十数年ぶり(?)にスーツを「作る」

気のせいかなんか知らないけど、
もうすぐ平成が終わる、ってのが
見えて来始めてから、
どんどん、著名人が旅立っていく気がして、
そういや昭和の終わり;平成の始まりも
同じような印象があったなぁ、
と日々合掌に励む(これはウソ)今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

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遡っていけば、
漫画化の小池氏、モンキー・パンチ、
内田裕也・樹木希林夫妻、津村・朝岡夫妻、
だけじゃなく、
ノートルダム大聖堂も大火災・・・

いやいや、全然関係無いし、
そういうことは日々起こるけれど、
単に「和暦が変わるタイミング」が重なって
印象に残っているだけ・・・

なのはわかってますが、
やっぱり時代がもうすぐ変わるんだなぁ、
と思うばかりです。

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時代が変わる、といえば。
今日は極めて「ワタクシ的」なネタ。

もう若い頃には戻れない?ってネタです。

どうも、ここ数年、色んなストレスがたまり、
挙げ句、職場とオケでのストレスが
凄くなったのか?(という言い訳で)、
どんどん体型が重力に負けていって。

ホント、「雰囲気は変わらないけど、
随分貫禄出たな、お前」と言われたり。

いえね、自分でも原因はわかってるんですけどね、
けど、「一日PCの前で脳みそ使いまくる仕事」
だから、脳みそにエネルギーを、という
これまたしょーもない言い訳して
チョコレートばっか、間食ばっか・・・

オマケに、トシを取ってきたせいか、
近くがみえにくい?ようになって、
仕事用に、「近くが見える用メガネ」
(ひとはそれを老眼鏡という。)まで買って・・・

って思ってたら、お気に入りだった
普通使いのメガネが
ある日ポキッと俺の心みたいにぱっくり折れて・・・

そんなこんなで出費がかさむのに。

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俺のバカ。

この冬、お気に入りのスーツが
どんどん「お亡くなり」になってしまって・・・
(でもそのどれもこれもが7~10年以上は着回してた?)

まぁ、体型補正とかはしてたのですが。

でもいつも同じデパートのコーナーに
頼みに行くから、最近顔なじみになって、
「おにぃさん、またぁ?そろそろ頑張って痩せなきゃね」
と苦笑いされる始末。

くっそー。

痩せちゃるわい、明日からっ!

と思う「明日」は未来永劫来ない・・・

だから、「お気に入り」の「ジャケット」は増えるのですが・・・
なんか気がつけばジャケパンだらけになって。

あ~あ、どうしよー?・・・
セールスでお気に入りのセレクトショップで
買おうにも、結構(セールスなのに)¥もかっこいいし。

デパートなどでのセールスでも同じく¥がかっこいいし。

で、残りのサラリーマン人生考えたら・・・

まぁ、文字通りの「一張羅」を持つ、作ることは良いだろうけれど、
そればっかり毎日著ることもできないし。

そもそも給料、ウソコつかれて薄給のまんまだし。

そんなこんなで最近日々
「あぁ、だうしよう・・・ぢつとたいぢうけいを見る」
な憂鬱な状態だったのですが・・・

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なんと、ネットバナーで、オーダースーツ屋さんの宣伝が。

新規開店セールで、2着つくって50000円もしない、ってやつ。

ついつい目がいってしまいましたね。

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むかーし、若かりし頃。
駆け出し社会人のころ。

デパートでよく閑散期(?)にやっている
紳士スーツ2点29800円、ってのを買ったことがあるのですが、
あっという間に2着ともボロボロになって以来、
「そういうの」には騙されないぞー、と思ってたのですが。

背に腹は代えられず・・・
いや、その腹が問題なわけだが・・・

どうせスーツを着る期間も残りそないにないだろな、
ってんで、興味本位ってことで
お店にお邪魔してきました。

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いわゆる、このお店は街中のテーラー屋さんの
全国チェーンみたいなやつ。
セミ・オーダー、っていうんですか?
パーツがたくさんあって、お好みの組み合わせでどうぞ、
ってやつ。

ふ~ん。最近、デパートでも「セミオーダー」って聞くけど・・・

雑誌などで「予習」すると、
「フル・オーダー」は文字通りその人の体型に合わせて作る、と。
(いつか、ステージ衣装としてのタキシード、フル・オーダーで作りたい!)

