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zoom RSS オケの本番/「ミニ・クルーズ」な演奏会〜歴史的な舞台!?

<<   作成日時 : 2017/07/03 13:21   >>

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夏至も過ぎて1年も半分が過ぎて、
でも梅雨入りしてもう3週間にもなるのに
全然雨が降らない・・・と思いきや、
7月の声を聞いた途端に
強い雨、猛烈な暑さと湿気、おまけに
いつのまにかすぐそこで台風が発生して
今週日本横断する?っていう、
もうどーにでもなれ、みたいな今日この頃、
皆様いかがお過ごしですか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

毎年ごと、毎月ごと、毎週ごと、に
ますます雨の降り方、梅雨の天気、
そんなのが おかしく、ね? って
皆さん、思いません?
イキナリどどーんと梅雨の天気が押し寄せて
すでにワタシャ、バタンキュー(死語)
だったりします。

そんな時は、涼しげな所で
楽しい音楽を聴く、ってのが
なかなか、な初夏の過ごし方、なんでしょが・・・

俺のいる あまおけ では、
それを「提供する側」を毎年やってます。

要するに、子供向け・親子コンサート、ってのを
毎年7月初め、土曜日の朝一番にやってます。

いや、正確には市が主催する催し物に
当団がお仕事で呼ばれて、ってやつですが。

まぁ(全然いないんだろうけれど)
毎年この備忘録読んで下さってる方とか、
まさかいないだろうけど、当団のお方・関係者さんには
「なにをいまさら」な話なのでしょうが。

なにはともあれ、
今年もそのコンサート、無事に開催し、
盛況のウチに終わりました!

ちうことで、今日はそのコンサートの備忘です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これ、聞けば平成16年度からの出演だ、とか。
それまでの間、コンサートってやってたのかなぁ?・・・
(催し物は市の公式行事なのでずっとやってたはずなんだけど。)

ま、そんなこんなで、今年で14回目、ですか。
そして、手前味噌ですが・・・
去年から本格的に企画のコアにワタクシが位置するようになって。
(まぁ、団体の代表者だから、ってことなんだけどね。)

それなりに、オケの空気・・・変わった?・・・

ほんっと、手前味噌なのですが。
特に5〜6年前から「やらされてる感」がすっごくあったなぁ、と。
でも「お仕事」なんだから、ある意味定期公演以上に
真剣にやらなきゃ、しかも子供が聞くんだから
出来映えも大事だけど、真剣にやってる、って姿見せなきゃ、
ダメなんじゃね?とは思ってたんですよねぇ。

とある指揮者さんに、学生時代に雷落とされたのが
今でも残ってるんですよねぇ。
(いつも書いてるような気がするけど。)

「君たち、子供相手に手を抜く気か?抜く手なんかあるのか?
君たちのクラシックが「人生最初」の子供、ってわかってるのか?
君たちの演奏聞いて「クラシック、つまんね」ってなったら
どう責任取るねん?!」

みたいな。ね。

これ、ホントそうだと思いますわ。今でも、今年も、
それ、思いましたモン。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なので。逆説的ですが。
あえて、ハードル高くした方がいいのかな?と。
今はそう思えたりしています。

昔は、指揮者センセが提案する曲、って
「ちょっと無理すぎや、しない?」って思ってたし、
実際、たった2日の合わせで「ピーターと狼」をやる、
なんて時には、ちょっとそれはいくらなんでも・・・
って猛烈に思いましたが。

だから、少ない回数で「仕上げられる」曲、
という「安全パイ」路線をずっと続けていたのでしょうが・・・

それも慣れてしまえば「惰性」という罠に陥って・・・
でも、なぜかその「罠に落ちた状態」を認めない・・・?

ワタシャ、この手のステージ、って
舞台上も楽しくなきゃ、子供達も楽しくなかろう、
って思うんですよねぇ。

なので、あえて、「ちょっとそりゃ無理でしょ」
っていうビミョーな線を狙ったプログラミングに
去年から舵を切ってみました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そしたら!
自画自賛!
結構、オケのノリも変わってきた?
(と思いたい!)

