おうちで「機械警官」

「ガマンの3連休」と専門家が叫ぶ中
人混みのすさまじさで欄干から人が落ちるのと違うか?
と思った嵐山・渡月橋を見て、
「勝負の3週間」と行政が意気込んだは
いいけれど、結局具体的なかけ声だけで
(「一生懸命やってますアピール?」)
その3週間が終わって真っ先に浮かんだのが
「ほら見たことか」「やっぱり」という
単語だった、という今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

アクセルとブレーキとを
両方同時に全力で押してる状態・・・
ってのはもはやあらゆる「専門家」が
唱えていたのに。

な~んか、自粛疲れで見上げれば「満開の桜」、
まあ、3連休は注意して花見すりゃいいか、
・・・・といったあの頃と同じ、でも
レベル(拡大)は数倍になってるんじゃね?
と「地元民」としては思っていたのですが。

やっぱり、案の定。

市長なんざ、第1波の時は
「この街を日本人として愛してくださるなら
今は観光はガマンしてください。いつまでも
この風景はありますので、状況が好転するまで
ガマンしてください」ってまともなこと言ってたのに、
第3波の今では
「(観光業があがったりになるし)となりでは
感染爆発?医療崩壊?になりそう、と言われてますが、
ここは隣だけど感染者数も少ないし、
ぜひ皆様、三密等の注意だけは十分になさったうえで
ぜひ観光にお見えになってください。」
と言い出す始末。

はぁ?
行政府の長なら、治める所の人はちゃんと守ってよ、
って思うわけですが・・・
必要な医療関係とか、その他諸々「税金の無駄遣い」
って平気でバッサバッサと切り捨てた挙げ句、でしょ?
お隣さんは。
だったら、そちらから伝播しないように、
最低限それくらいはしてくれないかなぁ。

ということで、相変わらず「できるだけステイホーム」
が続く今日この頃。
こなた、相も変わらずだらだら休日などに映画を見たり
して過ごすばかりなので、ますます自分では許せない
程に体重が増えてしまって、、、あぁ、どうしましょ?

見た映画は、これ。

「ロボコップ(2014年版)」

これ、もう言わずもがなの、あの「ロボコップ」の
reboot版。

そう思って改めてオリジナル調べたら、
1987年製作なんですよねぇ。
ちなみに「2」は1990年、「3」は1993年。

オリジナルは、マーフィーが殉職するシーンが
結構残酷に描かれていて、えええええ?と思いましたが、
その後の「ロボコップ計画」に都合良く当てはまって
(そこは映画)、以後「ロボット」として活躍するけれど、
やがて徐々に感情がもどってきて、
最後は「マーフィー」になる、というお話。

ある意味至極単純だけど、
そこそこショッキングな映像があったり、
退廃的な雰囲気も醸し出したり。

デトロイトが舞台、ってのもミソだったんでしょうね。

ジャンル的には「バイオレンスSFアクション」とか言うんだそうで。

で、リアルに87年版を見た者として。
この14年版。

俺にしては珍しく?
リメイク(リブート?いや、リメイクでしょ、これ)で
意外と?そこそこ?成功した例なんじゃないかな?と思った次第。

時代設定は2038年。
確かになさそうでありそうで。
特にロボコップの「ラボ」のシーン。
マーフィーがなにをサーチして何を見ているか、
というのがラボのスクリーンで全部丸わかり、
ってシーン。
それと、博士と助手が透明タブレットを操作して
アーダコーダしているシーン。
そうそう、空中に投影される映像とかも。

そこでまたまた考えた。
最初の三部作、3本目でも93年でしょ?

つまりこの3部作、いずれもウィンドウズ95が発表される「前」
の映画なのね。

つまり、MS-DOSを駆使して、その時代で出来る
合成を必死でやってた、ってわけだ。
だから妙にリアルに見えて、でも妙に作り物めいた感じがして。

実際低予算で作られた、ってんだけど。
そらそやろなー。といまにして思いますが。

そういったSFチックな部分を、最新のウィンドウズ10レベルで
修正、置換していけば、もはやこれくらいの映像は
お手の物。

確かにマーフィーの「リアル」が頭と心臓と肺だけ、
ってシーンはもう合成の極地?
だから尚更本作での「ロボコップ」が
「心を持ったロボット警官」に見えるのかな。

大まかなストーリーはオリジナルとそう大差ないけれど。
これまた時代の要請なのかな?
デトロイト警察の署長さんは黒人女性で、
オムニコープの工場は中国にあって
(ロボコップはそこで作られた)、
計画実施前に色々とリストアップされて、
どれも「一長一短」って時に
「上手い具合に」犠牲となった正義感の強い
マーフィーが手元に入って、
「これで行こう!」と、オムニコープ。

