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zoom RSS 京の年中行事 當る戌歳 吉例顔見世興行東西合同大歌舞伎 

<<   作成日時 : 2017/12/11 16:44   >>

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今年・2017年も残すところあと半月ばかり、
そして来年春には「平成」が終わって新元号になることが決まった、
そんな、冬が始まった今日この頃、
皆様いかがお過ごしですか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ホントに今年は暦通りに季節が移ろいますねぇ。
いや、それが正しいし、普通なはずなんだけど、
ここ数年間の異常気象(?)を考えると、
12月に寒い、ってのは別に普通なんっすよね。
ただ、ここ数年がおかしかったから、12月に寒い、ってのが
あれ?ってなるだけなんだろう・・・けれど。

けど、寒いと言って、イキナリ爆弾低気圧、ですか・・・
やっぱりそういう過激な変化、ってのは
体に厳しいっすよね。

普通は普通だけど、ちょびっと味付けが違う・・・
良い方向に変わってるならいいんだけど、ね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで。
京の都の師走と言えばこれ!
恒例!今年も行って参りました。
京都南座の顔見世・・・・いや、今年は去年に続いて
南座じゃなかったんだけど、ね。

ま、ともあれ、見てきたばっかの今年の顔見世、
さっそく備忘しときます。

當る戌歳
吉例顔見世興行東西合同大歌舞伎


中村橋之助改め 八代目 中村芝翫 襲名披露
中村国生改め 四代目中村橋之助
中村宗生改め 三代目中村福之助 襲名披露
中村宜生改め 四代目中村歌之助


・・・とまぁ、今年は橋之助さんの 中村芝翫 さん襲名のみならず
その3人の息子さんのお披露目、襲名披露、などなど。
この1年、ずっと全国を回ってお披露目してたんですよねぇ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とにかく、沢山のお披露目、ってそれだけでも目出度い!
と言いたいのですが・・・

残念ながら、京都南座は今年もまだ耐震改装工事中。
そんなこんなで、去年は歌舞練場を使っての顔見世でしたが。

いっや〜、これはこれでぎゅっと詰まった
凝縮された空気の中での顔見世で
とっても濃密でしたが。

今年は、なんと!ロームシアター京都での開催。
しかもメインホール。いわゆる市民会館の大ホール、ですわ!

そんな巨大空間での顔見世、
一体全体どうなることやら?
色んな意味で、去年と似たような?いや、正反対な?
好奇心満載で、会場へと向かいました。

このロームシアター京都。
実はむかーしは京都会館、という、築50年過ぎの大ホール
だったんですよね。

でも1.17とか、3.11を経て、いよいよ「こりゃ限界じゃ」
ということで耐震工事も含めて、大がかりな改築が。
確か4〜5年かけてたんじゃないかしら?

その改装されたロームシアター京都。
俺のいる あまおけ でも1回、定期公演やりましたが。
(多分、京都市のせい?で、これから先、冬定期は
ずっとここでやることになりそうですが。)

これがまた、えらく舞台裏が使いにくいホールでして・・・
でも、オペラがたっぷり出来るように、ってことで、
舞台機構も全部新しくして、舞台裏もたっぷりスペース取って・・・

つまり、歌舞伎をやるには、縦方向(上方向)に
たーっぷり空間のある舞台なので・・・

しかも当然、花道もないわけで・・・

だからどないするんかいなぁ?と思ってた・・・

これが好奇心、その1でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして実は!俺はまだこのホール、
「お客さん」として行ったことが
ないんですよねぇ。

使い勝手?音響?のせいで、
クラシックコンサートもなかなかオモロそうな公演、ってないし。
(そういうのは、コンサートホールか、シンフォニーホール、フェスティバルホール
のどこか、でやってるんですよねぇ。)

オペラと言っても、
フェスティバルかびわ湖ホール、がありますしねぇ。。。

ま、なんだかんだ、でお客さんとして行くのも初めて。
これが好奇心、その2でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・って、当然、中村芝翫さんの襲名披露のお芝居、
三人のお子さんのお芝居、それも興味アリ、好奇心あり、でした。

で・・・肝心のお芝居より先に、好奇心その1,その2,のインプレッションですが。

まずその2.
お客さんとして行ったこのホール・・・
実はお客さんにもめちゃ厳しい・使い勝手の悪いホール、ってのが
良ーく分かった次第・・・・

だってねぇ。
確かに「バリアフリー」かもしれないけれど。
客席部分にあるのは普通の・非常階段サイズの階段が何カ所かにあるだけ。
エスカレーター?なぜか、1基もなし。
エレベーター?なぜか、楽屋フロアにも行き来できるのが合計3台?
しかもサイズは車椅子が1台とお付きの人が1人はいるのが
ちょうどいいサイズ、って感じ。
そりゃ、詰めればベビーカートが3台は入るだろうサイズだけど・・・
そして動きものろいし、客席部分で3フロア。
しかも、「2階席の方は「3」を、3階席の方は「4」を、4階席の方は「5」を」
押して下さい、って・・・・