まずは、目の前の曲を「必死に」さらわないと、
「いくらなんでもこの出来では・・・」という危機感?!
その分、ちゃんと仕上げなきゃ、という切迫感?

それからあえてTuttiの回数を減らして
1回、セクション練習を入れてみたところ、
これがまた「精神的」に好影響?

そりゃ、指揮者センセ様には不満だったろうと思うけど。
そこは「完成度アップ」のための「自主練習」ってことで
ご理解・ご容赦頂いて・・・

といった、セクション練習も、
やはり精神的な引き締め、
ってことで効果あったのかな?

ともあれ。
手前味噌ですが、この2年、ホント、
舞台上の空気、変わってきたなぁ、って思います。
良い方向に、ね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから。
総計4回+リハーサル1回、の都合5回で
沢山の曲を仕上げる(ように努力する)、ってのは
「組織」としてのオーケストラ、のいい練習になるはず、
良い体験になるはず・・・と思うんですよねぇ。

まぁ、ものには程度、ってのがあるんだろうけれど。

でも、ね。
常日頃、「縦の線をあわせて」とか「音程をとるため」とか、
という「理由で」、即ち「訓練するのに最適」って理屈で
同じ曲を提案する人々・・・

だったら、「短期間で仕上げる」ってことも「訓練」として
良いんじゃ、ね?ってワタシャ思うのですがねぇ。

どないなんでしょ?ほほ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで。
今回のセットリストは、こんなんでした。

1) エルガー「威風堂々」
2) ドビュッシー「小組曲 より 「小舟にて」」
3) アンダーソン「フィドル・ファドル」
4) サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」
5) ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」
6) 童謡「ふるさと」
7) チャイコフスキー「1812年」
アンコール) ラデツキー行進曲

んで。裏テーマは「世界音楽紀行」ってことで。

とまぁ、一見すると「やったことありそう」なセットだけど、
実は「ちゃんとさらわないとアカンで」って曲が数曲。
特に1812年は「ホントに入れちゃってOKかな?」と思いましたが。

正直、Tutti3回を重ねて「もっと時間があればなぁ」という思いと
「たった3回でなんとか、ここまでは!」という思いと。
それが入り組んだ、なんとも複雑な感想でしたねぇ。

でも、この曲は真剣にバンダ隊を投入したのと、
ホール音響を活用して、「大砲音(実音)」を大音量で流して使った、
ということで、お客様には一番受けたようでした。

そう!
1812年。

よーく考えてみたら。
これ、案外、ライブで聞くこと、ないのと違いますかねぇ?
やっぱりバンダ隊と大砲、ってのがネックなんだろうけれど。
N響アワーみたいな所でもめったに聞かないし。
せいぜい、フェドセーエフが降るときにプログラミングされてるなぁ、
って、そんな感じ・・・ですよね?

でもって、実際の楽譜は「もはや無調整音楽か?」と言いたくなるくらい、
そこら中に♯やら♭やら、♮やら。
おかげで、練習が終わったら床のそこら中に臨時記号がボロボロ落ちとる・・・

だから、なおさらもう4週間練習があればなぁ・・・
と思わずにはいられませんでしたが。

でもお客さんに受けて、それがなにより、でしたね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから。
サラサーテ。ツィゴイネルワイゼン。
ソリストさんのご両親は実は当団団員!

最初は違う曲がプラニングされてたのですが、
いいソリストさんがいない、ということで、
じゃ、似たような曲の路線、ってことで
この曲に!

なので、俺、即決で、この人にソロを頼んだ・・・ってワケでした。
ご両親は「えぇぇぇぇぇ!?ウチの娘が?
もっと上手い人の方がええんと違うのん?!(大汗)」
なご様子でしたが・・・

何を隠そう(隠すわきゃないけど)、
このコンサートは「親子コンサート」。
そう、「親子」の「コンサート」!

