ヤマト「も」続くよ、いつまでも?

とうとう一年も4分の1がおわり、
一応「秋」になりはじめる9月のはずだけど、
春と夏との間にドカーンと梅雨っぽい時期が
長く続いたのと同じように?8月末から、え、なんですか?
秋雨前線が居座って、局地的にゲリラ豪雨?大雨洪水?
しかも今年から運用しはじめたレベル表記も
案の定、「さっそく」レベル5が打ち出されるし、
この分だと、秋雨の時期ばかり長くって、
ホントの秋はあっという間、そして再び極寒の冬を迎える、
そんなよからぬ予想ばかりしてしまう今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まずはこの1週間、かずかずの豪雨被害に遭われた
皆様に、心からのお見舞いを。

この手の自然災害のニュースを見るたびに思うのですが、
大自然の力の前には人間は無力なんだ、というのと同時に、
普通に、平穏に、日々平和に暮らしている善人「ばかり」が
被害にあって、本当に罰せられるような連中は
いつまでもぬくぬくしてない?
っていう理不尽さ・・・

もう、増税まで1カ月を切った、ってのに、
その増えた税金はどこに行くのやら?
本当に必要とする、こういう時のために払ってるんじゃない?
って叫びたい人のところにちゃんと還流してほしい、と思う
ばかりです。

さて、そんなこんなで。
今日の備忘はネタバレ系。

でももう放映終了から1年たったし、いいよね?
気になる人は見ないでね。
(というお約束をちりばめといて・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のお題はこれ。

宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士達

さっそく、うーん。これね。
いや、2199のリメイクはなかなか唸らされる出来映えでしたが。

初作の本放送からもう40年を経ってのリメイク。
(ガンダムより古い!)

当然、あとから・大人になって考えたら
ツッコミ所は満載だったけれど。

そのヤマトを見た世代が集まって作った、っていわれる
リメイク・2199。
そのツッコミ所を片っ端から潰していこう、
という気概やよし!いや、なかなかオモロい試みだった
とは思っていたのですが。

例えば、冥王星前線基地のガミラス軍が全員青肌じゃなく
地球人と同じ色だった、ってヤツね。
あれは単に着色ミスだったってのは有名ですが。
それを逆手にとって、2級市民(被占領市民)という設定を
考えつく、ってのは、なかなか上手いな、と。

それとか、実は初作では、乗組員のうち女性は森雪だけだった、
という、事実上のセクハラ戦艦とちがうんか?という点は
ちゃんと修正して、「ホントはちゃんと女性も沢山乗船してるんですよー」
ってかわしてたり。

でもなかなか、実際の宇宙物理化学との乖離はどんだけなんかは
知りませんが。
なかなか上手に話をまとめたもんだ、とはおもってたんですよね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、終わった刹那、もしや続編・・・やるのではあるまいの?
と疑心暗鬼だったのもまた事実。作れるのか?と。

だってねぇ。

この続編、って「2つ」あるっしょ?
劇場版とTV版。
劇場版でホントはオシマイにしたかったけど、猛烈な社会現象にまでなって、
人気も収まらず。
で、しゃあないからTVも作ったけれど、
「古代・森」を殺しちゃいかん、って世論に押し流されたか?
TV版ではそこんとこ、うまーくアレンジして生存させて、
で挙げ句、劇場版の方が「パラレルワールド」で、本筋はTV版に則って
そのままずるずる・・・

だとすると、リメイクするのはどっち?
そもそもホンマにするんかいな?

って思ってたのですが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・時は流れた・・・・
さすがにもうないだろう、と思っていた矢先、
2017年に劇場公開、引き続きTV放映、という
前回のフォーマットに従って、4年振り?5年?
いやさ、どうだってええわさ。

続編決定、ってニュースは聞いてたけど、
ホントにやるとは!

ただ、前回がMBSだったのに対し、今度はアニメの総本山?
TV東京?そのあたりもううむ・・・なんではありましたが。

前回はCSで全編見たのですが、今回はBS。
ま、それはええとして。

BSで一挙オンエア。
で、それを「夏休み」の間に、順番にずらー、っと見ていったわけで。
ま、確かに(逆に)ベースはTVサイズ、つまり25分で1話構成なので
ある意味テンポもトントンと進んでみやすい、ちゃあ見やすかったですが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、殆ど一気に?見終わってのインプレッション。

率直に、えーと・・・うーん・・・なんですよねえ。
いや、前作以上によく出来てるなぁ、と思ったけれど。
いかなお腹真っ黒なワタクシでも、それなりに感動はしました。
いや、ホントに。