他方、セミ・オーダーってなると、さっき言った通り、
いくつかのパターんがあって、組み合わせていく、と。

なので、最初は高く食ってて、
せいぜい、シルエットと色と、シングル・ダブルのチョイスと、くらいなのかな?
って思ってたのですが。

いっやー、今やスーツも、クールビズの影響?で
なんとかして売ろう、っていうもんなんでしょか?

実際最安値で作る!と心に決めてお店に言ったから良かったけれど。
多分、よくわからずに「好み」だけで作ってたら
トンデモなことになってたろうなー・・・
と思いましたねえ。

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実際には・・・

まず最初に、もうざっくりと!
「ネットバナーで見ました。」
「こういうの興味あったんですよね。」
「ちょうど秋冬ものが傷みまくってて新調したかったんっす。」
「でもお金もないし・・・て思っていたらバナーみたので!」
ってな会話から。

つまり、普通「税抜き 2着で¥48000- 「から」」
ってあるじゃ無いっすか?

そこを騙されて、あれもこれも、かっこよくしようとおもったら、
結局7~8万円は行くに違いない・・・と心を固めていたわけで。

で、最初のウチは、店員さんも「高級路線」を手に取って
持ってくるんすよね。
「これはロロピアーナと申しまして・・・(以下略・知ってるよ-)」
とか。
「ゼニアというイタリアの・・・(それも知ってるよ-)」
とか。

で、最初にキッパリ
「そういうカッコイイ生地で作るとお高いでしょ?
まずはセミオーダーが初めてなので
(実は昔、ブルックス・ブラザースでやったことあるけど)
広告に出ていたあのお値段に近い形で仕上げたいのですが。」
と。

そしたら若干店員さんの顔に影が差した気がしましたが・・・

「ああ、それでしたらこちらの生地になります」
と、いきなり?国産の、ごく普通の(生地名走らない)ヤツを見せられて。

「ああ!そうそう、この程度で充分です。」
って結構ど失礼なことを言ってしまった・・・

で、2着の生地を選ぶと(でも案外、良い感じのものがそろっていた)、
後は文字通り流れ作業。

「まずボタンと裏地を選びましょう。」
ってことで、分厚いカタログ(見本)を見せられて・・・

へー。どれも素敵だけど、どれも右上に「追加料金」って書いてある・・・
なので、(絶対そっちの方がいいに決まってるのに)
「無料」ってページ「だけ」を見つめつつ・・・

やっぱり店員さんは「追加」の部分を指して「この色なんか、この生地にちょうど映えますよ」
とかなんとか。

いや、店員さん、ゴメンナサイ。
ほんま、お金が無いけどスーツが欲しい、って口ですんで。

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で、それであとは採寸か、と思ったら・・・

裏地を具体的にどうするか(背抜き?全部)とか、
ボタンの数はどうするか?とか。
切羽にするかどうか、とか。
結構細かいアイテムをどんどんきいてくるんですよね。
十数項目くらいあったかな?

ここは実はビックリした部分でした。
そういうのは最初からセットになってる、って思ったので。

この時点で、「あーなるほど、だから「オーダー」なのか。」と
気がついた、おマヌケな私。

で、店員さんも、「この人はまずはお試しオーダーだから
あまり奇をてらわず、普通に無料を推薦すりゃ良いのね」
って分かってくれたようで・・・

でもあまりにも露骨だったし申し訳ないなー、と思ってしまったので、
最後の最後に「やっぱりこっちの生地はスリーピースにしまs!」と言うと
急に顔色が明るくなって!

