ~っと~」
っていきなり歌うとは?!

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番組でも触れられていましたが。
1972年の宇宙戦艦ヤマト、
1979年の機動戦士ガンダム、
この2本のアニメが日本のSFアニメの金字塔?
頂点を極めた、とも言える作品だったのに、
さらに1982年にこれらのファンに衝撃を与える作品、
超時空要塞マクロスがオンエアされる、
ということになるんですよね。

ガンダムのスタッフは、ヤマトを越えろ、が合い言葉だった、
と聞きますが。

マクロスのスタッフは、ヤマト、ガンダムで
できなかったことを目指す、これら2本をさらに超える、
が目標だった、って聞きました。

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で、以下、番組のなぞり・・・になっちゃいますが。

確かに今考えても革新的な3つの柱、
これがなけりゃシリーズじゃない、という柱が
またある意味、もの凄い発想だった、ってわけですよね。

まずその1。歌。

SFアニメに歌?
しかも歌が「兵器」「武器」になる?

え?どういうこと?
これは確かに最初に見た時から「すっげー」
って思ってました。
SF、宇宙戦争、それに「歌」をからめる?
一体全体どうやって?

まるで「歌で戦争を終わらせる」という所から
逆算して作品の骨格を作った、とすら
思えるんですよね。

企画を立ち上げた1人、河森氏曰く、
「今も地球のどこかで戦争があって、
他方で人気歌手のメガライブをやっている。
じゃ、それをもっと小さい空間煮詰め混んでみたら
どうなるか?」
ってのが着想点たった、だなんて、ね?

確かに、戦争や自然災害の時、って
「そこから離れた場所」で「なんちゃらエイド」
っての、70年代終わり~80年代に盛んに行われてましたもんね。

それを思うと「あ!なるほど!」と
一瞬納得しちゃうんですが・・・・

でもやっぱり「えええええ????」という衝撃が
揺り戻してくるわけで。
そして再び「歌」ありきのストーリー展開、
その発送をSFアニメでやっちまった、そして今も継続してる、
ってのがスゴイですよね。

またやはり番組でも触れられていましたが、
この作品でリン・ミンメイと飯島真理と、がある種合体して、
2Dでもない、3Dでもない、バーチャルアイドル、という
概念がここで萌芽した、ってのも面白い現象だなぁ、って思いましたね。

確かに、今やアニソンも立派に歌謡曲のジャンルに入ってるし、
むしろアニソン抜きだと日本の歌謡界って・・・?
ってくらい、「普通のもの」になりましたもんね。

だから、TVでオンエアされたマクロス、マクロス7、マクロスF、の三本は
やっぱり劇中歌が優れてるし、特にマクロスの羽田健一郎氏、マクロスFの
菅野よう子氏、かれらの起用というのがストーリー展開と相まって
ものすごく効果あり、って思いますもん。

しかも、映画版のマクロスでは「愛・覚えていますか」を安井かずみ/加藤和彦の
コンビが書き下ろしたナンバー、ってんですからねぇ。

また、マクロス7では実際には劇中用BGMはなくって、
全編ファイヤーボンバーの曲、ってことになってる、って!

この、バーチャルアイドル、アニソン、声優のライブ、ってリンクを
作ったのがこの作品、っていうのが凄く重いんでしょうね。

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その2 メカ

これは言われてみて確かに!ってネタでしたね。
いわゆるSF・ロボットものは、バン○イさんの意向もあって
売れるかっこよさが必要だった、とは聞きましたし。
確か、マクロス以前だって変形ロボとか合体マシンとかがあった・・・

とは思うのですが。

普通目にする戦闘機が瞬時にして人型ロボットに変形する、
というのはめっちゃ新鮮でしたよね!!!

言われてみれば、これが最初じゃない?

トランスフォーマーとかでも、普通のスーパーカーが
シャキシャキって変形して・・・ってのもありますが。

あのあたりだと、本当にあんな都合良く変形するのか?
と思わないでもないけれど・・・

たしか、このヴァルキリーシリーズ、って、
F-15あたりがモデルだったんじゃないかな?

でも、そこから足が生えて地上走行して、
さらに手と頭が立ち上がって人型になる、
そして専用機関銃もちゃんと「手に」持ってる?!

ここで、やっぱり河森さん。
聞けば立ち上げたとき、って慶応大の理工系学部にいた
学生だった、とか?