作画技術も40年も経てば、全然違うわけで。
絵も綺麗、ヤマトのサイズも常に一定。
動きも滑らか、戦闘シーンも迫力満点。
あえていえば、やっぱり各キャラのアップシーン、
特に古代と森とは、まだばらつきがあるなー、と。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でも、これ、明らかに「次」を狙ってません?
そこがなんともビミョーな・・・

だってねー。

基本はTV版を踏まえた、つまり、古代と森とは生き残る、
というのが「大前提」で脚本が作られた、と思うんですよねー。
そこから遡って話のはじめにもどれば、
確かに劇場版の要素も十分入ってるし。
ガトランティスが滅びるのもわかるし。

コスモリバースシステム(CRS)の副産物?が
時間断層?こりゃまた上手な装置を考えたもんだ。
だってね。劇場だって、TVだって、「たった3年」しか経ってないのに、
あんなにうじゃうじゃ、大量に宇宙船を建造して、
地上はすっかり元通り。

引き合いに出すのは忍びないですが。
3.11とか、1.17の復興をみるに、
「たったの」3年で、ああはならんでしょ?
(当然、初作の時はそんな実際の災害は知らないけど。)

それを、その断層の中では1日が1カ月、1カ月が1年、1年が10年?
うーん、なんかよーわからんけど、すごいぞ。
しかも(当然)人体は耐えられないので、完全オートマティックの
宇宙戦艦建造工場を作って、どんどん、ぞくぞく、
まるで自動車のライン工場のように建造されていく。
なるほど、この仕掛けがあったら、たしかに・・・

でも、なんか強引?
やっぱり、コスモクリーナーで綺麗に終わらせた方がよかった?
いや、もしかして2199の時点で次作を見据えて
コスモリバースにした?
ううむ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから、ガトランティスがあれだけ大量物資で
強力な軍隊を構えていながら、なんで一気に滅びたのか?
ってのも初作では?でしたが。
まぁ、全員あの巨大戦艦に乗ってたんだから、
それで特攻かけりゃ全滅するだろうけれど・・・

古代と森とを殺さず・生かして、ガトランティスを
一気に滅びさせる、という計画から、クローン、って
アイデアを生んだのかな?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから、ガトランティスと言えばもう一つ。
これは回収してなかったと思うけど。

あんなにメタクソ強いなら、
なんでガミラス本星へ進行しなかったのかな?
ガミラスの拡大政策で紛争が起こった辺境地・・・
あそこでドメルの前に連戦連敗だったら、
まずはそっちが先ちゃうんか?と思ったり。

実際デスラー総統をして
「ガトランティスの科学力には一目を置かざるをえない」
とまで言わしめてるんだからさー。

んなもん、気に入らなけりゃ彗星で乗り込んで
一気にドカーン・・・ってすりゃいいのに。
(って、話がつまらなくなるからダメ、って?)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして初作と2199との最大の相違点、
ガミラス本星の状況。
初作の時はすでに滅び行く星、というのは
ある程度ガミラス全体に知れてた?
スターシャもわかってた?
老いゆく星で古代が慟哭するシーンは
なかなか名作だったけれど。

それに対して2199ではガミラスにも一般市民はいて、
それなりに平和に暮らしている様が出ていたけれど。

デスラーが裏切った?ってヒスがドアップで叫んで、
その後どうなっった?とは思っていたのですが。

まさか、正々堂々と
「地球・ガミラス 平和条約」?とやらが締結されて。
お互いが心底からではないにせよ、
和平状態に至っている、って?

それは初っぱなのシーンで、腰ヌカスほどびっくらこきましたわ。

古代クンが船長の船を含む「国連宇宙軍」と
「ガミラス軍」とが対峙して、何が始まると思ったら
お互い回頭して合流して「地球・ガミラス連合軍」って?!

は?へ?ほ?

なんか、いきなり初っぱなからぶっ飛んでしまった・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

他には、そう!テレサ!
テレサの存在は、結局あの世とこの世との間に存在する
精神体が撚り合わさって具現化された女神の姿・・・だかなんだか。

そのテレサの力をガトランティスが欲しがって、
その星を侵攻して、その時にテレサのコスモウェーブ?
要するにSOSが、「なぜか」ヤマトの元クルーに届いた?

