ビバ・6代目・ジェイムズ~「007/スペクター」

今年の冬は暖冬だ、と言うことでしたが、
いくらなんでも真夏日(三重)ってのは
ちとなかろう、
やっぱ、南極の氷が増えようが減ろうが、
原因・遠因は温暖化なのか?
と思う今日この頃、
皆様いかがお過ごしですか。

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例によって。
典型的なニッポン人中年オッサンな体型の
ワタクシ。
冬だと「着るもの」で色々ごまかせるし
それが楽しいんだけれど。

今年は中途半端に寒い?寒くない?
そのせいもあって、
はたまた、タイトな出で立ちが流行る昨今、
スッポリと全てを覆い隠す
コート類の出番があまりない・・・

うーん。
今年最初にあったどか雪
ってのも正直困ったもんだけど、
いくらなんでも12月に「真夏日」とか、
温かい雨だ、とか・・・

やっぱ、ふつーがええよね。ふつーが。
唐突にヘンテコリンになると
体がおかしくなってしまうってばさ。

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ということで。

今日は

昔から脈々と続くものにはわけがある、
やはり「正常」に物事が進むのがよろしかろう。

ということを感じずにはいられなかった
映画の備忘、です

見てきた映画はこれ!

「007/スペクター」

ちうことで。
備忘の前にお約束のお断り。
封切りされて2週間経ってないですが。
ネタバレ、ありますよー。
だから、それがイヤな人、ここで退場してねー。
しらないよー。

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と、枕を並べておきました、っと。

さて、改めて。
スペクター。いやさ、6代目ジェイムズ。

やっぱ、こういう映画は大画面で見るに限るな。
・・・と、一緒に行った、
007フリークの古い友人と納得した次第。
(思えば今つきあってる友人の中で
一番「昔」を知ってるヤツ、
ってことになるのかも、ね。(汗))

それにしても・・・
そっか、出生の秘密ね!?

今明かされる真相!

なんと、○○は●●の△△だった!

とか。

ショック!
あの男にあんな才女の娘がっ!?!?

とか。

いやいや。やっぱネタバレを回避しようと思うと・・・
(笑)

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で。
今回も細かいところ、色々とオモロかったし
楽しかったなぁ。

ちゃんと。
白い毛のペルシャ猫も出てきたし。
服は「今風」ではあるけれど、
ちゃんと「マオカラー」だったし。

オープニングはとうとう?ようやく?
ガンバレルシーンが戻ってきたし!

・・・けど、ちょっとだけ、スマヌ。
あれ、ちょっと、違うよなぁ。
ガンサイトが「撃たれて・血塗られて」の「後っ!」

「ちゃんと」ゆらゆらと崩れて
画面右下にガンサイトが落ちていって、
画面から外に出てしまうか、という刹那、
その「○」にシーンが映り込んで
それが画面一杯にアップになって、
そいでもってオープニングアクション!・・・

その流れまで戻して欲しかったなー。

でもオープニングアクション!
ますます冴えてる!って感じが。
そしてもうカメラワークがわからんです。
どうやって撮影したの?ってくらい、
ただただ迫力。

しかもこれ、CGじゃないんでしょ?
(だからなおさらカメラワークがわからんっ!)

それがまたエエのよね、この映画!

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それから。
これまた嬉しかった・楽しかったのが
作品中、至る所に
見ようによっては・それ、オマージュ?
ってシーンがふんだんに!

砂漠の中に敵のアジトがあるのは
「ダイヤモンドは永遠に」を思い出したし。

列車でのアクションは
「私を愛したスパイ」「ロシアより愛をこめて」だったし。
そうそう、車内レストランでの会話は
「カジノロワイヤル」でもあったっけ。

雪のシーンは
「リビングデイライツ」かな。

そしてボンドカーから「どびゅ」って飛び出すのは
「ゴールドフィンガー」。
でもって飛び出して降りてくる様は
「サンダーボール作戦」。

まぁ、こじつけ、っちゃあこじつけなんではありますが。

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それから、それから。
他に「へぇ~」ってのが、
Qとマニペニーの「活躍」、それと「M」。

映画解説だと「マニペニー」はボンドのパートナーで
Qもまるで相棒みたいな書き方してたけど・・・

それ、ちょっと違いますってばさ-。

けど、過去のシリーズではオフィスの面々だったのが、
今やえらくアクティブになってしまって、
それはそれで今風なんだろうけれど。
(結構楽しめましたが・・・)

一応、彼らは「MI6」の職員っしょ?
007があーだこーだやってる最中に、
005とか009とか、が同じく
「マニペニー、ちょっとMに取り次いでくれ」とか
「Mにナイショで調べてくれ」とか連絡来たら
どーすんだろ?

Qも、ねぇ。ふふ。
青っちょろい、ひょろい面影のにぃちゃん、
って設定にしたのは「考えたなぁ」って思ったのですが。
(前作「スカイフォール」で。)
(結構気に入ってる。)

前任者の「上から目線」でのやりとりとは違って、
「う~ん、この、オタクの青二才がぁ(笑)」
ってやりとりが、なかなかブリティッシュでいいのでは?