ホールの入り口は「2階」にあるのですが。これは建物全体の「2階」。
そして2階の入り口から入った所にある客席は、ホールの中では1階席。

うーん。この時点ですでに多数のジジばばが徘徊しとる・・・

そして、1階「席」ならいざしらず、足腰の弱ったじじばばに、
階段を延々と昇らせる・・・

せめて、一人の利用のエスカレーターが登り・下り1基ずつあれば
全然違うだろうに・・・

しかも、大ホールなのに、トイレが各フロア1カ所にしかなく、
そこに行くにも細い廊下を進むだけ・・・

確かに。去年、俺のあまおけで定期公演やったとき、
お客さんからクレームがついたわけだわ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから。
もう一つの好奇心。

大ホール「ならでは」の演出しますよー、って
芝翫さん、行ってたはずなんだけどなぁ・・・

だから、長ーい花道作る、とか、
宙乗りをやる演目とか・・・
そんなんかなぁ。。。って思ってたのですが。

花道は舞台横に短いのを作っているだけ、
そして「舞台の枠」が南座のような、横長にしたためか、
4階席は全席クローズ。
いや、3階だったら殆ど見えるし、
南座の3等席の奥の方の視野とそんなに変わらないのですが。

でもなんか、こう、もう少し・・・ねぇ。
大空間ならではの迫力ある演出、ってのがよかったなぁ。

って、俺が行ったのは昼の部だったので、
夜の部ではなにかしらあったのかも、ね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただ、素直に・正直に「すげー」って思ったのは、
台詞の「通り」でしたね。

俺が座っていたのは3階席正面、でもちょっと右奥、でしたが。

ウチのアマオケの公演時の前だと
「音響が全然ダメよ」って言われてたけれど。

南座で見るよりも、遙かに「ささやき声」や、
服のかすれた音とか、が客席の一番奥まで届いてくる!

当然、役者さんのお芝居の力、ってのがあるんだろうけれど、
そこはとってもベンキョになりました。
よく、笛のセンセに言われてたよなぁ。
「客席の奥まで届けるつもりでちゃんと正しい奏法で吹けば
ちゃんと奥まで音は届くんだから、ね。」
って台詞、思い出しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちうことで。
各演目の簡単なインプレッション。

その一、
寿曽我対面

こりゃもう、ご存じ、曽我の対面。
やっぱり「顔見世」という舞台にふさわしい中身なんだろな。
確か、今の中村勘九郎君兄弟が襲名披露した時も、
これ、やってなかったかな?
(あの、お父さん・勘三郎さんが急死された、涙無くしては・・・
って時の顔見世でやってたか、と。)

そのときの二人が「お偉い」役どころになって。
息子さん3人がそれぞれ舞台に立って。

それにしても、多分、俺、これが一番沢山見た演目なんじゃなかろうか。
実は当日、チンタラしすぎて、
入場がぎりぎり遅れてしまって。
(でも途中でも入れたけれど。)

だから、今回番付もロクに見ずに、予習もなんもなしに
飛び込みで見に行った・・・・そんな感もあったのですが。

やっぱり話の筋を知ってる演目だと
ふんふん、なるほど、って思えましたねぇ。

ただ、さっきも書いたけど。
花道が短すぎる・・・「構造上」しゃあないんだけど。
兄弟が花道を進んでくる・・・そこの「華」が
ぶわっと開く前に「到着〜」ってな感じだったのが、ね。

で、ひとしきり芝居が終わったところで
「口上」となりました。息子さん3人だけ、でしたが、ね。

そこでふと気がついたのですが。
彼ら3人は「次の元号」を背負って立つ役者さんに
なることを期待されている、と。
(それと「親戚さん」が沢山同じ舞台に乗ってた、ってことも分かった次第!)

そっか!もう、元号は次のやつに変わるのよね。
ということは。中村獅童クン、エビちゃん、あのあたりが
「平成の歌舞伎役者」てことになるのかぁ・・・

彼らも最初は「大丈夫なんか?」って思ってたけれど、
各自銘々、立派になってるもんなぁ。

そんな「新しい元号の歌舞伎役者」がどうなるのか、
これから見続ける、と言う楽しみがあるんだな・・・
ってことに気づいた口上、でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その二、
義経千本桜
渡海屋・大物浦


義経千本桜、にこういう話がある、ってのは
きちんと自覚してなかったっすねえ。
しかも2時間の超大作。そう、オペラ一本分だわな。
いや、大物浦は、なんか見た記憶はあるのですが。