でも微妙に違うのが、アレックス・マーフィーを
ロボット化するに際して、夫人の承諾を得ている、
ということ。それと、ロボット化したマーフィーが
自宅に戻って奥さんとお子さんに受け入れられること。

* これがオリジナルでなかった点であって、
オリジナルはこの点を「2」の着想に盛り込んだんだろね。

それと、犯罪人のサーチがいかにも今風、
スパコン?使いまくってどんどん検挙する、
ってのも「95」が誕生したからこそ出来るワザ?

それと、デザインと専用バイク?
これがまた「黒」になって、確かにカッコイイ。
オリジナルのシルバーもいいんだけど・・・
・・・と思っていたら、この色にはそれなりの意味があったのかな。

さらには、30年以上も経過して生化学も進んだのか、
(こういう点もR指定かな?)
脳みそを切り開いて回路を埋め込む、線を打ち込む、
という細かな作業も見せつつ、
マーフィーの感情が激しくなると制御不能になり
「プログラム」が暴走するので、
「ドーパミン」を極力精製しないように制御したり。
おかげで、マーフィーから一時感情が消えてしまうけれど、
涙ながらに「どうしたの?思い出してよ!」と叫ぶ
奥さんの訴えを目の当たりにしてから
感情が再生して、
感情がやがてはプログラムを上書きする、
ドーパミンの分泌が再び(勝手に)始まる・・・

そういうストーリーも、30年以上の歩みを感じましたねぇ。

ただ。
じゃ、原作(オリジナル)を上回ったか、というと
さすがにそこまでは・・・だったりね。

オリジナルはある意味もっとシンプルで
勧善懲悪なバイオレンスアクション、って記憶だけど。
本作はより現実・リアルを埋め込もうとして、
ストーリーから「スッキリさ」が薄まった気がしたり。

ロボコップも「黒」にした、ってのは
ある意味スターウォーズと一緒で?
「正義の味方」なんだけど、「オムニコープの製品=あくどい」
を示してるのかな?と。

だって、ラストシーン、もう一度博士の手によって
修理?復活したアレックスはオリジナルのシルバー色。
そこに嬉しそうに泣きながら駆け寄る奥さんと子供。

一瞬そこもなんだかな、と思ったり。

そしてオリジナルで一番受けた設定。
即ち「オムニ社の社員には一切手出しできない」という
隠しプログラムの設定。

これがあるから、オリジナルではロボコップ派の博士が
爆殺され、ロボコップも抹殺されかけて、
ついでにその過程でオムニコープの役員と
警察とでグルになった悪だくみが発覚しても
役員は逮捕できない・・・と思いきや、
会長を人質に逃げようとする刹那
会長が一言「お前はクビだ!」。
その一言で「オールグリーン」になって、
ラスボスの役員をめった打ちにして
高層ビルから突き落とす・・・

これが爽快感タマラン、だったんだけどなぁ。

今回も同様の仕組みは出ていますが、
結局そのプログラムより人間の感情が上回って
(押し切って)、
ラスボスと相打ちする、ってラスト。
(その後、博士が「修理」してくれる。)

なんだか「今風」なんだけど、
なんとも言えないこの感情・・・

それともひとつ。
オリジナルでは小ネタで使ってた「放送局」。
例えば「スターウォーズ計画で配備された攻撃衛星が
暴走して、元大統領を含むカリフォルニア一帯を
焼き払ってしまいました」みたいなニュースを
何気に時代批判として入れていた放送局。

今回はFoxのパロディ?
全くの右翼礼賛?放送局としての立ち位置っぽかったけど。
この映画が出来たときはまだオバマ政権だったはずだしなぁ・・・

ちょっと放送局の下りがよくわからんかったかも。

とまぁ、つらつらいつものように書いてはみましたが。
結局の所、今まで見たリメイクものでは
一番出来はよかったと思うけれど、
やっぱりオリジナル、それと時代の壁、ってのは
如何ともし難いものなのね・・・

と思えた作品でした。

まさか、これで再び3部作作る、ってな、
スターウォーズ的なこと、したりせんでしょうな・・・

そうそう。それと。
今回、これ吹き替え版で見たからよかったのかもね。
字幕だったら途中で投げ出したかも・・・



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