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zoom RSS アンドロメダ「・・・」/見えないもの・想像すること

<<   作成日時 : 2018/08/13 11:43   >>

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暑い!暑い暑い暑い、いや、もう熱い!
と日々叫ぶ今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。。。。。

いや、もう、ただただ熱くてタマランので、
今日はたったのこれだけ・・・

ちうわけではないのですが。

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改めて、7月上旬の西日本豪雨で被害に遭われた皆様、
心からのお見舞い、申し上げます。

でも・・・あの時ウソみたいに猛烈に降りまくったのに、
実はこなた、京の地ではそれ以来、雨らしい雨が全然降ってないっす。
もう1カ月以上?
いや、十数分程度の?通り雨程度?ってのは
「限られた地区」ではあったようなのですが、
普通に「目が覚めたら「あぁ、今日は雨ね。」」的な雨の日とかは全然なし。

思い出そうとしても、「そういや、1日か2日、1時間程度かなぁ、
カミナリ付きで雨が降ったっけ?」ってなもんです。

でも、かたや北関東や東北や中部では、40℃になったかと思えば
「記録的短期集中豪雨」とか?1時間に100mm?

1時間に100mm、ってのも俺が幼少のみぎりには
年に1回、そういうのがあっただけで「大ニュース」だったのが、
今や、もしかして、下手したら?毎日?毎週、なんか
そんなこと言ってません?特に今年なんざ・・・?

そりゃ、今降ってくれないと冬場の渇水とかが問題になるんだろうし。
関東とか、四国とか、は時々水不足、っていうニュースがありますが。

でもね。毎年「今年は異常だ」って聞き飽きたとは言え、
いや、マジ、今年は心底、めっさ「異常」なんでは?

一体全体、温暖化っていうヒトコトで終わらせていいんだろうか?
って思うくらい、ふと不安を覚える今日この頃、だったりします。

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そういう不安、って目に見えないから不安、
ってこともあるんでしょうねぇ。

そんなこんな、で強引なイントロですが。

今日の備忘は、先週に引き続き「名画座」備忘。

いや、名画じゃないかも、ですが。ともあれ、
最近見た映画、です。

見たのはこれ!

「アンドロメダ・・・」

先週のエルミタージュはWOWOWでしたが(録画)、
こちらは「BSプレミアム」。でも録画。

この映画。まず最初に、ベタな突っ込み。
タイトルの「・・・」ってなんだろ?
なんか、こういうの(符合)がついた邦題、って何かあるかな・・・?

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とにかく。
原作は マイケル・クライトン の 「アンドロメダ病原体」。
映画の原題もこれと全く同じ(はず)。

M・クライトン、って結構SFフィクション?な小説、
色々書いてますよね。

なんといっても、ジュラシックパーク、でしょうかね。
「現代(当時)の化学理論」であり得る話を、さも「あり得る」から
「出来ます」に置き換えて、サスペンスに仕立てたり。

今や遠い・忘却の彼方ではありますが、
実は何を隠そう(隠すまでもないが)大学では化学、ってのを
形だけベンキョしてた私は、この手の小説、一時期結構嵌まってたんですよね。

他にも「緊急の場合は」とか、ジュラシックの続編の「ロスト・ワールド」、
そうかと思えば「大列車強盗」みたいなの、とか。
そうそう、「ウェスト・ワールド」なんてのもありましたね。
これは監督したんだっけ。
科学を用いたテーマパークで科学が暴走する、ってのは
ジュラシックパークに繋がってるんですよね。

ま、和訳の良さも相まって?
テンポ良く読めるし、化学な理論チックな部分も感じられて、
嵌まってたんですよね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、この映画。

邦題の「・・・」はとにかく。
これ、ロバート・ワイズが監督してるんですよね!
思えば、ワイズも、ほんっと、いろんな大作手がけてますよねぇ。

ウェストサイド、サウンド・オブ・ミュージック、そうかと思えば、
スター・トレック(映画第1作目!)。

そんな監督が手がけた・・・と思いつつ見てると、
案外、「雄大な世界」というのとは正反対な作風かな?って思って、
あれ?・・・なんではありますが。

ちょっと脱線。回り道。

この作品、原作。M・クライトンの原作、って
1968年?9年?に発表されて。
で、その直後、1971年に映画化されてるわけですが。

ある意味、これ、もの凄い時代感覚なんですよね。

だって。
1969年、ってアポロ11号が月面着陸した年ですもん。

そんな年に「宇宙からの微生物」が凶悪化する、ってネタ。
まさにタイムリーじゃなかったんだろか?

