あまおけ の 「エア」本番@2020.5.31

もうすっかり季節感が崩壊したものの、
半強制的にテレワーク(昔はリモートワークって言ってなかった?)が
できてしまうではないか?と気付いてしまったのに、
脳みそが筋肉な役員連中はそれでも
「フェイス・トゥー・フェイスこそが団結を保つ秘訣だっ!」
と叫んで社員に出社を強制しつつ
そこで目にするものはといえば、
相変わらず一般紙や週刊誌を「情報収集」と称して
読みふけるだけのオッサンたち、
さて、どうしてくれよう、この気持ち・・・
という今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。


いえ、ね。テレワーク。
俺のやってる仕事とは実は結構親和性があるだろな、とは
思っていたのですが。
1週間のうち、出勤は2日、あとの3日は自宅、ってパターン。
出勤時に、大量の印刷物を吐き出して必要なヤツを持って帰って
家でじっくり考える、と。

そりゃこの世界も古いもんだから、
今でも「綿密に顧客(開発社員)と顔をつきあわせることこそが肝要」
って信じてる「絶滅危惧種」な連中もいますが。

俺はこの世界に入ったとき、
「打合せ=相手の時間を強奪する行為」と教わりましたからねぇ。
そりゃ1度は必要だろうけれど、1度話を直接聞いたら、
あとは電話・Fax(うわー、昭和)、メールのやりとりだけで
済ませられる「程度に」最初に話をしっかり聞くべし、
ってたたき込まれましたからねえ。

昨今便利なもので、ポケッタブルなICレコーダーなんかもありますが。
俺の師匠はそれすらダメ、って言う程
しっかりメモ取れ、って人でしたからね。

それが染みついてるせいか、なにかあったら
すぐに飛んで行って・呼びつけて「打合せじゃー」ってやるの、
ってホントにそれでいいの?相手の時間考えないの?
って思っちゃうんですがね・・・

その点、この2カ月の間の半強制自宅待機・ロックダウン状態は
そういう「迷信」吹き飛ばす良いチャンスだと思うんだけどねぇ。

ズーム?スカイプ?スマフォでのビデオ通話?
わざわざ相手の時間を割いて、時間指定して「打合せ」
なんてやらなくっても、最初をしっかりしてりゃ
今やそれだけのツールもあるんだしねぇ。。。

ということで。
悲しいかな。
実は、昨日は、本当だったら俺のいる あまおけ の本番だったんですね。
でも新コロの野郎のせいで見事に中止・・・

え?5月に入って緩和されたからやっちゃえばよかったのに?

ノンノンノン・・・
それは「プロフェッショナル」な団体だから出来ること。
プロだと、本番の2~3日前から練習して本番、って流れ(のはず)だかんね。
けど、アマチュア、ってのは「仕事・家庭」の「サブ」でやってるわけで。
しかもそれを生業としない、ただ単に「やりたい連中」が集まるだけの組織。

いや、早い話、とても2~3回の「合わせ」でできるようなシロモノではない、と。

えっと・・・あと言い訳はなかったっけ・・・?

とにかく、1回の公演に最短でも3カ月(週1回の練習+α)が必要なわけで。

つまり、5月末の定期公演を「それなりに聞けるレベル」に「あまおけ」が
まとめ上げるには、ざっと3カ月程度は必要なんっすわ。
いや、もっともっと上手な首都圏のアマチュアさんだったら、
玄人裸足?!1~2カ月で仕上げる団体さんもあるんだろうけれど。
少なくとも、ウチはそこまでウルトラ上手なアマチュア、じゃないので(汗)。

だからっ!
5月末の定期をやるかどうか、ってのは3月の時点がデッドラインだったんですよ。
そう、新コロの感染が急上昇してる時期。

しかも、当時は(今でも)生物兵器説だの、市中感染だの、
クラスターだの、オーバーシュートだの、もう訳ワカラン単語が飛び交ってた時期。
そしてこいつの具合の悪いのは
対抗薬・ワクチンが存在しない!
そしてどういうヤツかも解明できていない!
そして、集団の中で1滴落ちただけでウソみたいに感染者が広まり、
ついにはコメディアン、女優さん、まで命を落とす、といった有様・・・・・

ホント、あの国から出てきたんだろなー、と思うと
さもありなん、とは思っちゃいますが・・・

ということで。
泣く泣く、2月中旬に本番指揮者の練習をやった後、
「こいつはちょっとヤバイで?」となって、活動停止、
そしてとうとう大クラスター発生と同時に、
ウチが練習で使ってる建屋からも感染者が出た!と聞いた日には・・・

もはやここまで。

なので、ホントなら今頃「昨日の酒」でジドーンとしてるはずが・・・
ただただ、涙。
しかも何がクヤシイ、って、こんな重大な決断を時間的余裕も無い中
迫られて、そりゃ訳ワカラン「流行病」なんてイヤだし、
そんなことでウチの団体が全国区になったら、せめられるのは俺だし、
実際「こわいからやめようよー」って声も内部から続々上がってたので

「中止」!

って決めた途端、「自分はかかるわけがない」というオバハン?軍団?が
非難囂々。「今からでもあいつをクビにして演奏会を挙行しよう」
「無観客、ってぷろでもやってるじゃね?」みたいな言いたい放題。
(彼らは今どう思っているんだろう?謝罪は一つ設けていないが。)

でもまぁ、実はとっくに手は打ってあって。
(そういうのは、クレーマーオバハンズには出来ない芸当なんだろね?!)
今回中止となったプログラム、実は来年秋/冬に決行できる
下地はもはや作ってあるんだよーん。

ということで。
ホントだったら、昨日はこんな演奏会、だったんですよねー。

(1) リスト 交響詩「前奏曲」
当団、昨年の12月に晴れてめでたく第100回を終えて。
(でも終わった後、そこまで醒める?と思ったのも事実だけど。)
当然、今回は101回。
でも俺は101回じゃなく、rebootを終えた上での「第1回」
って考えてたのね。

だから、前奏曲ってのは我ながら良いチョイスだなぁ。って思ってました。
(って、皆の投票で決めたんだけどね。=それすら忘れるクレーマーたち。)

これ、冒頭の木管群のアンサンブル、嵌まれば「ウツクシー」だったのですが。
なんか、こう、え?なんで?みたいな感じだったんですよね。
でも、指揮者センセは・・・
よーく考えたら、このブログの最初に登場してた?
副科でフルートやってたセンセ。
思い切り笛捕まえて、もっともっと、って上手に音色を引き出すのね。

実はこの曲の1stは大ばくち打ってまして。
良い音してるんだけど、実はフルオケ経験は初めて、って人。
だからホントなら「慣れ」の期間が必要なんだろうけれど、
実はそうも言ってられない事情もあって。

で、終わってセンセさま曰く、「あ?そうなの!でも良い感じなんじゃない?」
って。
だから、せめて彼女には「初フルオケ」の舞台を経験させてあげたかったなー。


(2) R,シュトラウス/Hr協奏曲第1番

こちらは只今当団のトレーナーをお願いしているHr吹きのセンセさまがソリスト。
でも、思い切り「ホルン」って音なんですよねー。
人柄もすごくいいし。アマチュア、ってポジションにも造詣が深い(というのかな?)。

だから、絶対一度はヒューチャリングしたかったんですよね。
でもこちらはオケ伴だけの練習を1回やっただけ・・・

ホントなら弟@オケ(RS好き)に1st任せて、俺は2ndで
ソロHrと弟@オケの笛を楽しむ贅沢を味わうはずだったのが・・・

新コロのバカ・・・

しかもヤツ(弟@オケ)はその練習日は仕事でアウト、急遽俺が1st代理で・・・
そしたら、センセさま、代理って知っていながら「じゃ、ちょっとそこ、笛聞かせてください」
って、やだーーーーーーーーーーーーー。

これでヤツ(弟@オケ)にはどれくらいの貸しが出来たんだか。
でも全然ヤツはその認識がないみたいだからなー。
ヒトコトでいいから、メールの一本でもいいから出してくれりゃそれで勘弁してやるのによー。

ということで、これぞ「幻」に終わって・・・・
いやいやいや、絶対これもも一度企画してやるんだいっ!


(3) ブラームス/交響曲第1番

そしてreborn第1回に相応しく!?
メインディッシュはブラ1、って企画だったんですよね。

* ホントなら、2曲目はベートーヴェンの交響曲第1番にして、
ベタな「1番プロ」にしちゃろか、とも思っていたのですが。。。

これは久しぶりの?降り番!
いや、ブラームスのシンフォニーは一度も機会が無い俺だけど、
なぜかこの曲の「2nd」は2回もやってて。
だから実は1番にはもうそこまでの思い入れもないし。
まあ、笛としても4楽章のアレなんだろうけれど・・・・

おおっと、やっぱり練習では捕まってしまったかー。
そりゃしゃあないよね。2ndが1stお構いなしに好き放題吹かれちゃね。

W・アウアー氏も、他のオケプレイヤーも、
2ndFlの大切さ、ってマスタークラスでよく言うんだけど。
2ndFlがしっかり1stを支える、それがあって
初めて1stが万全に演奏出来るんだ、ってね。
でも・今回のは・・・・・・・・
ま、笛吹くのが大好きなのはよーく分かってるからツライんだけど。

そろそろ、ちゃうんかな・・・・・・

それにしても、このブラ1。
もう周知どころじゃないだろうけれど、
構想に着手して完成まで20年?
今時、そんなの、映画でもありゃしないんじゃないの?

うーん、エヴァンゲリオンの実写とか、ガンダムの実写とか、かな?
構想ぶち上げて20年そのまんま、ってなると・・・

つまり。よくぞまあ、そこまで練りに錬って作ったもんだわ。と。
でもこれが出来て、堰が切れたように2、3、そして4番と。

せめておチャイコくらい、6曲は書いててほしかったなー。

ブラ5、なんてどんな曲になったんだろね。

でも。練習ライブでは1回きりでしたが。
コンミスさんの音がまた美音で。
そりゃ確かにVn皆で担ぎ上げたのは良く判る、ってなもんでした。
だから、そこだけでもいいから(2楽章だけでもいいから)
ライブで聞きたかった・演奏したかったなぁ・・・


とまぁ、そんなこんなで、「エア」定期演奏会も終わってしまったのですが。

この2カ月の「ゆるーい」ロックダウンで、
すっかり人心も荒れてしまった、とのこと。
こういう時こそ、スポーツと文化なんだろうな。

けど。
スポーツはまだ無観客でできるけれど、
フルオケは「その存在自体」がすでに「3密」だからなー。

どっちも「満員のお客さん」ってのは外せない構成要因だと
俺は思うけれど。

無観客演奏・・・ネット配信はいいけれど、
それ無料でやりすぎると、かえってクビしめないのかな?

と思いつつ、翌週に続く。ふふ。