あまおけ の練習/2019年5月定期に向けて(2)

時は流れて令和になってから
早くも13日が経過したっちうに、
あの先月繰り広げられていた
新元号ブームは一体どこへ?
一瞬にして消えてしまったあまりの挽きの良さに
人生見習うべきかな、と思わされた今日この頃、
皆様いかがお過ごしですか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやいや。平成オジサンはまだ
そこはかとなく愛嬌もあった気がしますが、
令和オジサンは、なんか見るからに
「ワタクシ、お腹真っ黒なのであります」
みたいな感じがしてヤダナー、と思ってたら、
え?なんですか?次期総理?

まぁ、将来どうなるかわからないからこそ
日々の暮らしというのがあるのでしょうが・・・

そんなこんなで、マジ、春が消えたとしか思えない
夏日連続だったこの週末、
俺のいる あまおけ で
事実上、最後の指揮者練習がありました。

本番は来週・・・ではなく再来週なんだけどね。
けど、指揮者センセのご要望があって、
1週間ずらした、ってわけなんですよねぇ。

だからそちらさん関係者さん達などには
「貸し」を作った・・・と思ってるのはこっちだけで、
あちらさんはなーんとも思ってないんだろうけれど。

ちうことで。
いつものように?
今日は本番前のこれまでを振り返る?
の巻、です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(1) 「田園」

言わずと知れたチョー有名作。
でも、案外アマチュアオーケストラどころか、
プロオケでもなかなかライブで聞く機会は
ないんじゃなかろうか・・・

でもそれもそのはず。
この手の話は「アマオケあるある」でして。
つまり、管楽器の編成がそないにでかくない、
ほぼ木管8本+Hr2本、という出で立ち。
同じような編成でも、「第5番」の趣とは
全く違う、というのは、やはり天才のなせるわざか、と。

で。前回も、いっつも?言ってる気がしますが。
「選曲?縦の線を揃えられる練習が出来る曲をするべきであるううううう!!!」
とか
「お互いの音を聞き会いながらアンサンブルの練習となる曲を
するべきであるううううう!!!」とか・・・

でもそういう主張を甲高く展開する人ほど、
「なんだ、結局自分がやりたいだけやん」ってのが見え見え。

で、今回の田園。
やはり編成上、めったに手を付けられない・・・という理由で
今までも舞台に乗ることは無かったのですが。

実は次回公演が99回。んで、100回がバカでかい?曲をやるんでしょ?
という「逆説的」な流れから、
「これ、案外ライブでやってないし、おもろいんじゃ、ね?」的な支持が。

オケでも、ベートーヴェンは結構やったことあるけど、
なぜか田園だけ演奏したことがない、という人も多いみたいで。

そうなりゃ、「やりたい人」にはしめたもの。
今回の対抗馬は「マーラー/交響曲第5番」でしたが、
やっぱ「田園」の方が聞いてもらえやすいんじゃ、ね?
ってなことで決定・・・・・

けってい・・・

はええんですが・・・

うーん。確かに弦楽器は新陳代謝も進んだのか、
若人が増えたからか、
充実度は高まりつつある気がするのですが。

それに比例して、過去、いかにも「ドイツ軍隊式訓練」を
受けたかのような演奏だった管楽器(特に木管)の
自由奔放さが赤丸急上昇中なのは
どうしたものか、と・・・・

お互いを聞きましょう、ってんだったら、
自分勝手に演奏なんて・・・できへんよねぇ。

ある意味、「もっと自由にやらせたげなよ」って人が
「オリ」に押し込められてさえずって、
で、「オリ」の外にいる人が自由奔放すぎて・・・

って、リキ考えたらなおさら、それ、逆の方がいいんじゃ、ね?