なんか、それだけでもスゴイが。
(学生が企画してた、というのと、学生がメカを考えたってのが。)

ちゃんとプラモデルにしても
しっかり作り込んだやつだと
きちんと変形する。。。

それがなんとも言えないリアリティ感を醸し出す、と。

よく考えたら、マクロス本体は全長1kmを超える長さなのに・・・
(途中でベキって折れないのかな?地球外文明の製造物だから大丈夫?)

でもそのマクロスですら、勝手に?
トランスフォームして人型になったり、とか?

なんで巨大戦艦が人型に変形するのか?
っていう理由付けは・・・そういや明確には無かった気がするけれど。
けど、そんなもん、どーだっていいやいっ!
とにかく、ヴァルキリーを見た後だと、
マクロスのトランスフォームですら「当たり前」に見えてしまう凄さ。

いやいや、今やあたり前に思える演出も、
マクロスが最初だったのな。

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その3 三角関係

で、歌にメカに、ときて、3つめが「三角関係」?!
これは最初のシリーズ(マクロス)だけのお話か、と思ってたら、
実はシリーズで必須条件になってるんだ、とか?

確かに、ヤマトやガンダムは群像劇として、
その中で恋愛が語られることもありましたが。

明確に「三角関係」を作り上げて、それを自然にストーリーに
落とし込む・・・時には子供っぽい場合もあれば
大人の三角関係も・・・

いやいや、確かに。
やっぱりヤマトやガンダムも群像劇として
心理を描く、というのは新鮮でしたが。
それが全部「恋愛」に置き換わって
「三角関係」に至らしめている・・・

そのアイデアというのも今振り返ると
とても斬新な試みだったんですねえ。

最初の放映時は、単にヤマトやガンダムとの違いを
出すため、って思ってたけど。

もしかしたら意外と「嵌まった」から、
「これ、シリーズのお約束ね!」ってことになったの・・・かもね?

中でも、やっぱり原点は最初、でしょ。

「友人」のリン・ミンメイと「上官」の早瀬美沙。
その間に立つ、優柔不断な「一条輝」。

確かマクロスはめっちゃ予算も
スケジュールもタイトすぎて、
そもそも「ここまで大当たりする」とは思ってなくって。

だもんで、本当なら最終決戦が終わって、
地上は全部滅びて、でもマクロスと、
マクロスの側についたゼントラーディー、メルトランディーが
生き残って・・・

で目出度く(?)完結・・・のはずが。

異様に人気が急上昇したから、ってんで
無理矢理延長させられて。
(ここがヤマトやガンダムと正反対ですね)

でも話はもう終わってしまったから・・・
ということで、延長されたワンクールは
ひたすら三角関係にフォーカスして、
で、最後、輝が美沙を選んで・・・
って結末まで持って行く、
それがストーリーの骨格でしたもんね。

戦闘シーンなんて、もうオマケ、って感じで。

ヤマトやガンダムで、それができたんだろか?
ヤマトは帰還後に古代クンと雪さんが・・・
ガンダムは逆に・・・ブライトとミライさん、くらい?
恋愛を軸に話を作れ、と言われても
その2作ですらちょっとムリっぽいですもんね・・・

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ということで。
「歌」(歌で争いを終わらせる)、「メカ」(リアルさを前面に出す)、
「三角関係」(単にバトルものではない)、という3点を
詰め込んだ、と言う意味で画期的な作品、
しかも後世に影響を与えた作品、という
ヒストリアチックな説明、
なんだかすっと腑に落ちましたねぇ。


でも時の流れは残酷で。
今年ガンダムが40年。で、マクロスは37年。
ガンダム以上に、マクロスは最初の作画が荒っぽすぎるから、
最新の作品のCG使いまくりな画像と比べると、どうしても、ね。

だから、これまた、チョー綺麗な、CG使いまくりで
最初のマクロス、とできればマクロス7と、
リメイクできへんかなぁ?・・・

いやー、それにしても。
マクロスと聞いて思い浮かべるのは、確かにこの3点。
歌、メカ、三角関係。

愛・覚えていますか、ヴァルキリー、一条輝の優柔不断さ・・・

こういうのはちゃんと「名作」って認定して
ずっと残って欲しいですね。

で、多分40周年記念で何か新作やるのかな?
(その時にリメイクでもいいかも。)



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