「今」見る「30年前から見た「今」の30年後」

あっという間に1月が終わり、
2月に入ったけれど、
まずはそれなりに/暖冬なりに、
普通に天気は推移するのかと思いきや、
今週は、え、なんですか?陽気に恵まれた週?
とかなんとか言う一方で
そろそろ花粉情報が始まって
色んなことが鬱陶しいなー、
って思ってしまう今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

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俺が今使っている携帯のサービスで
花粉情報と天気予報と、別々に
受信するんだけどさー。

それがまた並べて受信すると
なんだかマヌケでね。

「花粉情報・今日の飛散は殆どないので
洗濯物を乾かすのには最適です!」

とある一方で

「明日はジメジメした雨なので
洗濯物は室内で生乾き程度でしょう」

って、どないせー、ちゅうんじゃいっ!

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さて、そんなこんなで。
最近、ある意味データ整理も兼ねて?
ちょっと嵌まってしまった、ながら見映画。

また十数日かけて?一本見終わりました。
今日はその備忘録を、ざらりと。

見た映画はこれ

ブレードランナー 2049

これ、今更説明するまでも無く、
あの「名作」と言われたブレードランナーの続編、です。

あの時描かれた「未来」が近づいてきた今、
描かれた「未来」の「未来」を描いた、
っていう、ある種メタ構造?ってやつ?
ですね。

これ、今更なおさらい、ですが。
ブレードランナーの封切りは1982年。
その頃といえば、それまで見向きもされなかった
SFが、スターウォーズの登場で
一気にブームになって。

でもブームになったのはいわゆる「スペース・オペラ」。
なので、同時期に公開された「エイリアン」は
まだホラーのジャンルだったり。
いわゆる「珍味」扱いですな。

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でも、珍味であってもまだ売れただけ素晴らしいけれど。

実はこのブレードランナー、
公開時は「スペース・オペラじゃない」ってだけで
不遇を託ってしまったんですってね。

確かに俺も気にはなったけど
劇場で見たワケでもなく。

その後、レンタルビデオ(!!!)でざらりと見た程度、かな?

でも「1980年代から見た」2019年、って
今になって振り返ってみれば
「うっそー、そんなに急激に物事は発達せんでぇ」
ってことばかり。

脱線ですが。
1980年代頃までに作られたSF・未来もの、で
一番致命的な「発明品」って、
「液晶テレビ」と「携帯電話(スマフォ)」ですってね。

ま、そりゃともかく。
本作は、「あれから30年たちました」
という内容。

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でだ。
ざらりと見終えたファーストインプレッションって・・・

長いっ!暗いっ!

でしたねぇ。いや、ファンの皆さん、ゴメンナサイ。
確か本編、2時間半以上?
でもって、映像のトーンがかなりダーク、グレー。

それもそのはず、生態系は完全に破壊されて
酸性雨が降りまくり、天気も荒れまくり、
それが「今(2019年)」の30年後・・・・

ホントにそこまで行くかなぁ?

そういや、ロボコップじゃ(初期のやつね)
ストーリーとは関係無く
背景で流れるニュースで皮肉ってたり、ってのはありましたが。
(スターウォーズ計画で配備された衛星が故障して、
元大統領2名の別荘が全焼、2人とも焼死しました、みたいな。)

でも、ロサンゼルスの街並みは
全作以上に雑多で、いや、猥雑っていうのかな?
摩訶不思議な世界に。
そこら中に日本語?があったり、
Kと屋台の親父が日本語・英語でストレートにお互い会話してたり。

確かにブレードランナーはその後発生する
サイバーパンクに影響を与えた、って言われますし、
あの攻殻機動隊だって、似たような世界観を提示してますよね。

うん、強力わかもと?「警察」?
そうかと思えば、ハングルもあったり、アラビア語っぽい単語もあったり。

それが2049ではもっと猥雑になって、
ごたまぜになって。

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俺はそこまでブレードランナーのヲタじゃないので
よくわかってなかったですが。

前作と本作との間にレプリカントの暴動?テロ?があって、
高硬度核爆発が生じて、それ以前の電子データは全損、
残ったのはペーパーmediaだけ、と言うのも
なんだか黙示録的な。

で、その高硬度核爆発の発生地って・・・
そか、ラスベガスね。
そこが、2020~40年代の各地の「情報集積地」全体の
中心地になってた、ってことか。
まあわからんでもないが。

そういや話の舞台は引き続き西海岸だけど。
それほどまでに世界があれまくってたなら、
東海岸は壊滅したんだろな。
そか、日本も水没してなくなってる?・・・
だから西海岸に退去して押し寄せて?

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うーん。
随分と脱線、話が横道逸れましたが。

確かに長い、とは思いましたが。
これ、全作を踏まえてみたらやっぱり必要なんでしょうね。この長さ。
SFX、撮影技術も30年でめっさ進んだし。
確かに原作の「アナログSF・手作り感」とは全然ちがって、
ある意味スタイリッシュではありますが。

結局、このお話も「自分捜しのたび」ってことなのかな。
Kは自分がレプリカントと知っている(この点は全作と全く違う)、
そしてデータ・ホログラムの彼女がいる、
(起動音が「ピーターと狼」ってのがなんともいえないですね・・・)
で、乗ってる車はプジョー。

って、協賛なんだろけど、フランスの会社、って
そんなに長続きするかなー?!

メルセデス、BMW、TOYOTAあたりなら2049年でも
生き残ってるだろうけれど・・・?

で、冒頭からいきなり伏線張りまくり。謎かけだらけ。
Kが操作する農場で対峙するレプリカントに
「お前は奇跡を見ていない」と。

奇跡?

で、やがて農場を操作中にトンデモナイ者を発見して。
それが実は彼女で、彼女は出産した後死んだらしい、と。

でも土葬された骨をよくよく見ると・・・製造番号?

でも「そんなこと」があり得る?
いや、あり得たら困る、だから抹殺しろ、っていう命令がKに。

でも、レプリカント側(会社側)は
きちんと繁殖できる、という「製品」を送り出すことで
人類を超えた存在を作る、彼らが支配する世界を作る?

で、なんだかんだで、話が進んでいくと
ついに登場、デッカード。(これ、デッカーが正しいんですかね?)
当然、彼も30歳トシを取って、リタイア状態・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

って、これ、スターウォーズのエピソード7のパクリとちゃうんかな?
いや、スターウォーズがパクッたか?

ともあれ、「ちゃんと」30年トシを取ったハリソンフォードが登場して。
レプリカントの捜査官Kとバトルシーンがあって、
その直後「イッパイやるか?にぃちゃん」みたいな・・・

うーん。わからん。素直に、わからん。
でも単純に、かっこいい。Kもデッカードも。

で、どうやら、デッカードは前作でレイチェルと一緒に消えて・・・
その後レイチェルが妊娠して出産、でもそれと引き替えに
自分は死んで・・・

って、要するに「機械人間」が「子供を産んで」しまった、
だからそれは「人類」にとって脅威となるから
その証拠を全部末梢せよ、
というのが真の目的だった、と・・・

うーん。まだ、なんか、こう、弱いねえ・・・
ストーリーの押しが、時間かけてるわりには、弱いっちうか・・・

で、結局最後は、デッカードは自分の「娘」と巡り会い、
その外ではKが瀕死の状態で・・・・

で、ジ・エンド。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ううむ。
これ、細部なとっても描き込んでいて「綺麗」だし、
「今」になってみる「1980年代からみた未来=今」と比べると
そりゃ断然綺麗なんだけど。

そうですねぇ。。。。。
最初の・ファーストガンダム、かっ?

これ、オリジンってことでファーストの「前」を、CG使いまくりで
「綺麗に」描き直してるでしょ?
なんか、それに近い感覚・・・かな。

そういや、ガンダムも初放映時は全然人気なかったんだよねー。

ブレードランナー だって、公開時は全然空振りだったのに、
終わったあとから、なんかヲタの間でどんどん祭り上げられていって、
今や「時代の名作」なんだもんね。

いや、確かに名作だのに、なんで見逃したんだろ?って思ったり。

でも最初の編集の荒さから、いろんな話?伏線?オチ?が
勝手に派生して、どんどん想像が広がって・・・

それもまた名作が起こす1つの現象でしょうね。

だから、今度はレプリカント側から描いた未来像が
ストーリーになったりして、ね。

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でだ。
この2049。
多分、だけど。
結局、刑事・警察ものなのか、ラブストーリーなのか、
単純にサイバーパンクとして捉えるべきなのか・・・

そこらへんのフォーカスがよくわからないので、
見終わったあとも、なにか回収し切れてない気がしてるんだろな。

うん。見終わったあとは確かに長っ!って思ったけれど。
でもこれ以上どこかをカットされちゃうと、
もっと話が見えなくなってるかも、ね。

それと、音楽。これもヴァンゲリスなのかな?
重い、重い、シンセサイザーによる音楽。
(だからこそ、ピーターと狼の一節がめちゃくちゃ浮き上がる。)
確かにこの世界観にはぴったりなんだけど、
音だけでも重苦しい未来の世界観を出せるのな、
って、そこは素直に「ほー」って思いました。

うーむ。
きっと、これは前作をきちんと見て理解・解釈できていないと
ちゃんと理解できない手合いの作品なんだろな。

というわけで。
ちょっと前にBSでオンエアされた
「ブレードランナー  ファイナル・カット」を引き続き
ながら見、してます。

それでまたこの2049も見方変わるかも。

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それにしても・・・
続編、新解釈、リメイク・・・・
ちょっとここんとこ、多すぎやしないかな。
2000年に入ってもうすぐ20年。
そろそろ、風とか、2001年とか、サウンドオブミュージックとか。
スターウォーズもそうかな。
ああいった、「未来に残したい映画」っての・・・
なかなか生まれない、ってのは、1980年代に思い描いたSF時代に
「時間だけ」が追いついたから・・・なのかなあ・・・

うーん。やっぱりちゃんと「ブレードランナー 」もいっぺんみよう。


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