「有り難うございます!そうですよね、この感じなら、私も
3つボタン、スリーピースがカッコイイと思いますよ~!」と。

なんだか「良いこと」をした、妙な気分に。

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で、一通り設定が終わったら、ようやく採寸。
で、ふと見上げれば、もの凄い数のジャケット・ジレ・パンツのつるしが・・・

これ、製品見本か、と思ったら、採寸用だったんですね。

まず採寸して、それからその体型にあうだろうジャケ・パンツなどを持ってきて
「実際身につけてみられてどうですか?」と。

そこで思わず、全身・姿見を真正面から見てしまって、
猛烈に(マジで)落ち込んでしまったワタクシ・・・

俺、こんなに情けない太鼓腹になってたっけ・・・
ベルトに腹の肉が載る日も遠くない・・・

でも不思議なもので。
やっぱり100年以上も続く伝統がある「スーツ」という服。

最初のやつはちょっとだぶだぶっぽかったので。
(それこそバブル時期風の「ゆとりある」シルエット。)
「もうワンサイズダウンしたら?」ってことで
リトライしたら・・・

そこにつるしてあるだけのヤツだったのに、
これがまあビックリするほどジャストフィット。

あぁ!これならぴったりだと思います、
と採寸スタッフさんに。
(さすがに採寸は男性がやるのね。そらそうか。)

スタッフさん(実は店長ということは帰る時初めて気がついた!)
「私から見ても、やっぱりこっちの方がジャストサイズに見えますね。」と。

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そこで再びビックリ。
さっきは情けない外観だったのが、スーツがジャストだと、
なんか、ある意味ラグビー系な体型のスポーツ選手系に見えたり。
(実は笛しか吹かない文化系なのに。)

そのスタッフさんも「何かスポーツをやっておられました?」という
いつも聞く台詞を、とうとうこのお店でも。

「え?なぜです?実は全然やってませんが・・・」と答えると
今度は採寸のスタッフさんが驚いて
「いや、この胸回りとヒップ回り、足の太さ、って
まあラグビーではないにしても、野球?いや、それよりサッカー系
ですかね?結構良い選手の体型、ってこんな感じなので。」
とまぁ、ほぼ8割営業トークなんだろうけれど。
(けど悪い気はしない)。
* 実はこの話はよく服屋さんで言われます。サッカーやってたでしょ?とか。
だって、足が太いし、上半身も胸があるし・・・って。
それ、って単に短足(ブタ足)でずんぐりむっくり、ってやつなんですが・・・

で、アーダコーダ、と着替え、履き替え、そして全行程が完了。
で、お支払いを済ませたら
「それでは6週間ほどで完成になりますのでしばらくお待ちください。
完成したら連絡いたします。」
というお話。

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最初、こういうのは2時間くらいはかかるのかなぁ?
いや、それだとフル・オーダーだけど、今回はセミ・オーダーだかんねー、
て思ってたのですが。
「大変お時間頂きましてありがとうございました。」
って言われて、終わって時計をみれば、1時間少々。

へ?中身てんこ盛りだった気がするけど、1時間でできちゃうのか?

「はい、お客様の場合、すでにどう言うスーツが良いか決めゑおられたようですので。
もし決めずに来られた場合は、やはり2~3時間をかけるお客様もおられますし、
結構2時間というのが普通なんですけどね。」
「お客様の場合は、ポンポン話が進んだので、提案もしやすかったですし、
こちらも勉強になって楽しかったですよ。」との営業トーク。
いや、本音、かな?

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そんなこんな、で「記念品」のベルトを1本もらって
お店を後にしたのですが・・・

スーツ。定期的に「ブランドよりもシルエット」「如何に体型に沿ったシルエットか、
でかっこよさが決まる」って言われて「そうやんなー」って思ってたので。

自分の今の情けない外見から、きっとスーツを作ってもダメなんだ、
吊しの量販店でダボダボのやつ買うしかないか・・・
と思っていたのですが。
それと大差ない料金で、しかも2着も作れてしまった、
しかもジャストフィットとなるように作ってくれる!?

なーんだ、もっと早くこういうお店に行けばよかったなー。

と思う、平成も終わりかけ、桜も散り終わり、という
春の日なんではありました。

いっやー。弟@オケみたいに、体にジャストフィットした
タキシード、いつか作らないと!
頑張ろっと。



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