いわゆる、源平合戦のお話、なんですよね?
義経を迎え撃とうとして返り討ちにあった知盛。
・・・でOK?
当然、ここで芝翫さんが主役、ってことで。

いやいや、このお方も。
橋之助さんだったとき、勘三郎さん(勘九郎さん)から
さんざん、いじられてたですもんね。

ずっと昔のお芝居でしたが。
二人がサシで対話するシーンで。
勘三郎さん(当時は勘九郎さん)が
ジャンジャン、「奥様」のことで小ネタをアドリブでぶち込みまくって。
さすがに橋之助さん(当時)も「ププッ」って噴き出しつつも、
笑っちゃいけないシーンなので、
必死で肩震わせて、でも笑うのをこらえてる・・・

そんなやりとりがとても「ライブで芝居を見ている」感がして、
ああ、この二人のやりとり、色々とみていきたいなぁ・・・

って思ってたら・・・ねぇ。

今、それは勘九郎クンが引き継いでいますが、
やっぱ芝翫 さんが今や一門を引き締める、って立場なんだろうし。

となると・・・

やっぱり。三田寛子ちゃんは偉大なんだろね(笑)。
もう、絶対足向けて眠れない、っていうか、
立派に梨園の奥を取り仕切る人になったんだろね。

マスゴミのアホアホな芸能レポーターのツッコミにも
見事に切り返してたもんなぁ。

息子3人ももうけ、それぞれ立派に役者さんになり、
それを引き締める芝翫さん、
そしてその手綱を引く 奥様(笑)!

きっと一門はまだまだ安泰でしょうね。

そうそう。脱線しましたが。
このお芝居、予習なしに見たけれど、
大物浦の最後のシーンを見て
「あ、これかぁ!」っては思ったですね。

けど、何か少し抜けてたような・・・

そこは、一緒に見に行ったカミさん・そして歌舞伎大好きな
お世話になってる指揮者センセの会話から、
やっぱり「一部省略」があったようですが・・・

でだ。
折角の大ホールでの舞台なのに・・・
女形が海に飛び込むシーンが、なぜか「テーブルの上から」「それっ!」って
かる〜く飛び降りてる、って風にしか見えなかったんですよね。
そして、最後、錨と自分とを大縄で結びつけて懐中深く沈む・・・
そのシーンも、なんだかうわぞりながら後へ「バタッ」って倒れた「だけ」
にしか見えない・・・

なんだかなぁ・・・

そこはもう少し、どうにかできなかったのかな?
盛り上がったところでの悲劇なのに、
安全第一で飛び降りましたね・・・って見えちゃったのは残念。
それこそ、大ホールならではの演出、って方策なかったのかなぁ。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その三、
二人椀久

これも、予習なしに見たのですが。
なーんとなく、見た覚えがあるような、ないような・・・

これは仁左衛門さんと勘九郎クンとの二人の舞。
ゴールデンコンビとなれば、玉三郎さんなんだろうけれど、
これが勘三郎さんじゃなく、勘九郎クン、っていう所に、
またひっそりと感慨を覚えた次第。

そうか、平成もあと4ヶ月少々で終わるんよなぁ・・・
って、なぜかしみじみと。

舞そのものは、そらもう綺麗で立派で。
ただただ、ため息。

でも・・・これまたホールのことですが。
ホント、最新式の「ハコ」だからだろな。
「暗くする」と言えば、文字通り真っ暗に!
いや、ホント、手元すら全然見えない、真っ暗な状態!

だったら・・・むしろ藤娘でもやってくれた方が
「真っ暗」→「パァァァァン!」と「真昼並みの明るさ」
で、そこにたたずむ藤娘。

それこそ、ホールならでは、って思ったのは俺だけ、かな・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とまぁ、なんだかんだ言って、
今年も目一杯楽しかった顔見世。

さっきもちょろりと書きましたが。
過去、何回かあまおけでお世話になった先生と
カミさんと、が歌舞伎で意気投合して。
それ以来、ちょうど12月には大阪でお仕事のあるセンセ、
仕事帰り?に、ご一緒に顔見世見るようになって・・・
もう5年くらいになるのかな?

やっぱり趣味が一緒の・お世話になってるセンセと、
また全然違う空間で一緒に物事を楽しめる、
それって、すごくありがたいことだなぁ・・・
と、深く御礼申し上げる次第。

ということで。
去年も今年も南座では無かったですが、
多分、来年は南座のリ・オープン、ということで
南座に戻るんだろうな。

小さな芝居小屋、でっかいホール、
それぞれで見た歌舞伎は、それはそれでとても面白い体験でした。
その上で、来年、再び南座で見る歌舞伎、
新元号で始まる新しい歌舞伎、
どうなるか、今からもう、楽しみにしています。

こういう時は、ホント、京都にいてよかったなぁ、って思えます。
ふふ。







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