なので、舞台上も「リアル・親子コンサート」。

これがまたなかなか楽しい時間でして。

父は妙に(?!)ソリスト引き立てて慎重に演奏されているし。
母は「もうっ、はずかしー!」って複雑な笑顔を称えつつ
演奏されてるし・・・
(そういや、お父様は
「もう気が気じゃない。演奏中に卒倒するかも?」って!)

でも、オケとソロとが絶妙にブレンドされて。
そしてソリストさんの力、だろな!
ある程度知られた曲?とは言え、
お子さんも結構静かに聞き入ってたなぁ、と。

いやいや、この曲もチョイスしてよかったぁ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

んで、ですね。
実はそのほかにも色々と「大事件」がありまして。

なので、今回の舞台は当団の歴史にも残るだろう、
いや、文字通り「歴史的」なコンサート・舞台、となったわけですが。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その1) 

指揮者センセは音楽高校のセンセ(でもこの春で定年退官されましたが)。
で、センセと言うからには、当然生徒さんもいるわけで。
そう、指揮科(!)として入学されたての
15歳の男子!(まだ男性、じゃないよなぁ。)

サプライズ演出、ってことで、
「小組曲」の本番を指揮したんですね。

京都に生まれて京都で育って、そしてやがて世界へ羽ばたく・・・
その過程を是非見て欲しい!という企画で。

* ちなみに。ツィゴイネルワイゼンのソリストさんも
同じく京都生まれ、京都育ち、そして今はソリストとして活躍中!

当団オフィシャル指揮者として最年少では!?

いやいや、彼が指揮する=先生が指揮レッスンをする=それを聞いてるオケも
ベンキョになる、という、好循環!
これはぜひ来年もやりたいですよねぇ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その2)

この手のコンサートにつきものの
「子供・1分間指揮者」のコーナー。
子供が指揮台に立ってちょびっと指揮する、ってやつ。

これ、例年大混乱しちゃうので
去年から「公開抽選」にしたんですね。

「子供」であれば「だれでも応募できる」(でもご両親も名前書いてね)、
って方式。

実は、この抽選する時の「効果音」として
Timpのロールを入れるのですが。

そのロールの時が、
一番みんな真剣に・静かにしてた・・・というのは(大汗)
置いといて。

なんとっ!2歳の女の子が「当選」!!!!
奥さん、2歳ですよ、2歳。
団員視線でみると、子供どころか、孫?
いや、ひ孫、って団員も3いるわけで?!

いくらなんでも2歳のお子様が・・・
どうするんだろ?・・・って心配していたら。

そんなの杞憂でしたね。
さすが、ガッコの先生。
めっちゃ上手にその場を指揮って、
無事、2歳の女の子も指揮できました!
いっや〜、これもすっげー、楽しかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その3)

そしてもう一人。選ばれたのは6歳の男の子。
舞台上ではめっちゃ緊張してたけど、音楽が好きで
エレクトーン習ってます、ってお話・・・

・・・だったのですが。

実は。公演がひけたあと、近くの料理屋さんで真っ昼間から
ビールのんで、打ち上げ!・・・
(真っ昼間からオフィシャルに呑めるチャンスっ!)

って、よくみたら、同じお店にその男の子とご両親の姿が!

たまたま、偶然、同じお店でお昼ご飯されてた、とのこと!
そしたら、男の子が指揮者センセの近くによってきて、
じーっとセンセ見つめてます。

「センセとお話しする?」って聞いてみると、
ご両親も近くに来られて、先生に相談が・・・とのこと。

そこでご両親が言うことには
「色々学び事させてますが、音楽が好きになったようで。」
「今日は指揮させてもらってありがとうございました。」
「本人、とっても喜んでいます。」
「そこで先生に質問なのですが・・・先生のもとで勉強するには
(即ち音楽高校に入るには)、今、6歳ですが、何をすべきなのでしょう?」

* 「今日指揮をした高校生も、ソリストの先生も
京都で勉強して先生に教わって、とのこと。なのでうちの子も、と思って・・・」
だったそうです!