田園なんぞは、充実した弦セクションに
歌心満載の、でも聞いてても楽しい管楽アンサンブルが乗っかって、
そして溶け込んで、
自然賛歌に至る・・・

って俺は勝手に思ってるんだが・・・

まぁ、最近は異常気象に環境汚染も言われてますからねぇ・・・

「今」の「田園」を示している演奏なのかも?
(いやぁ。んなわけ、ないだろ・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(2) タコ9

いや、正式には当然、ショスタコーヴィチ交響曲第9番、ですが。
後輩に
「「ショスタコ」と略するだけではどの曲かわからないし、
自分の回り・中では「タコ9」(タコナイン)って呼びますよー。」
と教わってから、まるで「特捜9」のような響きのよさに
かっこよさもあいまって、自分だけそう称呼してます。

この曲も、田園と同一なお方々の「やりたい」を
思い切りにじませた、
「何をおっしゃっておられるのかさっぱりわからない、
というのが本音であります」という官房長官語で返したい
訳ワカラン理屈で、採択された次第。

だからさー、記念回・記念年の「第9」っつったら、
あれでしょ?
「あんでるふんでる」の、あれでしょ?
「あーれめんしぇ」の、あれでしょ?

でもまぁ、ある意味この あまおけ の体裁を
めちゃ良く示したチョイスとは思いますが。

でもどうせ第9違いなら、ブルツクナーとか。
(田園の前にそんなのできないって。)

実は、やっぱり長く あまおけ ってやるもんで。
むかーしむかし、実はこのオケでこの曲取り上げたことがあって。
その時、ワタクシ、なんと、何も知らず、
Picってのをやって・・・

「ごるぁ、われ、酸欠でワシをコロス気かぁぁぁぁ?」
と思わず叫んだ、第2楽章。
楽章中、ずっと休ませておいて、最後の最後に、ソレ?

という痛ましい経験をしたもんではありました。

でも、今でも覚えていますが。ライブを聴いていた
市内の有名進学高校のオケのFl・Pic吹きの子が
アンケートでえらく絶賛してくれて
「あんなスゴイのはプロでも聞いたことがない!
ぜひ、今すぐ弟子入りさせてください!」
ってさ。へへん。

・・・って、その子は今、どこで社会人やってるんだろな。

という「過去歴」があったので、今回は弟@オケに
Picか1stを任せようと思っていたら・・・

超人気・神講師になってしまった弟@オケ・・・

「すんません・・・仕事の忙しさがどうなるか全然予測つかないので。
めちゃやりたいんですけど、直前に降りるとかなると
迷惑かけちゃうし、ちょっと尋常じゃない忙しさになりそうなので・・・」

と言われちゃしゃあないよなぁ・・・(甘いな。俺。)

ちうことで、今回1stを担当します。ワタクシ。
んで、最初の指揮者練習から失敗だった、と思ったワタクシ。
(理由はあとで)

で、今回一番問題なのが、全然吹き込めていないこと。
なので、どソロの音色が自分で嫌いな音色になってしまって・・・
いや、そないにHappyな曲じゃナカろ、と思うのですが・・・
だから、今回はシルバーのサンキョウをチョイスしたんだが・・・

ただ、ここは指揮者・Tuttiトレーナー、そして俺、と三者三様の
解釈になってしまってるみたいで・・・

でも実はFlは裏方、曲を誘導する立場じゃないから、
人様の演奏をなぞるべきなんだろうけれど・・・

いや、だから、そないにHappyで、凸凹した演奏ではないのでは?
と思いつつも、後から出る悲哀。

なんか、このままだと消化不良?
でも、前列はそれなりに「合意」が形成されている、と
自負はしているんだが・・・・木管、前列だけじゃないからなー。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(3) ハゲ

って単純に書くと「なにおぉぉぉ?」と言われそうですが。
ご存じ、禿山の一夜・・・・・じゃないんですよねぇ。
正式には「聖ヨハネ祭の夜の禿山」ってことで、
描写したのは、例えば「幻想」の5楽章、魔女の集い、
みたいなやつ、だそうで。

そう、禿山の一夜の原典版、って言われるヤツです。
これもまた、おへそ曲がりな当団に相応しいチョイスと思いますが。

例のじぃちゃん、2曲もやりたい曲がならんだから
「あと1曲はどーでもええじゃろがい」みたいな・・・

挙げ句、次の100回に金かかるから、今回「借り物楽器」は
極力辞めましょうよ、ってことで、2曲が決まったのに・・・

やっぱり有名な方すべきじゃなかろうか?

って議論がでたのには、鳩豆状態だったワタクシ。

あのー。これだけのためにHpやチャイムを借りてくる?
「今回は」そういうのやめましょ?って何回言った?

ちょっと酷すぎるよねぇ。人の話も聞かない、流れも読まないって・・・

それに、ここまでのチョイスからすれば、
どうせやるなら「原典版」のほうがおもろいやん?

という、分かったようなワカランような・・・

これ、確か90年代にアバドが発掘して(?!)実演して
有名になって、ブームになって・・・
で、それが下火になったけど、最近またブームが来てる、とか?

いつもブームが去ってからのチョイスが得意な当団としては、
実は悪くないかも。

悪いのは、俺のチョイス・・・
結局パートの皆さんの御都合をより合わせた結果、
俺、この曲のPic担当になったんだが・・・
自分で決めておきながら、ナニですが・・・

え?Pic、上のDまで出せ?・・・
これ、いわゆる7点D、ってやつですか?
それ、21世紀奏法・フィンガリングでないとダメっしょ?
ちうか、ムソルグスキーの時代に、そんな運指や
そんな高音の出るPicなんて、ないっしょ・・・

しかも、実は鬼畜に「体育会系」なPic。

そこで初めて気がついたんですよね。
初回の指揮者練習の時・・・

俺、この曲のPicやった後、
ウォーミングアップ一切無しで
タコ9の1stやるんだわ・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・自爆・・・・・・・・・・

弟@オケ、なんかは
「いやいや、なーんの。アニキなら別に何の問題もないっしょ。アハハ。」
ってあのなー、おんどりゃ・・・パウエル買って寄越しやがれ!

で。
これをチョイスする前は「やっぱりリムスキー版の方が有名で
やってて楽しいらしい」だの
「原典版は案外しょーもない」だの。
なんだかんだの声が聞こえましたが。

いや、実はワタクシ、こういうバーバリズムたっぷりな曲を
実演する、ってのも好きでして。はい。

ただ、比較対象がアバド・BPOくらいしかない、ってのがね。
そりゃ、どんな曲でもあのレベルで演奏できりゃ楽しいだろうけどさー。

とにかくこの曲、Pic、最初から最後まで
文字通り全身使いまくって演奏するしか。
それはもう、あたかも採点競技系のスポーツをやるようなもんです。

1曲目で朽ち果てる・・・俺もトシとったもんだ。
本番、どうなりますやら・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうそう、忘れてた。
その諸々の事情、ってやつで、私、実は「田園」のPicもやってます。
イインチョ、っていう立場上、必然的にほぼ毎回練習場に顔を出す、
ってのは都合はいいんだけど・・・

さすがに「田園」に、しかも「Pic「を」」やるのは、これで3回目。
もう暗譜したかも(ウソです)。

で、45分近くある曲で、演奏するのは4楽章の28小節だけ・・・

「嵐部隊」の他の皆さんはもう少し出番があるのに・・・
なんか、マジで舞台上で寝てしまいそう・・・

そろそろ、俺もベートーヴェンとブラームス、
1st、ってのをやらせていただきたいもんだ・・・

でもやっぱりそこはそれ、色々とあって・・・うーむ。
人事、って難しいねー。

そんなこんな、で本番まであと2週間。

え?あと2週間?!

うっへー・・・・

なにはともあれ。今回の目的地がバラバラ、
あたかもミステリーツアーのような、
一貫性のないプログラム・・・
無事に今回のクルージングも帰港できますように。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック