あまおけの本番/2019年(令和元年!) 5月定期

この一週間で気温とやらは毎日上昇、
んでついに昨日は北海道でほぼ40℃?
それにこっちじゃ、スマフォのお知らせで
「明日は今日より予想最高気温が10度さがって
25度くらいになるでしょう。」って、
一体全体、どういうこと?
オマケに昨日はトラちゃんがニッポン国技館に来て、
妙ちくりんな所に椅子並べて。結びの5番ですか?
までそこに誰もいない、とかどうしたこつした、とか
(残念ながらそのニュース映像はまだ見ていない!)
もう今まで「異常」って思ってたことが
今や「当たり前」として受け入れるべき時代、
それが令和なのか?と思わずにはいられない今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

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そんな中、俺は、と言えば・・・

昨日、とうとう、俺のいる あまおけ の 
「第99回目」の本番を迎えたんですね、これが。

いっや~、昼間公演だし、出演者側はまだ朝のうち
(それでもほぼ30度?)に動けるからいいんだろうけれど。
(館内は「一応」空調いれてるからねぇ。。。)

体感気温が35度にもなろうか、って時間帯に
「ごるぁ、聞きにきたれやぁ!」みたいな演奏会・・・
しかも、中の人が(しかも要職の?俺が?)言って良いのかしらんが、
「なにやりたいか、さっぱりわからん」プログラム、
でも実は「たった1人のおジィ様の頑固一徹我が儘三昧から
生まれたプログラムだ、ということは口が裂けても決して言うまい・・・

そんな演奏会だ、ってのに。
なんと、1380名ほどのお客様がご来場下さったとのこと!
まさに、これこそ「異常」と呼ぶに相応しい?

そして、さらに。ほんの7~8年前だったら、
1400人ほどのお客様が来てくださったら涙流して万歳三唱だったのが、
今や「ふ~ん、そんな程度なの?!」と我が儘ぶっこく、
天の恩恵を知らない不遜なわが団。
これもまた、異常と呼ぶべき現象なのかっ?

さらに無理矢理こじつけるなら。
今回の演奏会。
俺の記憶の限りで、ここまで大事故・中事故のなかった演奏会、って
何回ぶりだろ?
実はこの日、リハ開始直前に俺様のスマフォがぶっ壊れて・・・
で、その後自宅に帰る直前に唐突に復活するまで、
全然ウンともスンとも言わず、1人凹んでたってのに。

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カミさんや、弟@オケに言うと
「それが全部持って行ってくれますよ」とのこと。

んなわきゃない・・・と思って本番臨んだら。
なんとまぁ、ホントに事故らしい事故は皆目ゼロ!
おめでたう!ゼロ達成!

でもこれもまた考えて見りゃ異常だったかも?
でもこの異常は続いて欲しいね。
だって、今までなんてサー・・・

・ 前回。3曲中2曲が演奏中に止まりかけた
・ 前々回。旧帝大OBが自信満々に紹介したソリストさんが、やっぱり体調万全でなくって・・・
 (でも推薦した側からはなーんのコメントもなし。俺が矢面に・・・)
・ その前。指揮者の要求レベルが高すぎたのが災いしたのか、オケから結構敬遠されて・・・
・ 更にその前。最大派閥のVnがご乱心。「プロコの古典はめっさ簡単」宣言。

プログラムだって、今までブラックボックスで決まってて文句多かったし、
オープンに決めるようにしたらしたで、客が集まらない?ご年配ズなんかは、
自分がやりたい曲でないとヘンテコ理論で猛攻撃?

でも、後1回。そういうのは100回で終わりにするんだやいっ!と
固く心に決めてる俺。

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ちうことで。そんな決意(?)を含みつつ昨日終わったばかりの本番公演、
さっそく備忘です。

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(1) ムソルグスキー 聖ヨハネ祭の夜の禿山

 ・・・って書いても判らないから「禿山の一夜」(原典版)」って書いとけ、というのは
プロモート主任のご宣託。ま、そらそやろな、と加筆したのに。。。
 アンケートでは「なんでこんな無名な曲をやるんですか?なぜ「原典」を取り上げなかったのでしょう?」
・・・って、あのね、こっちが原典なの。リムスキーさんとコルサコフさんの合作で(ウソ)、
編曲された方が有名になっちゃったから、そっちを原典と思ったのかな。
 まぁ、オケヲタあるある、なんだろか?