* ちなみに。映画カプリコン1は、1977年、つまり
月面着陸から10年も経っていないときにできた
「疑似・火星着陸」が話のネタになってましたよね。

* それから、小松左京の「復活の日」は、1964年に発表。
これなんざ、小松左京の慧眼、と言えるのでは?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、その映画・・・ですが。

ま、71年の映画だから、今更ネタバレも何もあったもんじゃなかろ、
って勝手に決めつけときますが。

映画。これは原作と同じく「仮想のレポート」を映像化しました、
みたいなイントロでしたが。。。

最初は宇宙に打ち上げたカプセルが人口100人もいない
ちっちゃな田舎村の近くに落ちて、それを改修に行く場面から。

そこで真っ先に思い浮かんだ単語が「古い〜!」。
いや、レトロ!の方が正確かしら。

何が、って、「今」だと、そういうシーン、宇宙からのカプセルを改修する作業、って
多分映像と音声と、同時に中継してるはずなんですよね。
でもこの作品では、壁に掛かった昔ながらのスピーカーから流れる声と、
音声に反応するオシロスコープのアップだけ。

そして回収班とは、普通の黒電話?有線電話でやりとりしてる。
これも「今」だと、回収班はスマホとかタブレット使って通信するだろうし、
オペレーションルームには、液晶画面がずらりと並んでるだろうけれど。

ここに移るのは、コンピューターの画像、それもブラウン管。
当然、ウィンドウズなんてOSはないので、
「昔ながら」のPC画面。MS-DOSっちい、アレです。

これは・・・いっや〜、アップルさん。スティーブ・ジョブズさん。
ある意味「罪作り」かも?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやいや、それはいいとして。
そのシーンに一瞬失笑した直後、ふと思ったんですよね。

「見えない」

そう!現場で何が起こっているのか、どういう状況なのか、ってのは
全然映像に出ないんですよね。
その中で「おいっ!あれは死体じゃないか?」
「町全部が死んでいる!」「今にも動き出しそうだ。」
「いや、そんなはずは・・・・ぎゃああああああ」

という音声「だけ」。
つまり、最初から見る側は「脳内環境」で「音声を勝手に映像化」
してるんですよね。

これ、ホラーの基本形では?

こういうのって、あえて「見えない」ことで恐怖心をあおる・・・
それがこの時代・1970年だと、「わざと」見せないんじゃなく、
ホントに見えないから、余計に怖い・・・

一体村で何が起こったのか?

そして話はスムーズに進んでいきます。
当然、「これって、めっさ、やばくね?」みたいな感じで
「ワイルドファイヤー」警報が出される、と。

主任の科学者はパーティーのまっただ中、警察にしょっぴかれるし。
* この手のシーンでよくある話。
「あなた、一体何が起こったの?私たちに何か起こるの?」
「いや、ダーリン。ちゃんと帰ってくるさ。それまで頼んだよ。」
・・・という場合に限って、めっさ危ない、または帰れない・・・

でもって、「手際よく」対策チームが緊急に集められて、
ネバダ?のど田舎にある「農務省管轄・実験農場」に連れて行かれて。

で、そこの地下が、チョー厳重にバイオ管理された研究施設、と。

このあたりの説明シーンが、ある種時代ではありましたが。
今で言う、CG画面?っぽく、TVモニター画像を使いながら、
今ここにいますよー、って説明とか。

余りにも神経質な、それこそ 新東京市 の ジオフロント 並みの
無微生物状態の現出・・・?

でも。多分760年代後半で全部理論上は出来てたんだろな。
そういう考えと理屈と。

マイケル・クライトンの面白い、そしてすごいなー、って思うのは
そういう部分もあるんですよね。

今発表されてる情報等をより集めたら、
実際その気になればこのくらいは出来る、と。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ううむ。脱線しまくり・・・・

で。真剣に、めっさ除菌されて、最下層のクリーンゾーンに集まった4人のチーム。

やってることは、未知の微生物の特定作業、なんですが。
これがまたあり得ないような設定。
でも「宇宙から来た道の微生物」という「看板」をかけておけば、
ある意味、なんでもあり?

この微生物、人間に接したら(空気感染)、2分で死に至る、という恐ろしいもの。
しかも、血液が全部微粒子と化してしまう、そんな恐ろしいもの。
そして、周囲のあらゆる形態に応じて進化を進める無機物。
多分?正六方体?の骨格がどんどん成長して、進化していく、と。

でも、アインシュタイン曰く、「あらゆる例外には例外がない」・・・だっけ?
このナゾの微生物は、生息できる(血液の)pH環境の範囲がめっちゃ狭い。
なので、血液をアルカリか酸性か、どちらかにちょっと振れば
たちまち死滅しちゃう、というネタ。

なので、街の人は全滅したけど、
アル中親父(酸性)と、泣き止まない赤ん坊(疑似酸欠=アルカリ)だけが
奇跡的に生き残った、と。

で、この手の映画のお約束、ですが。
全てが分かったとき、研究所そのものが汚染されてしまう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

伏線はちゃんと張ってあって。
汚染される直前、戦闘機が汚染区域上空を1〜2分飛んだ、それだけで
まずガスケットなどの「ゴム製品部分」があっという間にボロボロになって、
次に汚染された空気を吸い込んで、パイロットは即死・・・

で。研究所内で、同じゴムを使って「密閉したはず」の室内で
微生物を拡散させたもんだから、あらゆるガスケットが破れて
汚染が始まって・・・

で、研究所としては、最終手段として「格による自爆」が作動。
でも4人のチームは無害化する方法を得ていたと同時に、
膨大なエネルギー、例えば核爆発、を与えると、それこそ爆発的に
急成長し、地球上を一気に汚染、人類破滅、ってなっちゃう・・・

で、お約束のお約束。自爆数秒前に辛うじてセーフティーを作動させて
事なきを得た、と。

で、大気中に出た微生物は、人工酸性雨を降らせることで
全部ただの無機物となって、太平洋上空に。
その微生物はやがて海に沈んで無害化され、死滅する・・・

で、めでたしめでたし、なんです・・・んが・・・・・・・

映画として思い返せば、最後の盛り上げ・サスペンスが
頂上に向かう部分が、ちょっと冷静すぎただろか?

まぁ、そんな最先端の科学者が猛烈に同様されちゃこまるんだが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうそう、で最後の最後にある種のネタ証し。

実は、そもそもなんでカプセル打ち上げて回収したのか?って話ですよね。
で、コードネームが必要、ってチームが要請したら
ほぼ即レスで「アンドロメダ」って名前が付いて・・・

カプセル回収から後があまりにも手際が良すぎる・・・

つまりは、最初から米軍が「新型生物兵器」の研究のために、
宇宙の微生物を使えないか?と思って、採取した・・・

それが全ての始まりだった、という、オチ。

これ、小説だと「冷や汗」感じるのですが、映画だと変に映像があるから?
なんか、淡々と「あぁ、そうでしたか。」で終わっちゃって、
ちょっと興ざめ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、改めて映画見て、原作本を斜め読みして、ふと思ったんですよね。

「見えない」

これ、実は現代へのアンチテーゼにならない?
何でもかんでも見える、ってことは安心できるけど、その分
想像する余白ってのがなくなってしまい、
見えることだけが正しい、って風潮につながって、ない?

まぁ、「俺は見えるものだけしか信じねぇんだ」って、ハン・ソロが言えば格好いいけど。

最初のシーンも、映像があればそこまで恐怖にはならんだろうし。
実際、翌日現場のシーンが映って、「あぁ、想像通り」とか「もっと違うの想像してた」とか、
細かい答合わせシーンはあったけれど。

基本的に、映像半分、あとは台詞から想像、そして
肝心の「アンドロメダ病原体」の姿は、モニター越しでしかわからない、
成長、進化の度合い、ってのも一瞬「ドキッ」ってする映像でしか示さない・・・

めっちゃ手に汗握るサスペンス、というのではないですが。
でも、これを書いたのが1969年、というのを考えると、
そして映像化したのが1971年、ていうのを考えると。

やっぱり映画、ってすごいなー、と思ったり。
M・クライトンの、理論を集めて小説にしちゃう、という、
SFサスペンス?の作風が「嵌まるわ〜」って思ったり。

あげく、地球外微生物で人類が滅びる、ていうテーマで
1964年に小説(復活の日)を発表した小松左京ってすごいなー、
って思ったり。

さらには、もしかして、これのオマージュ?いやそんなんじゃないだろうけど。
エヴァンゲリオンの第13話、使徒侵入、のシチュエーションっぽいな、
って思ったり。

そうやって、小説とか、映画とか、「想像させる」「(あえて)目に見せない」
ってのも、なかなかオモロイ、というか、昨今そういう手合いがないのが
世情の荒れかたに繋がってるのかなぁ・・・って思ったり。

見えない、だから想像する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、最初に戻って。
タイトルの邦題「・・・」。

これ、見た側が想像しろ、ってことなのかなー?
「アンドロメダ・・・」って。アンドロメダの何?一体全体、アンドロメダがどうしたっ?
そう思って映画を見なさい、って暗示?だったのかな・・・?

「・・・」に入る言葉を想像せよ?
みたいな・

見えないものを想像する・・・
そういや、音楽、って芸術もそうだもんねー。

想像する、ってのが、人を思いやる・・・ってのは飛躍しすぎかな?
(尾木ママ系?)

まぁ、名画、ってほどでは・・・かもしれませんが。
原作、今となっては古びた表現もあるかも、ですが。

盆休み中、もう一度、ほげー、ってしながら読んでみようかな。

そういや「読書」っていつの間にしなくなっちゃったんだろ・・・

にしても。あつー・・・・・・・・・

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