そういや。オメガ。時計のオメガ。
あれ、宣伝用のシーンかと思ったら、
ちゃんと映画本編で出てました。

ボンド「これで何ができるんだ?」
Q「時間がわかる」

こういう「ブリティッシュ」なテイストが
007の魅力、だったりするんですよねぇ、
俺に取っちゃ。

それにしても。
やっぱり、M、Q、マニペニーが
「チーム・ジェームズボンド」になってる、ってのは・・・・・

そこは、ちょいと・・・ですかねぇ。

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そうそう。
ブリティッシュ、って言うか。
ボンドのテイスト、って見方からしたら、
唯一残念だったのが
列車でのアクションシーン。
一通り終わった後、
ボンドガールがひと言「この後は?」

で、当然、ボンド映画お約束の「はぁと」なシーン。
大人の絵本としちゃ、これがないと、ね!

なんだけど・・・
多分、翻訳なのかなぁ?
台詞(原語)は聞き取れなかったので・・・

台詞は女性側だったとして、
アクションが終わって悪役を電車から放り出して、
ボンドと二人で床にへたって、
肩で息をしつつ

「この後は?」

・・・って、その台詞はないでしょ・・・
だからと言って「良い台詞」は思いつきませんが、
けど、ねぇ。もっと、こう、しゃれた、なにか、ねぇ・・・

ちょっと生々しすぎて、残念。
ちょびっと、しらけてしまった。かも。

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そして。外しちゃいけない、ボンドカー。
5億円以上、って設定?
でも、やっぱボンドカー、ってば、ボンドの手にかかると・・・

アストンマーティンもむちゃ気合い入れたのね。
これ、どこかの発表で「DB10」ってコードネームが
与えられた、と聞いたのですが。

実はこの映画の為だけにデザインされて制作された、
スペシャリティだった、とのこと!?
製造されたのは10台、でも撮影で8台がお釈迦、
後の2台だけが販売された?・・・

確かに、アストンマーティンって「そういう車の作り方」
をするカロッツェリアだった、とは思うけれど。
(量産車メーカーじゃない、ってこと、ね。)

だったら、今回の車、って「DB10」じゃなく、
例えば「DB007」とか、
って特別な扱いにしそうなもんだけど。
それが「DB10」!

うーん。つまり、ね。
映画専用の車なのに、それに対して
自社製品の正式な進展・進化したラインの番号を与えた、ってことなのよね。
「DB5」「DB7」[DB9」などなど、名車の系譜と思うけれど。
そのラインに「007専用モデル」が「普通の地位」で並んでる!

これ、相当気合い入れたんだろな、って感じましたねぇ。

で?!
肝心の?!性能?!

やっぱ「環境」でしょう。「環境」。
ええぞ、「Q」!
やるなぁ、青二才!

だから、こういうところが「ブリティッシュ」で大好きなんっすよね。

いやいや、欲しいわ、DB10!(って買えない、ってばさ。)

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もひとつ。音楽。テーマ曲。
なかなかしっとりした曲ではありましたが、
ちょっと印象に残りにくかったかも。

そういや歌詞に「スペクター」がなかったっけ?
必ず楽曲(歌詞)と映画の台詞のどこかに
映画のタイトルをひと言入れる、ってのが
お約束、なはずだけど。

まぁ、これは絶対的なもんじゃないし。
ま、いっか。

ちなみに。
「オクトパシー」「カジノロワイヤル」は
どっちもタイトルコールなかったもんね。
でもどっちも名曲で印象に残っているのですが。。。

俺はどっちの曲(「オール・タイム・ハイ」と「ユー・ノウ・マイ・ネーム」ね。)も
大好きなのですが・・・

今回の曲(サム・スミス「ライティングス・オン・ザ・ウォール」)は・・・
どうやろな?時間かけてじっくり聞いたら味が出るのかも・・・
(曲のタイトル・原題は「災いの予兆」という意味もあるらしい。)
けど映画館で1回聞いただけじゃ、あまり印象に残ってないかも。。。

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んで。
肝心の映画。

友人の情報だと、P・ブロズナン(4代目!)曰く
「むちゃおもろいけれど、長いのよ」とのこと。
俺、この見解に一票!

007の映画が150分?
でも確かに意味がある中身だし、
ちょっと空白?タレたシーン?ってのは
なかったし。

だから、前作スカイフォール同様にオモロかったのですが。
けど、ちと長い、って感じも残ったです。

そして映画「スペクター」。
いきなり「あの組織」の名前がタイトルになって、
これはもしや?と思ったのですが。
もしかして「とりあえず・サークルの帰結」を目指すのか?と。

「サークル」。「環」。

実は。6代目・プーチン、
いやさ、D・クレイグになった初作「カジノロワイヤル」で、
当時はやりの(今でもあるけれど)
「リブート」って処理で作った・・・

的な話を聞いて。

これを見た後、
確かにリブートには成功したけれど、
シリーズのおなじみさん、Qとかマニペニーとか、はいないし、
MI6のオフィスは超近代的なガシェット満載だし、
どうするのかなあ?・・・
これだとちょっと中途半端かなぁ・・・

と思ってたら。
次作「慰みの報酬」では初めての?「続編」扱い?

でもって、そのエンドシーンあたりで
「クォンタム」って悪の組織は
実は英国首相の近辺にまで及んでいる・・・
そんな示唆があって。

そういや、ヴェスパーちゃんの監視役、
最初の方でフェイドアウトしてたっけ・・・
それが・・・ねぇ・・・へぇ・・・ほー・・・
才女やんけ・・・あ、ガハゲヘゴホ・・・

いやいや。「クォンタム」って・・・
「おいおい、だったらスペクターは?」
って思ってたのですが。
リブートは?って思った次第。
スペクターが発展解消した新組織か?とか。。。

なのに。
前作「スカイフォール」では
唐突に・突然に「ボンドの生い立ち」?
悪の組織の話はどこ行った?・・・

しかも。ボンドの生い立ちって・・・
おいおい、この流れ、それはそれでオモロイけれど、
なんか「大人の絵本」を「ノベライズ」し始めたのか?
ちょっと「まじめなストーリーテリング」になってるやん?

って部分が「???」だったんっすよね。

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なので。
偉いっ!俺っ!
スカイフォールを見た後、ちゃーんと、今作予告してたもんねっ!

http://utaflpic.at.webry.info/201212/article_1.html

そらそやろ。エヘン。

スカイフォールでQが出てきて
「あれ?あなたがマニペニーになるの?」ってなって。
しかもMは殉職、本部は爆破・崩壊されて、昔ながらの
マホガニー調な部屋に戻って・・・

そこまで揃えたら、
あと唯一必要なのは
「ペルシャ猫を抱いたはげ頭」のあのお方とその組織!

って思ってたんだもんねっ!

つまり。
どうやら。
明言はしてないようですが。
カジノロワイヤルからスペクターの4作をかけて、
つまりそれらがひとまとめで「リブート」だったか?!

そして、この一作をかけて、ようやく全部処理し終わった、
って感じがしました。
そして「伏線」?

おーい。逃がすの?
それこそ、ショーン・コネリーのボンドなら
間違いなくトドメを刺しただろうに。
ちょっと「甘く」ないかい?詰めとやらが・・・
Mもそれらしいことを示唆する台詞を吐いてたけれど・・・

でもって。
エンドシーン・エンドクレジット!
大音量で響く、ジェームズ・ボンドのテーマ!
これこれ。このゴージャスなサウンドがなきゃ、ね。
いや、ホント「待ってました」ですわ。

そしてボンドが乗るのが・・・!

Q「これなおせ、って言われても。無傷だったのはハンドルだけだよ。」

って言ってたクセに。
しかも助手席には、ちゃんとボンドガールが。
でも、お約束の台詞がなかったなぁ。。。
「あぁん、ジェ~ムズゥ~」ってのが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ともあれ。
今作で1つのサークルが閉じたなら、
改めて4本続けて見たい!
そう思ったですねぇ。
(3本までは続けてWOWOWあたりで
見られるんだろうけれど(笑)。)

そしてこの4本で、
就任当初、ぼろくそに言われてた6代目・ジェイムズも
今や立派なボンド役者。
新しいボンド像もこれで確立出来たのと違うかなぁ。

まぁ、お顔が「プーチン系」ってのだけが・・・ね。

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ということで。
映画全般はバランス良い、って感じで。
冷戦が終わって廃れてしまった「スパイ映画」でしょうが、
なんのなんの、ボンドだけは永遠に、ってことですよね。

ボンド役者の変更、制作の方向性、
それらが上手に時代にマッチしたものに出来たから、
ここまで生き延びたんだろうなぁ。

基本設計さえしっかりしてりゃ、
やがてはサザエさん、ドラえもん、のように、
後の人がどう手を入れても大丈夫・・・

50年を超えるシリーズ映画なんだし、
すでにその領域に達したんだろな!

ということで。
再び次回作の「予言」!

俺としちゃ、ここまで見事に整理されたんだから、
今度はシリーズ初の「リメイク」ってことで、
「サンダーボール作戦」」やってくれへんかなあ?
いや、きっと「サンダーボール作戦」が次回作!
そう予言しときましょ。

・・・リメイク。まぁ、ネバーセイ・ネバーアゲインとかあったけど。
あれは制作者のドロドロした怨念の生み出したものだし。
カジノロワイヤル・・・って理屈は確かにリメイクですが、
でも全然ちゃうっしょ・・・

それに、今作を見て、
「もしかしたら、これでシリーズが終わってもちゃんと終われる」
ってエンドでしたが。
伏線もばらまきまくりなので、
次回作を作ろうと思えばちゃんと作れる・・・

そんな内容でしたよー、今作は!

そして世界情勢。テロ戦争と、米ロ対立・・・
米ロ対立を煽るには原爆を使うのが一番!
ってシチュエーション考えたら・・・ね?

次作・25作目は「サンダーボール作戦」で決定!
ぜひに。どうでしょ?

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