 演奏そのものは・・・そりゃ楽譜見たら気合い入れらなアカン、
というのはもうひと目見たその時から・・・
 だいたい、pが殆どないですもん。(俺の担当したPicのパート譜では)
 でもって、7点Cとかまで平気で吹かせるし。
 だから、当然キンキンするわけで。
 でもこれ、ムソルグスキーとしたら、甲高い地獄のホロホロ鳥がキャアキャア泣きわめいてる、
そんな「効果音」だろな、と思って演奏してたのですが。

 やっぱり?案の定?アンケートで「Picはバランスをかんがえるがよろしい」って。
 そりゃ、「綺麗」になった編曲版ではそこまでおどろおどろしくないからなー。
 つまりは、Picをギャアギャア言わせれば、それはそれで
簡単に?おどろおどろしい地獄の世界を描ける、ってことなのね。
 そう言われりゃ、幻想の5楽章なんてそうだもんね。あそこでは、EsClと合体して
そらもう「宴会」ですもんな。

 つまりは、アンケートでそう書いていただけた、ってことは
ある種褒め言葉なんだ、と思ってます。
 で、実演も、実に1年振りに弟@オケの隣で吹けたから、それはそれでよかったんだけど・・・
 ちょっと「後列」が自由奔放すぎるのが・・・(この曲はまだよかった。)

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(2) ショスタコーヴィチ 交響曲第9番

「あぁ、ワタクシはまだまだ青かった。本番だ、ってのに、
まだまだ・1曲目よりもっともっと後列が自由奔放に暴走しまくるとは・・・」(詠み人知らず)

 で、なんで、禿山の次がこれなんでしょね?ロシアもの?いやいや、ショスタコーヴィチは
「ソビエトもの」だっせ・・・
 そりゃ、もう、「目的は~、ひとつ~!」でしかない、と。
 ホラ、町内会とか、日曜朝の情報番組の某スポーツコーナーで
自己満足で叫ぶ御祖父様、っていらっしゃるじゃない?
 そのごり押しで決まったような曲。
 これ、管楽器は全パートの粒をそろえないとダメ、弦だって、実に機動性良く
ピッチリ合わせないとダメ、という、いつもいつも
「縦の線を合わせる練習」だの「お互いを聞く練習」だの、と毎回叫びながら、
結局次も同じ事を言ってる・・・って、それ、結果が出てないってこととちゃうん?
とふと思ったりもするわけですが。

 これ、10年以上前かな?1度当団で取り上げたことがあって。
 その時はPic、で今度は1stなんですが。なんではありますが・・・
 やっぱ、タコ。わからん。10番の方がまだ解り具合はマシ、でしたね。

 演奏でも解釈を諦めて書いてある通りにやる流派もあるのだ、とか。
(それこそが一番真実に迫れる、という説明。これはこれで納得。)
 はたまた、これはアイロニーたっぷりなんだから、それをたっぷり聞かせる
演奏をしなければ、と。
 で、大体は後者を選択して、でもって奏者がそこら中でのたれ死んでいる、と。。。

 今回の指揮者センセ。実はまだ30歳!でもとても明快快活で、ある意味分かりやすい。
 だもんで、まずは後者の解釈を選択したようなのですが。
 
 うーん。どないなんやろ?
 きっと、このセンセ、めっちゃ爽やかで、戦隊系で言えば「ブルー」?(でも熱いけど。)
 だから、もっと、そこ、「ぐおおおおおおお」ってやるのか?
と思いきや「え?その程度でええんすか?」みたいな。
 でも同時に当団の「じつりき」ってのを考えたら、
そりゃあんだけ才能ある指揮者センセなら、絞る手が緩むのかも・・・と思ったり。

 イカンイカン。そういうことを考える時点で、
すでにタコの術中に嵌まっている、か・・・・

 個人的な出来映えとしちゃ、スマフォ様のおかげ?で1点だけ曇りがあった以外は
自分でもびつくり、な演奏。
 聞きに来ていた 弟@同門生(!) に言わせると、めちゃキレキレでしたやん?
めっちゃ、タコ向きの音でしたやん!って。

 ううむ。ここはもう、ありがたく受け取っておくことに。

 でも記憶に残る約10年前の演奏に比べたら、「生ぬるさ」はなかったなぁ。
 だから、結構終わって「たのしー」と思った「異常な自分」にまたびっくり。
(そりゃ、言い出したらキリがない所もいっぱいあるけれど。)

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(3) ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
 
 でもって、今回のメインディッシュ。田園。
 16型でのぞむ、20世紀スタイルオケでめざす、軽やかで機動性万点の
今風の田園・・・・

 あのな。
 「指揮者の意見を聞きましょう」と言って聞いて見たらやっぱり・案の定
「できればこれ1曲目にしません?で、12か14くらいに絞れません?」と。

 で、指揮者に聞け、って言うから聞いて見て、その返事を伝えたら、
もう20世紀(昭和系)のジィサン達が猛反発。

 いや、貴方たちが意見求めろ、って言ったじゃん?聞く気ないならきかなきゃ良いじゃん?
それで数回前のセンセにしっかり指摘されてごっつい叱られたのに・・・

 まあ、指揮者センセがとっても良いセンセだったので(いや、上述の叱ってくれたセンセも
めちゃ好きですが)、「じゃ、オケの希望に従って」ってことで、事なきを得たのですが・・・
 ご高齢者ズさん、潔癖症ズさん、皆さん、そういう裏面知らないし、
知ろうとしないから、永遠にわかんないんだろうなー・・・

 で?え?そんな話はどーでもええから、演奏は?・・・
 
 って、俺、これのPic、「3回目」なんすよね。
 45分少々の曲で、出番は4楽章に28小節あるだけ。
 それこそ、ここのPicは「ジャカマシイ」って聞こえたんだろうか?
 そうであれば「成功」だったんだろけどね。

 木管群と言えば、やっぱり2楽章の最後の「鳥たちの掛け合い」なんでしょうが・・・
 まぁ、そこはガハゲヘゴホオオオオオオオオオ。
 
 。。。。。ま、良かったんじゃないですか。気持ちよさそうな表情で演奏されてたので。
 でも俺の好みから言えば、もっと軽くコロコロしてほしかったかな。

 そういや、これもやっぱり約10年ほど前だったか?
 その時の笛よりは全然よかったけれど。
 その時の笛は好き放題な演奏して、挙げ句指揮者に言われてることが解らない?
なので、指揮者センセは伴奏系でどうにか作ろうとしてた・・・って、それもなんだかねー。
(今回はしっかり旋律を操作して音楽作ってた、と思いますね。)

 で。結果。ベートーヴェン。
 頼むし。そろそろでいいし。まぁ、4番、8番、9番は1stやらせてもらえたけど。
4番の時は弟@オケに吹かせろ、って俺を潰したがる一派がいて
いまいち気持ちよく演奏出来なかったし・・・
 8番の時は、なんか、柱の陰からずっと見られてる気がして乗り切れなかったし。
 9番は、結局通すだけ、って感じだったし・・・

 って、吹けるだけでもありがたい、と思うベキなんだろね。

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 とまぁ、最後は判ったようなワカランような備忘になりましたが。
 俺がこの あまおけ の船長になって舵取りをして、4年目。シーズン4。
 実は今回が99回、ってことは、次は100回。
 まぁ、そこまではあーだこーだ、言いたい放題の人の放言はそれはそれでいいでしょ。

 でもね。オケ、ってやっぱり「同好の士」の集まり、って思うんっすよね。
 そりゃ、政治思想、宗教、諸々考えは違ってても良いけれど。
 学オケじゃないんだし、立派な社会人の団体・集合なんだから。
 そろそろ人をけなし降ろす、自分サイコー、回りがどうした?みたいな考え、
終わりにしません?
 みんなで一緒にやって、みんなで幸せになろうよー?

 あかんのかな?
 やっぱり「俺。サイコー」で無きゃだめですかねぇ。

 日頃全然環境もなもかも違う人が100人集まって、100年生き残る名曲を
一緒に演奏する、それだけでも充分に「異常」なことだけど、上手く行けば
こんなに気持ちの良い「異常」体験なんてできないわけで。

 あと1回。そこまでは待つけど。それから先は・・・ふふふ。パルパティーンなのぢゃぁぁぁ・・・

 なにはともあれ。
 1日、暑かった。そして熱かった。でもって湿気たっぷり。
(だから弦は結構パニクってたみたい。)
 トータルではすごく面白い体験させてもらえてありがたかったです。

 でもね。これは指揮者センセの責任なんかじゃなくって。
 きっと組織としての問題なんだろうけれど。

 なんか、ちょっと違うんよなー。
 俺が求めてるの、夢見てるの、欲しいもの。
 こんな組織・オーケストラだったらいいなぁ・・・って言葉で出来ないし
おぼろげながら、でしかないんだけど。
 なにかが、決定的に全然違うし、欠けてるんよなー。

 なんだろ・・・
 
 とにかく。
 まずはもっとそういうの、気のあう・お互い理解し合える和を広げていって
楽しい組織・団になればいいなー・・・・いいなー・・・・・・・・・(T-T)


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