ええええええええ?????
それ、進路指導?!
ご両親、すっごく真剣。
そして6歳の男の子の眼差しもすっごく真剣。
ああ、汚れた我ら大人達にはまぶしすぎるその眼差しっ!

センセも大喜びで、その場で「まずは〜」って進路指導を!
ご両親も「大変為になりました。ご縁があればぜひよろしく!」
とのこと。

そして、まだ男の子はもじもじしてるので「どうしたのかな?」
と聞いたら、ちっちゃい声で「センセと握手したい・・・」

うっわー。

この公演で当団の演奏に接して、クラシック音楽に開眼?
指揮者に開眼?・・・

今回サプライズで指揮した高校生クンと並んで
世界的指揮者にでもなろうものなら・・・

いやいや。この2年の舵取りの成果・・・
って自画自賛したいけれど(だれも言ってくれないし〜!)。

ホントに、ウチの演奏でよかったの(大滝汗)・・・

と思いつつ。
こういうのがご縁?というのか、
ご縁が生まれた現場、なのかも、ね。

数年前の空気だと、こんな展開ってあったのかなぁ・・・
と、これまた手前味噌、自画自賛ですが。

もしこのまま夢が広がっていったら、
その時は「あぁ、良い仕事をしたのだ」と思えるんだろな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで。
誰も言ってくれないので(?)
自画自賛満載な備忘となりましたが・・・

今までの中で一番歴史的な、エポックメイキング的な
出来事満載の演奏会だったわけですが。

知らず知らずのうちに、舞台で演奏することの意味、
醍醐味、楽しさ、そんなこんなを全てごった煮にして
味わうことが出来た、今年はそんな舞台だったんじゃなかろうか。

やっぱり、きっかけはどうであれ、
完成度のレベルはどうであれ(いや、肝心なことですがね)、
アマチュアの舞台たるもの、
まずは舞台上が楽しくなけりゃ、ね。
「やらされてる感」満載な舞台、って、
きっと、暖かみなんてないんだろうな、って思う。
「やりたの、聞いてよぉ〜!」ってオーラがあるほど、
きっと良い舞台になるんだろな・・・

そんなこと、改めて感じさせ・考えさせてくれた、
今年の「ミニ・クルーズ」でした。

さーてっと!

* そうそう。
とっても楽しい会でしたが、個人的に哀しいことも。
ちょっと縁遠いのが続きすぎたので、それこそ職権?で、
この1年間、弟@オケとずっとデュオ組んでました。
ヤツに1st任せて、俺はその2nd。

プロコフィエフの「古典」と、シューマンの「春」。
やっぱり極上な笛を聞いて、それにつける、
ってシーンはとても得がたい楽しい、為になるものでした。
(そういうレベルにいたって、初めて「合わせることの練習」
とか、「縦の線」とか、が言えるんじゃなかろかね?)

やっぱり上手い人と「共演」して、アンサンブルするのって
ホントに楽しいな、って改めて認識した次第。

でも、いつまでもそんなこと出来るわけもナシ。
今回「小組曲」まで一緒に組んだのですが、
(実は小組、俺だって吹きたかったよー。)
この曲はいわば「エピローグ」。
存外に?あっさり終わってしまって、
1年間の楽しい音楽の時間が終わっちゃったなぁ・・・と。

吹いてて「あ、終わる!やだ!」と思ったのは
いつ以来だろう・・・

再び・しばし「違う組」又は「沢山の組で一緒」になる、
ってことになるんだろうけれど。

なんか、哀しい、ってか、名残惜しい、ってか・・・
(と、「あちらさん」も思ってくれてりゃ、それで十分、光栄、かな!)









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