って、見終わって、テレサの力、って結局?・・・だったり。
あたかも手に入れれば過去も未来も自由自在に操れる、
だから、クローンだらけのガトランティスの中にあって
唯一ヒューマノイドの要素を持っているズォーダーとサーベラとが、
どーしたこーした、とか。
(あ、だからサーベラは参謀総長、ってわけか・・・)

まぁ、そのあたりは結局「うにょうにょにょ」的に、
なんだかよくわからんけど、なんとなく納得して、
結局最後はヤマト復活、古代と森もあの世に行きかけてた所から
現世に戻ってめでたしめでたし、と・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうそう、他には、「銀河」ね。
これは新しい仕掛け、というか、劇場版とTV版とを繋ぐために
どうしても必要だった「装置」なんだろね。
しかも、実験船、ってことなのと、「ヤマト級2番館」で、
設計は真田志朗?ときたもんだ。

ここでAIと人間との「選択」の葛藤があったんだけど。
ホントはもっとそこ突っ込みたかったんだろうけれど。
時間の都合?で、結構あっさり終わったり。

まあそれ以前に、もっと過酷にリアルに、古代に対して
「どちらか選べ」と迫って「どちらも選ばない選択肢もある」
と答える古代・・・

実はこのあたりが、この作品の隠れテーマ?
現代へのアンチテーゼだったか?と見たのですが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まぁ、本作もなかなかよく辻褄合わせで、
上手に作ったな、と思いましたし、
正直、結構感動しました。
ただ、落ち込んでるときに見ると、ネガティブな方向に精神揺さぶられるだろうから、
ちょっとそこは気をつけた方が?・・・

でも、初作を知らず、2199から見た人には
大感動ものだったろうな。

ちゃんとその後のTVシリーズで出てる人は存命してるし、
それこそ死んだらモッタイナイ、ってキャラであっても
劇場版でお亡くなりになった戦士達はやっぱりお亡くなりになってるし。
つじつま合わせ?で出された設定等も、ほぼ綺麗にオチつけたようだし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな感動のなか、私、ふと思いつきました。
発見しました。

このリメークシリーズ、最大の功績は真田志朗ではなかろうか?と。
だってねぇ、地球が誇る、超頭脳の持ち主!
波動コアとヤマトの動力機関設計図を渡されただけで、
そこからイスカンダルが独自に開発したはずの波動砲を
何のヒントもなく開発しちゃう、
それから、銀河も作っちゃう、
となれば、どんな無理強いした宇宙物理工学「っちい」お話でも、
真田さんが説明すりゃ、
どんな話だって、「本当」に聞こえてくる・・・

これ、実はものすごく、ね?

同じセリフをヤマトクルーの誰かが言っても「うっそでー」ってなるし。
仮に「新見渚」が言ったとしても「それ、先生に確認した?」って突っ込むし。

いや、まさに「こんなこともあろうかと思って」の真田先生。
地球は、物理的・行動的には古代進によって救われたんだろうけれど、
本当は真田志朗の頭脳こそが地球を救った、と言えるのでは?

なんて、ね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、他にも色々とこの作品、「ほー」なことはありまして、
あとちょっとだけ。

あの、初作で出た「アステロイドベルト」のあれ。
2199では無くなってたからざーんねん、って思ってたら、
しっかりシステムとして残してたのね。
実はあれ、好き。

それと、総統閣下。まさか、兄弟?甥っ子?とは言っても
やっぱりヒューマノイド。
「そういう背景」があったのかー、って明らかに跡づけではあるが。
遊星爆弾の話も上手にからめて、なおかつ、ヤマトとは元ネタほどには
激しくドンパチしない、というあたりも、なにか「にほひ」が。ね。

この調子だと、多分、東京オリンピック・パラリンピックが終わった頃?
もう少し先?かな?

次の敵がガミラス本星を襲撃して・・・ってことに?

だってさー。最後の真田さんの演説のカットで、
2199の懐かしー場面、人々が次々に出てくるのがあったけど。

イスカンダルの墓標に佇み宇宙を見上げるスターシャの「隣に立ってたほぼ同じ背丈」の人、
って、「だあれ」?

たしか、2199で、ヤマトがイスカンダルから飛び立つ時、
見送るスターシァはお腹をさすっていたような・・・

うへー。きっとあるぞ、絶対あるぞ、もうそのつもりとちゃうか?
ガンダムになんか、負けてられん?

真田志朗がいる限り、ヤマトは何度でも再生するのサッ!
古代進がいる限り、冒険の旅は続くのさっ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でも。大宇宙。そこに流れる大なる和。その大いなる和が織りなす縁。
全てはそれに連なる・・・

うーん。ヤマト=大和=大いなる和=テレサ・・・
やっぱり逆算して作られたかな、この脚本は。

こうなったら、ガンダムの初作も全部安彦さんが存命中に!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

* もう1カ月になりますか。
京都アニメーションの惨劇。
実は俺の勤務先のすぐ先に消防署(広域担当)がありまして。
あの日、狂ったようにサイレンが突然鳴り響いていて、一体何が?と思ったのですが・・・

未だに事の真相は明らかにはなっていないようですが。
いまはただ、被害に遭われた皆様の安寧を心から祈念するばかりです。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント