銀英伝まで・・・?

9月もいよいよ終わり
暦の上では10月、秋、芸術の秋、食欲の秋、
朝晩が涼しくなって、虫の声も心地よく聞こえる・・・
聞こえる・・・
はずが・・・?!
一体お天道様はどーしたんですかっ?
台風がいきなり来て大暴れするわ、
雨なんて降るところには徹底して降るのに、
こなた関西圏じゃ、「雨降るぞ、大雨降るぞ、雷雨になるぞ」
と連日連呼してるのに、結局「ふるふる詐欺」で終わって、
湿度だけがどんどん上がって、
あぁ、ドーハとか、来年の東京とか、
屋外競技はこんな感じの中でやるのか?
と、今更ながら心配せずにはおられない今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日の本題のその前に?!

先週の続き、ですが。
ラグビー日本代表?!
一度だけなら「奇跡」なんでしょうが、
ここまで来るともはや「奇跡」じゃなく「実力」?
そりゃフィジカルじゃ歯が立たなかったのかもしれないけれど、
作戦、分析、フィジカル管理、
そういったものの「総合力」が
再びの勝利を導いた!?

ホント、素晴らしい。誇らしい。
一生に一度・・・まだまだTVにかじりつきそうです!
ガンバレ・ニッポン!
トーナメントまで行ったれや!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで。(うーむ。)

いきなり、今日のお題はこれ。

「銀河英雄伝説/Die Neue These」~邂逅~

まず、これみて最初に思ったのは
「銀英伝よ、お前もか」
でしたねぇ。

これ、原作があって、殆どそれに忠実に
アニメ化されて、ってのがあったわけで。

原作は読んでないけれど、
TVアニメは全110話もする
それこそ「歴史絵巻」なお話で。

それも、wikiみたら1988年から2000年までの
長期にわたり、アニメ化された、というじゃないっすか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

作品そのものは知ってたけれど、
CSに加入して、初めて?全編見る事が出来て。

うーん、たしかによーできてるわ。
架空の、SFに舞台を借りた歴史物、という出で立ちながら、
だんだん、作家(田中芳樹)の政治的思想が濃くにじみ出す、
そんな印象だったんですが。

この作品もご多分に漏れず?
90’sのアニメにありがちな、作画の荒さ、ってのは
見ていて「唯二」気になってたんですよねー。
みるたんびに、きになってたんですわ。

まあ、最初の放映形態はよく知らないのですが、
とにかくスケジュールに追われて必死に「セル画」を
書きまくってたんだろうな、と。

全部で4部構成?かな。最後の方は
どこかのスタジオに丸々任せたのかな?という感じで
チョピリ安定感が戻った気もしますが。
第2部あたり、かな?
おいおい、ラインハルトって、そんな普通なオッサン顔じゃあるまいに、
って思ったり。

でも、ガンダムやヤマトなど、ここ最近
ある意味「リメイク」で、CG使いまくった綺麗な絵で
作品を再構築する、ってビジネスモデルが確立されたからか、
次は何をやるんだろうか?

・・・とは思っていたのですが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まさか、の銀英伝?
全110話を全部再製?
そりゃ、CGを使いまくれば、同盟軍艦船の艦橋とか、
帝国軍の数を生かした迫力とか、
とても綺麗に見えてすっきりするんだろうけれど。

この銀英伝。「石黒版」って言うんですって?
なにがすごい、って声優陣の豪華さだったんですよね。
一番印象に残っていたのは。

これ、制作陣の方針とか、で、一度使った声優は
どんなちょい役でも、二度と使わなかった、のだとか。
だから、当時存命していた男優(声優)は
著名な人から若手にいたるまで、ほぼ全員が
何らかの形で関わった「銀河声優伝説」とまで
言われたのだ、とか。

その一方、話の性分からか、女性陣はほっとんど出演がないだけに、
播恵子さんの「アンネローゼ」と、榊原良子さんの「フレデリカ」が
とっても印象的ではありましたが。

ともあれ、人選もぴったり、「ちゃんと描かれた」
風貌と性質にぴったりあった「声」なだけに、
「これをもう一度作るの?」という驚きは
ものごっついありましたね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それと。
唯二の心配のもう一つ。
それはBGM。
こっちはうろ覚えですが。
たしか石黒版の銀英伝は制作が徳間さんとこで、
作成当時、ドイツのどこかのクラシックレーベルを
まるごと買い取った直後(バブル時代!)だったので、
やたらめった、クラシック音楽を妙に切り貼りして、
それが(声優とは違って)妙に・微妙にずれてて
キモチワルー・・・だったのですが。
そこもどうするんだろうな?と。

あれだけ膨大な作品の映像化。
やるとしたら、スターウォーズに見られる、
ワグナーのパクリ、即ちライトモチーフでもするのか?
はたまた、昨今定番化したアニソン路線なのか、
と思っていたのですが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、この新しい銀英伝。「ノイエ銀英伝」と言うらしいが。
全4話を1章として、それが3章、それがひとまとめ、
つまりひとまとめの中に12話が入っている、という、
いかにも昨今のTVアニメ放映サイズに収まった作り方。
で、1章ずつ劇場公開して、それからTVにかける、という
ヤマトが作り出した新しいビジネスモデルに
この作品も沿って制作・公開されているようですが・・・

ヤマトもそうだけど、
これも話は壮大だけど、所詮TVサイズで見るのが一番ちゃうかな?

で。さっそくTVで見た「ノイエ版」のインプレッション。

まず、当然ですが、声優陣が総入れ替え。
これは当初、ちょっと面くらいましたね。
でも、皆さん(若手中心?)めちゃ気合い入ってる、っていうか、
前作が前作なだけに、プレッシャーもあるんだろうな、と思いつつ、
しかし「これはこれでアリかな?」と。

しかも、第1話ではまだ違和感だったのが、流して見てると
あっという間に「慣れちゃいました~!」。

あぁ、なんて安直な、俺。

でも、やっぱりヤン・ウェンリーは年の割に
戦史を研究してただけあって?(という設定?)
老獪な戦術を立てて実行して「絶対負けない」という名声を得て、
本人が望まないのに、いつまでも職業軍人になっちゃう、という
ある意味皮肉な一面が。

だから、これは富山敬さんのように、経験豊富な人が
宛てるのがいいな、と思っていたのですが。
鈴村健一が宛てている、と知って、やっぱり
「あ、これはこれでアリかな?」って慣れてしまいましたね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから、BGM。
これ、結構難しかった、と思いますねー。
多分3章ごとのくくりでOPとEDを入れ替える、
今のアニソン商法を踏襲するんでしょうが。

戦闘シーンで流れていた(なぜかベー7・4楽章)石黒版みたいな
派手ぇぇぇ、な感じで無く、文字通り淡々としたBGM。
これはこっちの方がしっくりきていいな。

BGMで変に重厚感を出そうとしないのが功を奏してる、
のかな?
クラシックを知らない人だといいのかもしれないけれど、
ちょっとでもかじった俺みたいなのが聞くと、
どうにも、戦闘シーンでベー7?絵面はオペラ鑑賞中なのに、
曲はマラ3?・・・
だったから、ここはホントに安心できます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

他方、これはリメイク・総入れ替えの哀しい性?
登場人物の表情が微妙に~かなり違ってる、ってのが、ね。
しかも、石黒版に比べて、より「アニメチック」になった、というか。
そこは正直残念でしたかね。

ガンダムのファーストみたいに、できるだけリアルな顔つき、
ってのを本作でも追求してほしかったな。

ヤンとラインハルトの2人はそれでいいんだけど。
アニメチックに振るなら、もっと徹底してアニメチックに。
リアルに行くならもっとリアルに、っていうのが
ファーストインプレッション。

でもこれはずっと流して見てても、やっぱりちょっと・・・

例えばキルヒアイスの目つきはもっと優しい瞳だろうし、
真っ赤な髪の毛もくせ毛でクシャクシャ、という設定だったはず。

ユリアンだって、もっと亜麻色の、カッコイイ「高校生」
みたいな風体だろうし。

シェーンコップあたりは、もっと皮肉な?ニヒルな?
表情であって欲しかったしねぇ・・・

そこは意図して前作を避けたんだろうけれど、
正直、ちょっと残念。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから最後に、全部まとめて、ですが・・・

これ、どこまで話を作るんだろな?ってのが気になってます。
石黒版はできるだけ原作を追いかけた挙げ句110話にもなりましたが。

今回のノイエ銀英伝では、とりあえず12話ずつ・・・

だから、イゼルローン奪取戦とか、最初のアスターデ会戦とかも
意外とあっさりと話も終えたし。
カストロプ動乱だって、たったの15分?でオシマイ?
あとあと大切な伏線とちゃうんかな?と思うけど・・・

多分、ヤンとラインハルト・キルヒアイスに関すること「以外」は
バッサリ切り落とすのかもね。

確かに話を全部追いかけていたら収拾付けるの大変だろうし
(実際110話「も」作ってしまった)、けどそこまで
描き込んだならば、あとあと「外伝」も沢山作りやすいだろうし
(これもある種のビジネスモデル?)・・・

でも本筋を捕まえて話を追いかけるには、こうした方が
さっぱりして「アニメっぽく」なっていいのかもね。

それに、キルヒアイスも多分、次のシリーズの最後までは生きているだろうし。
・・・俺にもああいった「出来すぎた」副官がいてくれりゃなぁ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから。
リメイクであった、としても、作家の思想はどうやら
そのまま生かすみたいですね。まぁ、それが小説のコアだろうし、
ブレさせちゃダメなんだろうけれど。

「腐敗した民主共和制」と「善政を敷く絶対君主制」と、
どっちがいいの?という問いかけは、
むしろ「今の時代」の方が90年代よりも適しているのかも。

これ、石黒版では、だんだん作者の思想が前面に出てきて、
だからそこが唯一残念かな?と俺は思うけれど。
(そういう判断は読者・見ている側に委ねて欲しかったな。)

確かにそれなりの地位にあって、指揮する一団が混乱してたら、
どっちを選ぶ?と言われても即答できない問題ですもんね。

いやいや。この「答えのない問」を今の時代に問いかける、
これもまた十分リメイクする理由なのかもしれませんね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まぁ、なにはともあれ、これももうれっきとした
「プロジェクト」でしょうな。
全話がおわるまで、石黒版よりそぎ落としてもまだ数年かかるんだろうけれど。
まずはなんとか無事にゴールまでたどり着いて欲しいですね。

第2部が現在進行形。
となると、TVで一気に見られるのは来年か・・・

貴方の家庭に銀河の歴史を。うむ。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント